YOASOBIと「スーパーカップ」の異色コラボカップ麺!「塩とんこつ」と「旨辛醤油」両方食べてみる
#カップ麺 #スーパーカップ #YOASOBI #カップ麺一行3昧
今回レビューするのは、大人気音楽ユニット・YOASOBIと、エースコックの「スーパーカップ」ブランドによる異色コラボカップ麺。「スーパーカップ1.5倍×YOASOBI 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン」240円(税別)と、「スーパーカップ1.5倍×YOASOBI 電光石火のにんにく香るビリッとやみつき旨辛醤油ラーメン」(同)です。共に6月5日から発売中。
インパクトのあるパッケージデザインもYOASOBIとのコラボ。商品名の「電光石火」は、YOASOBIが4月から6月にかけて全国7カ所で開催する初のアリーナツアー「電光石火」から取ったものとのこと。
Z世代を中心に、もはや不動の人気を誇るYOASOBIとのタイアップなので、食べるまでもなく勝者感の漂うこの商品。最近も、アニメ『推しの子』の主題歌『アイドル』が大々ヒットしているYOASOBIですから、カップ麺でもキメてくれるはずです!
2品が同時発売となっていますが、「塩とんこつラーメン」はボーカルのikuraさん、「旨辛醤油ラーメン」はコンポーザーのAyaseさんの監修となっています。パッケージを見る限り、「塩とんこつラーメン」は「ごま」、「旨辛醤油ラーメン」は「にんにく」がキーパーツになっていそう。
YOASOBI×「スーパーカップ1.5倍」2品の内容物
両商品の内容物を見ていきます。「塩とんこつラーメン」の別添袋は「粉末スープ」と「調味油」の2袋、「旨辛醤油ラーメン」は「液体スープ」、「かやく」、「ふりかけ」の3袋が入っています。
フタの裏には、「塩とんこつラーメン」にはikuraさんの、「旨辛醤油ラーメン」にはAyaseさんのサインとメッセージが描かれていました。それぞれ2種ずつあるそうで、筆者が手に入れた2種は手書き感が満載でした。
それぞれに先入れの別添袋を開けた状態。「塩とんこつラーメン」の「粉末スープ」には大量の白い粉末と粒ごまとネギが、「旨辛醤油ラーメン」の「かやく」にはかきたまやネギなどが入っています。
麺はどちらも90グラム入っていて、ほかの「スーパーカップ」の商品と同じく1.5倍の大盛サイズ。「旨辛醤油ラーメン」が「スーパーカップ」でよく見る黄色い麺なのに対し、「塩とんこつラーメン」は細めで白っぽい色味の麺が入っていました。
Ikuraさん監修/「塩とんこつ」ごまだらけな一杯!
まずは、「スーパーカップ1.5倍×YOASOBI 電光石火のごま香るホッと幸せ塩とんこつラーメン」240円(税別)を実食。ボーカルのikuraさん監修のフレーバーです。ikuraさんは唐揚げが好きだとどこかで聞いた覚えがありますが、今回のカップ麺には唐揚げは入っていないようですね。
乳白色の豚骨スープに、細めの油揚げ麺と、粒ごま、かきたまなどの具が合わせられています。
ごま油の風味を効かせた豚骨スープです。豚骨スープ自体の主張は控えめで、豚の旨みでコク深くはあるものの、主役の座は粒ごまやごま油に譲り、豚骨は脇役として下支えに徹している印象でした。監修したikuraさんはあっさり味のスープが好きとのことで、確かにコテコテはしていなかったです。
スープ表面にはラードやごま油由来の油脂が浮いており、湯気からごま油が香ってきます。さらに大量の粒ごまも浮いており、ごま油と粒ごまによる合体攻撃は「ミナデイン」を思わせるロマンがありました。
今回の一杯ではごま油と粒ごまが主役となっており、特に粒ごまは尋常な量ではなく、あっさりめな味のスープの中でごまの存在感は別格。スープをあえてあっさりにすることで、ごまの存在感を際立たせています。
麺は、湯戻し時間3分の中細でストレートに近い形状の油揚げ麺。博多豚骨ラーメンの麺ほど細くはないものの、いつもの「スーパーカップ」の噛み応え重視のパワフルな麺とは明らかに異なり、プツンと切れる歯切れのよさやストレートに近い形状は、豚骨ラーメンの雰囲気を出していました。
大量の粒ごまをメインに、大豆そぼろ、かきたま、ネギが入っています。粒ごまはインパクト抜群なものの、そのほかの具については残念ながら量が少なくて存在感が希薄でした。
ちなみに、6月から多くのカップ麺が値上げされ、「スーパーカップ」ブランドのレギュラー商品は定価が240円(税別)になりました。今回の商品はレギュラーと同じ価格設定ですが、価格設定を考えると具の量は少し物足りない印象です。
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