NHK、和久田麻由子アナ復帰人事で…一人勝ちした「今年の紅白司会」は誰か?
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マスコミの大方の予想を覆し、NHKの絶対的エース・和久田麻由子アナが電撃復帰を果たした。和久田アナは第一子の出産に合わせて産休・育休中だったが、4月3日から『NHKニュース7』のキャスターとして現場に復帰。産後半年でのスピード復帰となり、NHK内部でもさまざまな意見が飛び交ったとスポーツ紙記者は説明する。
「NHKとして、産後の女性の社会復帰を後押しする意味合いも強かったですが、あまりにも早すぎて波紋を呼んだ。NHKこそ、しっかりと育休も取れるということをアピールすべきだという社員もいて、賛否両論が巻き起こったんです。ただ、最終的には家族の了解も取れたと和久田アナが説明したことを踏まえ、電撃復帰を決断したようです」
ただ、この和久田アナの復帰により、NHKの各番組で“横滑り人事”が発生。人気アナウンサー数名が、和久田アナ復帰の影響をモロに受けることになった。
「和久田アナの復帰に際しては『ニュース7』が絶対条件でした。というのも、この番組の担当ならば昼頃の出社でも間に合いますし、さらに放送後の反省会をしないという条件をつければ夜の8時には退社することができる。和久田アナにとっては一番いい時間帯なんです。ただ、その影響で『ニュース7』を担当していた林田理沙アナが『ニュースウオッチ9』に異動することに。さらに、『ニュースウオッチ9』のキャスターだった山内泉アナは『ニュース7』のサブキャスターとして金曜や休日などの担当へ。ここまで大がかりな人事異動をしてでも、幹部は和久田アナ推しで復帰を進めたんです」(民放関係者)
4月の改編からおよそ2カ月が経ったが、結果的にこの人事で一番被害を受けたのが、現状では山内アナだといわれている。
「山内アナは2017年4月入局ですので、地方局周りのあるNHKでは超若手です。21年度に東京の所属になると『NHKニュースおはよう日本』を担当。さらに『ニュースウオッチ9』のメインキャスターにつき、次期エースとの呼び声も高かった。ですが、いきなりハシゴを外され、和久田アナのサブになったわけで、いわば“降格人事”といえる。一部週刊誌では、地方局時代に同僚アナとの不適切な関係があった疑惑を報じられる始末。今回の人事異動で、山内アナは出世コースから外れてしまった形です。
ただ山内アナは、ゴールデンウィーク中からあとにかけて和久田アナが『ニュース7』をお休みしたときは“代打”をしっかり務め上げていました。ちなみに、和久田アナのお休みの理由はいまだに説明されていません。スピード復帰の後遺症か、なんて心配されていましたが……」(スポーツ紙記者)
無理を押して復帰した和久田アナだが、その後の評判はどうか。
「過去にも人気アナは多かったですが、ここまで幹部が露骨に“和久田シフト”を組むことに、ほかのアナたちから不満の声も出ている。特に若手は、頑張っても認められないとやる気をなくしています。また、和久田アナと『ニュース7』でタッグを組む瀧川剛史アナも困惑しているという話。本来、瀧川アナもメインキャスターなのですが、この2カ月を見る限り、完全に和久田アナの影に隠れている。番組のキービジュアルも和久田アナがド真ん中です(苦笑)。瀧川アナは、仲間内で『おれはサブだから』と自虐ネタを披露しているとか。正直、和久田アナとの関係性はそううまくはいっていません」(同上)
和久田アナに絶大な人気があるからこそ、さまざまなハレーションを起こしてしまったNHKの4月人事。そんな中でも一人勝ち状態なのが、前出の林田理沙アナだという。
「林田アナは異動に際して、髪をバッサリと切り決意表明を行った。『ニュース7』を1年足らずで降板したわけで、NHK内部では林田アナに同情する声も多い。そういった現場の空気感を察知しているNHK幹部は、今年の紅白の司会は林田アナにするつもりで調整をしているという話もあります」(NHK関係者)
林田アナの担当する『ニュースウオッチ9』は、5月15日放送で新型コロナに関するニュースを不適切な編集で放送したことが露呈。稲葉延雄会長が謝罪する騒動になった。林田アナへのバッシングはほとんどなかったが、ここでもNHK幹部は貸しを作ることになった。
「和久田アナは、まだプライベートと仕事の使い分けに慣れておらず、四苦八苦しているという。特別番組の対応は無理なので、自ずと林田アナが紅白をはじめエースとして対応することになりそうです」(同上)
また、和久田アナの復帰騒動とは別の場所で、徐々に頭角を表しはじめているアナウンサーもいるようだ。
「スポーツ番組『NHKサンデースポーツ』を担当する、中川安奈アナが注目されている。元気で明るく、取材先のスポーツ選手からも好評。密かに狙っているプロスポーツ選手もいるとか。また、今年40歳を迎え、美熟女ぶりに磨きがかかり、さらに個人のTwitterアカウントを開設するなど独自路線を行く杉浦友紀アナも人気を盛り返しています。担当番組は杉浦アナが好きな音楽やバラエティが多く、伸びのびと仕事をさせてもらえているようです。独立を誘う芸能事務所もあるようで、下半期はNHKを騒がせるアナウンサーになるかもしれません」(スポーツ紙記者)
民放テレビ局に勝るとも劣らない注目を集めるNHKの女性アナウンサーたち。電撃復帰をはたし、和久田アナの一人勝ちのようにも見えたが、内情はそう単純ではないようだ。
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