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キスマイ北山「滝沢秀明と合流」説で思い出される、パワハラまがいの“キスの儀式”

キスマイ北山「滝沢秀明と合流」説で思い出される、パワハラまがいの“キスの儀式”の画像
北山宏光

 以前から年内退所と報じられていたKis-My-Ft2の北山宏光が6月7日、8月31日をもってジャニーズ事務所を退所すると正式に発表した。

 北山は2002年に入所して21年以上在籍。2005年からKis-My-Ft2として活動し、2011年に6年がかりでCDデビューを掴んだ。近年は俳優としての活動も目立ったが、「芸能生活21年、世の中の環境が目まぐるしく変わる時代の中、もっといろんなことに挑戦し第二の人生を歩んでみたいと思うようになりました」と退所理由を説明。メンバーからの連名のコメントには、昨年の秋に北山から“卒業”を打診されたという。

 北山は今後の活動について「みなさんに伝えられる具体的な内容はまだ決まっていません」としているが、その文面からして、芸能活動は続けられる様子。一部では、昨年ジャニーズ事務所の元副社長の座を降りて退社した滝沢秀明氏のもとへ向かうと囁かれているようだ。

「北山といえば、ジャニーズJr.時代にはタッキー&翼のバックダンスを務め、たびたび尊敬する先輩として滝沢氏の名前を挙げていました。2015年の滝沢氏主演公演『滝沢歌舞伎 10th Anniversary』に指名で出演が決まると、『やっと片想いから両想いになれた』と喜びを爆発。『キスマイがデビューできたことや今の自分があるのは滝沢くんのおかげでもある』と語ったこともあるなど、心酔といえるレベルでとにかく滝沢氏にほれ込んでいました。滝沢氏がタレント活動引退を発表すると、滝沢氏のラジオ番組にゲスト出演して4枚半にも渡る手紙を読み上げていたぐらいですから。滝沢氏は昨年9月中旬に退任を申し出たといい、北山が退所を申し出たのも昨年秋ということで合致しますから、北山が滝沢氏を追いかける形になったとみるのが自然でしょう」(アイドル誌記者)

 しかし、北山と滝沢の“組み合わせ”は、ジャニーズ事務所内で行われていたとある“儀式”を想起させてしまうとの声もある。

「滝沢氏はジャニーズJr.時代からリーダー的存在でしたが、北山はたびたびその“統率術”に言及しており、喧嘩した後輩を仲直りさせる際にキスをさせていたことを明かしています。2016年の『A-Studio』(TBS系)や2018年の『櫻井・有吉THE夜会』(同)などテレビでも話していることからご存じの方もいるでしょうが、『その場でなんとなく仲直りしてそのまま終わっちゃう』のがよくないとして、キスの儀式をさせるのだとか。後輩が揉めているのを滝沢氏はすぐに察知し、食事に連れて行くなど当人同士が本音で語り合える場をもうけたうえで、滝沢が最後に決まって『キスしちゃいなよ!』と求めるそうで、そうすると『なぜかわだかまりがなくなる』のだとか。北山は『後輩のどんな溝も埋める滝沢キッス』と称賛し、これを一緒に聞いていた三宅健も『キスして、揉めてた人たちが仲良くなっちゃうってね、こんな画期的なシステムないですね』とコメントしていました。三宅も5月に退所しており、滝沢氏の立ち上げたTOBEへ向かうとささやかれていますし、これで3人が合流するとなると、TOBEでも“キスの儀式”が繰り返されそうです」(同)

 北山や三宅は好意的に受け止めていたが、男同士のキスに抵抗がある後輩にとってはセクハラ、パワハラと受け止められかねない行為。ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏による性加害問題が取りざたされている今、この“キスの儀式”のエピソードを思い出し、不適切なのではとの声も上がっている。

 滝沢氏自身は、「ハグぐらい(で仲直り)っていうのは、僕の前だけになっちゃうのがイヤなんですね。だからその壁を越えようって」とあえてキスをさせる理由を説明していたが、TOBEでも“キスの儀式”が行われれば保護者からクレームが上がることになるかもしれない。

大山ユースケ(ライター)

1990年、千葉県生まれ。某大手メディアに勤務中の複業ライター。得意ジャンルはお笑いと酒。

おおやまゆーすけ

最終更新:2023/06/10 09:00
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