フジ『27時間テレビ』の目玉「逃走中」、参戦者33人が“地味”すぎ?
#フジテレビ #27時間テレビ #逃走中
7月22~23日放送のフジテレビ系大型特番『FNS27時間テレビ』。スペシャル企画として、ゲームバラエティ番組『逃走中』とのコラボ企画「FNS逃走中」が開催されることが発表され、ネット上で賛否を呼んでいる。
同年のメイン番組となる『千鳥の鬼レンチャン』とのコラボ回として行われる「FNS逃走中」は、総合MCの千鳥、かまいたち、ダイアンの6人を含む、『逃走中』史上最多となる総勢33人が逃走。
全国FNS系列27局による対抗戦であり、千葉・幕張の「イオンモール幕張新都心」を舞台に、「千鳥軍」と「かまいたち軍」に分かれて『逃走中』史上初の団体戦を繰り広げるという。
FNS各局を代表する逃走者には、放送地域の出身者や、同局制作番組のレギュラー出演者などが選ばれており、岩手めんこいテレビ代表のA.B.C-Z・橋本良亮、フジテレビ代表のハライチ・澤部佑、テレビ静岡代表のギャル曽根、カンテレ代表の見取り図・盛山晋太郎らが参戦。33人中、芸人が半数以上を占める。
なお、この企画のほかにも、『有吉ダマせたら10万円』『今夜はナゾトレ』『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』『イタズラジャーニー』とのコラボ企画や、明石家さんまによる恒例企画「さんまのラブメイト10」の放送が発表されている『FNS27時間テレビ』。中でも、「FNS逃走中」は目玉企画とみられる。
フジといえば、昨年大みそかの午後5時より、約7時間にわたって『逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~』を放送。
YouTuberのヒカキンやはじめしゃちょー、韓国の6人組ボーイズグループ・ASTROのムンビンとユンサナをはじめ、31人が逃走者を務めたほか、“VSハンター”というポジションで東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手や“ひろゆき”こと西村博之氏、大相撲力士・炎鵬らも参戦していた。
しかし、世帯平均視聴率は前半の120分間が5.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、午後7時からの240分間は3.7%と惨敗。また、4月9日のゴールデン帯に放送された『逃走中×逃走中 グレートコラボSP』は5.2%で、やはり振るわなかった。
そのため、大みそかや『27時間テレビ』といった注目度の高い日に『逃走中』を当ててくる最近のフジに対し、ネット上では「なんで?」と疑問の声も散見される。
加えて、昨年12月21日付のニュースサイト「女性自身」が発表した「絶対見たくない!年末特番」ランキングでは、『逃走中』が1位に。
ただ現在、「『逃走中』は子どもが大好きだから、『27時間テレビ』で放送されるのはうれしい!」と喜ぶ親の声も見られ、近年コアターゲットやネット視聴を重視しているフジとしては、『FNS27時間テレビ』を半ば“子ども番組化”しようとしている可能性もありそう。
とはいえ、「FNS逃走中」の逃走者33人を見ると、ヒカキンらが参戦した大みそかSPのような特別感はない。『27時間テレビ』の一企画としては遜色ないメンバーだが、『逃走中』として見ると、かなり地味な印象であるため、話題性に欠けるといえそうだ。
今年、4年ぶりに復活する『27時間テレビ』。前回の世帯平均視聴率5.8%で歴代最低となったが、果たして今年は……。
フジ『27時間テレビ』千鳥、かまいたち、ダイアンがMCで“大物”避けた切実理由
コロナ禍で休止していたフジテレビ系『FNS27時間テレビ』が4年ぶりに復活する。今回MCを務めるのは、千鳥、かまいたち、ダイアンの3組。『千鳥の鬼レンチャン』をベース...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事