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城下尊之の「フラッと芸能解説」

鈴木京香代役の若村麻由美、マスコミ不審すぎて取材を受けない

鈴木京香代役の若村麻由美、マスコミ不審すぎて取材を受けないの画像1
若村麻由美 Tristone 公式サイトより

ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――鈴木京香の降板で話題となった、7月期の連続ドラマ『この素晴らしき世界』(フジテレビ系)で、代役を務めることになって若村麻由美がクランクインしたそうです。

城下 若村さんは「準備期間が少なく不安に思っている部分もありましたが、皆さんが大変温かく迎え入れてくださったので勇気を持って臨みます」など、鈴木さんのことは触れずに、長々とコメントを出していましたね。しかし、現状では取材は受けていません。

――あまりマスコミの前で話している印象がない俳優ですね。

城下 私は以前、1度だけ若村さんを取材したことがあります。宗教団体「釈尊会」の教祖・小野兼弘氏と入籍したことを発表した翌年2004年に、会見を開いたんです。若村さんは小野氏について「人柄に惹かれました」「私のことを私以上に理解してくれる人」とコメントしていましたが、若村さんより14才年上でバツ2、政財界にも知人が多く派手な生活を送る体重150キロ超の巨漢のお坊さんというインパクトに、世間はビックリ。若村さんは日本舞踊・坂東流の名取で、坂東流関係者を通して小野氏と知り合ったそうです。

――確かにそういうこともありましたね。小野氏のインパクトはすごかった。

城下 ところがその後、ある大物芸能人が離婚する際、離婚原因となった不倫相手の1人に若村さんの名前が挙げられてしまいました。それであることないことさまざま書かれてしまって、若村さんのイメージは大幅ダウンし、仕事が激減。

 さらに、07年に小野氏が病気で急死。そこでまた「遺産がどれくらいか、小野氏には多額の借金があるのではないか」などいろいろなことを書かれてしまった。そのような騒動を経て、あまりマスコミの前に出てくることがなくなってしまいました。ただ、俳優としての仕事は地道に続けてきました。

――そんなことがあったんですね。

城下 今回のドラマは、03年放送『夜桜お染』(フジテレビ系)以来、約20年ぶりの地上波連続ドラマ主演と話題となっていますが、これまでも2時間ドラマでは数多く主演を務めています。しかも『鬼平犯科帳』(フジテレビ系)などの人気ドラマの重要な役どころとして、ゲスト出演することも多い。実力は充分あります。

「若村」という名の通り、いつまでも若々しく魅力的でもあります。結婚時のゴタゴタからもう時間が経ちましたし今回、視聴者の期待も大きいので、これまでのことも含めて自分のことをフランクに語ってみてもよかったのではと思います。会見でなくても、トーク番組でもいい。

――そうですね。改めていろいろ語っていただきたいところです。どんな結婚生活を送っていたのか⋯⋯気になります。

城下 さんざんひどい書き方をされたので、マスコミ嫌いになったのかもしれませんね。

城下尊之(芸能リポーター)

立教大学在学時から、サンケイ新聞でアルバイトを行っていた経緯から、卒業後、サンケイスポーツへ入社。スポーツ紙文化部記者となった初日で見習い経験もないうちに、他に大きな事件があったため、「(故)林家三平さん、大病から復帰!」という大事な現場を任された。退社後は、TBS『奥様8時半です』のデスク担当として勤務し、その後、芸能リポーターに転身し、現在に至る。独自に身につけてきた取材能力、ブレーンの作り方等から、芸能界の裏話を交えた、楽しい味付けで話す。

【プロフィールページ】

しろしたたかゆき

最終更新:2023/06/11 08:00
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