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NHKは不貞に甘い? 阿部渉アナは処分なしで現場復帰、『Nスペ』女性Dに不倫疑惑も…

NHKは不貞に甘い? 阿部渉アナは処分なしで現場復帰、『Nスペ』女性Dに不倫疑惑も…の画像
NHK(写真/Getty Images)

 『NHKスペシャル』などに携わった女性ディレクターと妻子ある駐日イラク大使の不倫疑惑が写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)で報じられ、波紋が広がっている。昨秋に“NHKの顔”として知られた阿部渉アナの「局内不倫」報道が問題になったことも記憶に新しく、NHKの体質やモラルを問う声が上がる事態に発展しているようだ。

 女性ディレクターと駐日イラク大使のこの疑惑は、先月発売の「FRIDAY」6月2日号にスクープ記事として掲載され、今月5日に同誌WEB版へ転載されたことでネット上でも話題に。記事によると、疑惑の対象となっているのはNHKの子会社であるNHKグローバルメディアサービスに勤務する40代の女性ディレクターと、2021年から駐日イラク大使を務めている60代のイラク人外交官だ。

 同誌は、2人が4月下旬に東京・広尾の住宅街で手をつないで仲良さそうに歩いている姿をキャッチ。複数回にわたって女性ディレクターがイラク大使公邸に宿泊する様子を確認し、ゴールデンウイーク直前にそろって成田空港から海外行きの飛行機に乗って旅行に出かけたことまでつかんでいる。男性はイラクに妻と娘がいるといい、もし2人が一線を越えているなら不倫関係となる。

 同誌の直撃に対し、女性ディレクターは手をつないだことや公邸に泊ったことなどは認めつつも、宿泊時は使用人などが一緒にいたとして「友だちです」と否定。一方、NHKは「ご指摘の職員はNHKの社員ではないため、お答えできる立場にない」とコメントしており、我関せずといった態度だったようだ。

 女性ディレクターは取材を通して男性と知り合ったというが、いくら友だちになったといっても、男女の関係でもないのに手をつないで歩いたり、家に何度も泊まりにいくようなことは普通ならあまり考えにくい。また、同誌は女性ディレクターが公邸を訪れた日の多くが「玄関の灯りが消え、公邸のスタッフが帰ったあとだった」としている。女性ディレクターは『NHKスペシャル』などに携わった敏腕として知られ、そんな人物が取材対象である海外要人とただならぬ関係にあるとしたら、不適切だと批判を受けかねない。

 この報道に対して、ネット上では「一番の問題は本人たちだろうけど、放置しているNHKもどうかと思う」「看板番組を手がけてるみたいなのに、NHKの『社員じゃないので』というコメントに疑問を感じる」「NHKは不倫に甘いイメージある」といった声があがった。その一方、イラクでは一夫多妻が認められていることから「女性側が独身ならいいのでは」という指摘もあるが、日本国内での疑惑ということもあってか、現状では批判的な意見が大勢を占めているようだ。

 NHKといえば、昨年秋に『紅白歌合戦』の総合司会を3年連続で務めたこともある阿部渉アナ(肩書きはエグゼクティブアナウンサー)が、既婚者でありながら30代の女性局員と交際していたとする「局内不倫」疑惑を報じられ、ラジオ番組を降板する事態に。職務中に不倫行為があったと指摘する声もあったが、同局の前田晃伸会長は本人からの申し出によって番組降板となった事実を認めた上で、「職務規定に違反した事実はない」として“処分なし”の見解を示した。

 実際、その後も処分はおろか左遷された気配などもなく、4月には「週刊女性PRIME」(主婦と生活社)が「騒動以降はリモートワーク中心だったが、3月末ごろにNHKラジオの長寿番組『ひるのいこい』の編集長職として現場復帰した」と報じている。「ほとぼりを冷ました」といった印象がなきにしもあらずで、お相手とされた女性も転勤などはせず、騒動はうやむやになりつつあるという。

 このほかにも、2016年にNHK甲府放送局の夕方のニュース番組で共演していた既婚の男性アナと女性アナの「車中不倫行為」の写真が週刊誌に掲載されたことがあるなど、お堅いイメージに反してNHKに関連した不倫騒動は少なくない。業界内では、報道されたものは「氷山の一角でしかない」という声もあり、国民が想像する以上に“みなさまのNHK”で不倫が横行している可能性も指摘されているようだ。

 昨今はNHKの受信料制度の是非をめぐってたびたび議論が起きているが、今後も不倫騒動などの問題が続発するようなら局の信頼にかかわる事態となり、ますます受信料の支払いについて国民の理解を得るのが難しくなりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/06/06 21:00
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