韓国グルメ「やみつき卵」のカップ麺etcとアレンジレシピを食べ比べてみる
#韓国 #カップ麺 #カップ麺一行3昧
今回レビューするのは、ローソン限定商品の「やみつき卵風 醤油味ラーメン」258円(税込)。韓国グルメの「麻薬玉子」の味をカップ麺で再現した商品です。
「やみつき卵」という名前はあまり一般的ではありませんが、「麻薬玉子」だとパッと見、あまりイメージがよくないからかもしれませんね。
巷では韓国味の商品が席巻しており、カップ麺でも多くの商品が登場しています。和風カップ麺の代表である「どん兵衛」までが韓国味を再現しているのには、驚かれる人も多いのではないでしょうか。
なおローソンでは、カップ麺と同時発売で「やみつき卵」味のお菓子2品も発売されました。カップ麺を食べたあとにこちら2品も簡単にレビューしてみたいと思います。ちなみに筆者は「やみつき卵」を食べたことがありませんが、カップ麺やお菓子を楽しめるのでしょうか? 醤油漬けのゆで玉子とか、煮玉子は大好きです。
それにしても、3品で共通に描かれているこの玉子のキャラクターは……。カリメロとかぐでたまに敵キャラがいるとしたら、たぶんこんな感じなのでしょうね。ボスキャラっぽさは皆無ですが。
韓国グルメ「やみつき卵」の再現性は?「やみつき卵風 醤油味ラーメン」
ニンニクが香る醤油味のスープに、中太の油揚げ麺と、玉子、刻み玉ねぎなど細かな具がたくさん入っています。具のふわふわ玉子でゆで玉子の部分が、スープの味付けや細かい具で漬け込む味付けや薬味の部分が再現されているようです。
甘みがつけられた醤油味のスープに、ニンニクのパンチ、唐辛子の辛味が加えられています。あと、胡椒のようなパンチのあるほかのスパイスも入っていました。韓国メーカーのカップ麺のような極端な甘さではありませんが、甘みが効いているのが特徴的でしょうか。
韓国の麻薬玉子も、味付けは甘辛の醤油味に唐辛子が基本線のようで、今回のスープでもある程度は味付けを再現しています。ただ、実際に韓国発のレシピ通りに作るとかなり甘い味になるそうなので、韓国らしさを強調するならもう少し甘めのほうが良いようにも感じました。今回の味は日本流にアレンジされているようです。
麺は、中太で縮れのついた油揚げ麺。麺表面につるみがあり、弾力はやや強め。濃いスープに対してしっかり主張していて、麺とスープのバランスは良好でした。
韓国のインスタント麺といえば太くて弾力の強いものがおなじみですが、韓国の麺ほどの弾力はありませんでした。サンヨー食品のタテ型カップ麺でよく見る、汎用的な麺だと思われます。
ゆで玉子の本体を再現した玉子をメインに、刻んだ玉ねぎ、ネギ、粒ごま、唐辛子といった薬味を再現した具が入っています。
ふわふわな玉子はなかりたくさん入っていますが、半熟ゆで玉子の濃厚な黄身のコクは再現できていません。スープや具で「やみつき卵」の味や薬味の再現はできていても、ゆで玉子感は希薄でした。他社のカップ麺でたまに見かける黄身のペーストが入っていたら、雰囲気が出たかもしれませんね。
刻み玉ねぎ、ネギ、粒ごま、唐辛子がたくさん入っており、「やみつき卵」の薬味感は強く出ています。それぞれに風味が豊かで、クセのある玉ねぎの風味、ごまの香ばしさ、唐辛子の辛味ではない香りの部分も、効果的に薬味感を演出していました。見た目にも、食感的にもとてもにぎやかで、今回の一杯で「やみつき卵」に最も近い部分ではないでしょうか。
玉子を食べたあとの薬味とたれがご飯の消費を捗らせるそうで、麺を食べたあとのスープにご飯を投入するところからが本番かもしれませんね。
というわけで、スープにご飯&ゆで玉子を合わせてみた!
麺を食べた後のスープや具を、ご飯にかけてみました。「やみつき卵」はナミの「泥棒猫」ばりに「飯泥棒」の通り名がつけられているそうですが、今回のスープでも飯泥棒の片鱗を見せてくれます。
ニンニクやごまの香ばしさに加え、辛味までついた醤油味のスープは当然ご飯と好相性。おそらくもっと濃い味であろう本物のつけダレほどの飯泥棒ではないと思いますが、ラーメンスープとしてはご飯との相性はかなり上位でした。
ご飯と合わせておいて、本来あるべき姿のゆで玉子と合わせないのも変な話なので、コンビニで売っている塩味付きの半熟ゆで玉子と、今回のスープや具を合わせてみました。この見た目は「やみつき卵」そのもの!
漬け込んでいるわけではないし、スープの味がつけダレほど濃いわけでもないので限界はありますが、中の黄身にスープを染み込ませるようにして食べると、「やみつき卵」の味や雰囲気が堪能できます。
最近、卵の価格がすごいことになってしまっているのでなかなか手を出しにくいですが、今回のスープにはゆで玉子をぜひ合わせてもらいたいです。
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