『Mステ』ジャニーズ枠に見直し求める声急増!『紅白』は2組に減枠か
#ジャニーズ #紅白 #ミュージックステーション
日を追うごとに告発者が増加してるジャニーズ事務所創業者・ジャニー喜多川氏(2019年死去)の“性加害問題”。これに伴い、ネット上では、タモリが司会を務める音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系/以下、『Mステ』)の“ジャニーズ枠”に対し、見直しを求める声が強まっている。
『Mステ』が長年、ジャニーズと競合するグループをキャスティングから意図的に外してきたのは周知の事実。以前だとDA PUMPやAAA(活動休止中)、現在ではJO1やINI、BE:FIRST、Da-iCEといった多くの人気グループが「出たくても出られない」状況となっている。
現在ネット上では、テレ朝の公式SNSに対して「ジャニーズタレントは必ず毎週1組は出るのに、JO1やDa-iCEが1度も出られないのはおかしくないですか?」と抗議する人や、「『Mステ』は今の音楽業界の動きと逆向してる恥ずかしい番組。昭和に取り残されてる」「レコード大賞を受賞しても、TikTokで大バズしてても出られない『Mステ』って、本当に歌番組として偏ってて気持ち悪いね」と厳しく非難するネットユーザーが、以前にも増して目立つ。
なお、5月30日に行われたテレビ朝日の定例社長会見に出席した篠塚浩社長は、ジャニー氏の性加害問題について「性加害は許されないし、あってはならないのは言わずもがな」とコメント。西新取締役は「番組の企画内容を踏まえ、適性のある方にご出演いただいている。今後も変わりありません」と曖昧な発言に留まっていた。
一方、今後も“ジャニーズ贔屓”が続きそうな『Mステ』と違い、ジャニーズ枠に大きな影響が及ぶのではないかと予想されているのが、毎年大晦日に放送される音楽番組『NHK紅白歌合戦』だ。
00年以降の『紅白』のジャニーズ枠は、TOKIOのみの1枠、もしくはSMAPを加えた2枠であったが、09年に嵐とNYC boysを加えた4枠に増加。そして11年まで4枠が続いたのち、12年に5枠、13年に6枠と増え続け、以降は5~6枠が定着している。
昨年はKinKi Kids、関ジャニ∞、King&Prince、SixTONES、Snow Man、初登場のなにわ男子の6組が出場していたが、今回の騒動を受け、00年代まで長らく続いた“2枠”に戻すのではないかと予想する声もあるようだ。
これまでも疑問視する声はあったが、それを無視するかのようにジャニーズ贔屓を続けてきた『Mステ』と『紅白』。今年は「ジャニーズばかり出すな」と批判される材料が多すぎるだけに、制作側は頭を抱えそうだ。
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