オードリーがなかなか売れなかった理由を若林が分析「お笑いじゃなくて日大二高」
#オードリー #みやーんZZの「RadioEdit」
こんにちは。ラジオ書き起こし職人のみやーんZZです。いつも聞きまくっているラジオの中から興味深かったエピソードを紹介する連載の第110回目。今回は5月22日放送のニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』の中で若林さんがドラマ『だが、情熱はある』を見ていて気づいた、オードリーがなかなか売れなかった理由について話していた部分です。
自身と南海キャンディーズ・山里さんを主人公にしたドラマ『だが、情熱はある』。ドラマが進むにつれて徐々に売れていく南海キャンディーズに対し、なかなか売れないオードリー。「あれ、本当に(若林役の)髙橋海人くんと(春日役の)戸塚くんは『俺らも早く売れてえな!』って言ってるって。全然早いじゃん? 南海キャンディーズの方が。4年、5年ぐらい。
全然、売れないよね? 『今週は売れるかな?』と思って見るんだけど、売れないのよ。まだまだだよ、あそこ(6話)では。キャッチボールして、ショーパブ前説で、クリンチみたいなことをして。なにをやっているんだ? プールに入って。頭を洗いにコインシャワーに行ってさ」と話す若林さん。
そんな若林さんは当時、芸人の先輩から「お前、なんで春日と組んでんの?」とちょくちょく言われていたことを明かします。ピンクベストを着用し始める以前の春日さんはあまり面白くなく、先輩芸人からは「あんなに面白さを感じなかったやつ、いない」と言われていたんだそう。「お前、絶対に誰か違うやつと組んだ方がいいよ」と言われていた当時の若林さんはしかし、春日さん以外の人と組む気はなく、春日さんが芸人を辞めるのであれば、自分も辞めようと思っていたと話します。
「それでドラマを見ていて……別に全然エモくないよ? エモくないけども。だからオードリーはお笑いじゃなくて、日大二高をやろうとしていたんだよ。だから、うまくいかないのよ。お客さんをリサーチして、お笑いとしてちゃんと受けるものをやるんじゃなくて、日大二高を持ち込もうとしてるから、みんなとやっていることが違うんだよ。だから時間もかかるんだよ。通訳的なスキルがいるから。
で、今もラジオで全くそれをやってるし。俺、ドラマを見ていて『ああ、俺はお笑いじゃなくて日大二高をやろうとしてるから時間がかかっているんだ』って思うもん」と気づいたという若林さん。
「お笑い」をやるのではなく、自身と春日さんが日大二高で過ごしていた時の面白かったノリをやり続けていたため、世間一般にはなかなか理解されず、時間がかかっていたのだと悟った若林さんは「今日もそのまんまよ。(東京ドームライブに向けた)YouTubeを撮っていても、高校の休み時間そのまんまだよ、本当に。
『こういうのを撮ろうと思うんだけど』みたいな話をして。スタッフに『ど、どういう感じですか?』とか言われちゃって。『撮っていれば、大丈夫だと思う』みたいな。それがいいのか、悪いのかはわからないよ」と今も当時と同様に日大二高的なノリを続けていると話していたのでした。
NSCから吉本に入り、厳しい競争で揉まれる中でお笑いを突き詰めていった山里さんと、自己流で時間をかけ、もがきながら独自のスタイルを確立したオードリー若林さん。高校時代に面白いと感じたノリを貫き通して、ついには東京ドームまで行ってしまうのはとんでもないですよね。対照的な2人がこれからどのように交わるのか、終盤を迎えたドラマも見逃せません!
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