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お見送り芸人しんいち、恩人の先輩サンドウィッチマンにタメ語

お見送り芸人しんいち、恩人の先輩サンドウィッチマンにタメ語の画像1
TBS『ラヴィット!』公式ツイッターより

 26日放送のTBS系『ラヴィット!』のロケにサンドウィッチマンが出演。お見送り芸人しんいちからオリジナルソングをプレゼントされたが、文句をつけまくっていた。

 この日の放送ではサンドウィッチマンをゲストに向かえ下積み時代を支えた絶品グルメと思い出の地を巡る『東京ホテイソンのスターの夜明けのグルメ』を放送した。

 ブレイク前に通っていた店で思い出の味を楽しみ、ロケの最後に訪れたのは中野の住宅街の地下にある小さなライブハウス・中野Studio twl。

「懐かしいな」「うわー久々だな」と思い出に浸っていると、東京ホテイソン・たけるが「サンドさんをよく知る人が来てくれてるってことで」と切り出し、舞台袖からしんいちが登場。

 しんいちは「僕、本当にサンドさんに世話になってるんで」と真面目なトーン。

 約13年前、大阪にいた頃、売れている先輩に覚えてもらうために東京から来た先輩を新大阪で見送る活動をしていたしんいちに伊達が「見送るのがうまいな、お見送り芸人だな」と命名してくれたと話した。

 また単独ライブの手伝いに来ていたしんいちが小道具のギターを弾いているのを見て富澤が「ギター弾けるならそれでやれば」とアドバイスしたことからギターを使ってネタをするようになったことも明かした。

 しんいちはこの日のために曲を作ってきていて「マジで作ったんで。ちゃんと聞いて欲しいです」と2人に伝えた。

 タイトルは『サンドウィッチマンよ。』。

「なぁ覚えているか?」と歌い出すとお金がなくて目黒から板橋まで歩いて帰ったこと、芸人を辞めて仙台までバスで帰れる6210円を常に置いていたことなど、サンドイウィッチマンの芸人人生を振り返る曲を披露。最後にはスタッフが必死にリサーチしたけど、思い出の店がほとんど潰れていたと、今回のロケのエピソードも入れた。

 しかし曲が終わりしんいちが「あらたした」と不思議な挨拶をするとその場は「あらたした?」と大爆笑に。感動的な曲のプレゼントのはずだったのだが、なんとも締まらない。

 しかも伊達は「あいつから『覚えてるか?』って言われてんのが腹立つ」とまさかの感想で富澤も「『(覚えて)ますか?』だったらまだ……」と乗っかると、しんいちはいつもの様子にもどり「かっこいい歌になるじゃないですか!『覚えてますか?』よりも」と言い返した。富澤に「お前がいうからさ」と反論されると「感動して欲しいと思って制作1カ月ぐらいかかりましたよ! めちゃくちゃ練りに練ってやりましたよ!」と苦労して作った曲だと裏側を明かした。

 しかし「素で刺さってないのよ」「後輩から『覚えてるか?』って言われても」と散々の言われようで、しんいちは「なーーんで感動せいへんの! 全然ちゃうねんけどリハと!!」と大声で叫んでいた。

 スタッフもサンド思い出の地で感動的終わりを演出したかったのかもしれないが、どうやらお見送り芸人しんいちでは力不足だったようだ。

 

 

大沢野八千代(ジャーナリスト)

1983生まれ。大手エンタメ企業、出版社で勤務後、ネットソリューション企業に転職。PR案件などを手掛けている。KALDIフリーク。

おおさわのやちよ

最終更新:2023/05/29 08:00
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