IMPACTors、異例の恵まれた卒業のワケ…千賀健永、向井康二ら先輩からエール続々
#ジャニーズ #IMPACTors
ジャニーズJr.内ユニット「IMPACTors」が5月25日にメンバー7人全員でジャニーズ事務所を退所した。人知れず消えていくことが多いジャニーズJr.としては極めて珍しい「卒業発表」があり、先輩らがエールを送るなど異例の扱いとなったようだ。
2020年に結成されたIMPACTorsは、佐藤新、基俊介、鈴木大河、影山拓也、松井奏、横原悠毅、椿泰我の7人組。舞台『滝沢歌舞伎ZERO』への出演などで滝沢秀明氏に才能を見出されたメンバーで構成され、滝沢氏が「衝撃を意味するimpactと、俳優のactors」をかけ合わせてIMPACTorsと命名した。
下積みの長いメンバーが多く、実力派ぞろいだったことでデビューが期待されていたが、昨年秋に育ての親である滝沢氏がジャニーズ事務所を退社したことで立ち位置が微妙に。昨年末には「週刊文春」(文藝春秋)が7人全員で退所する意向を事務所に伝えたとスクープし、翌年1月1日の「デイリー新潮」(新潮社)のインタビューで、ジャニーズJr.を統括するジャニーズアイランド社長の井ノ原快彦が事実だと認めたことで退所が確定した。
これまでの慣例では、ジャニーズJr.メンバーの退所は基本的に告知されず、公式サイトの一覧からプロフィールが消えたことでファンが気づくというケースが大半。IMPACTorsも同様かと思われたが、今月16日にジャニーズJr.公式サイト「ISLAND TV」で25日に7人全員で卒業すると発表され、メンバーたちからの「ファンの皆様には、突然のご報告となり、ご心配とご迷惑をおかけしたこと、誠に申し訳ございません」「ファンの皆様に幸せを届けられるよう前進し続けます。これからも僕たち7人の応援をよろしくお願い致します」などといったコメントが掲載された。
これだけでも異例だが、さらに井ノ原が「これまでジャニーズを盛り上げてくれたこと、心から感謝しています。佐藤新くん、基俊介くん、鈴木大河くん、影山拓也くん、松井奏くん、横原悠毅くん、椿泰我くん、これからも体に気をつけて、人生を楽しんでください。そして、一人でも多くの人を笑顔にできるよう、共に頑張りましょう!ファンの皆様、これからも彼らを見守ってあげてください。ありがとう。IMPACTors!!」とメンバーたちへ感謝の言葉を贈っている。
こうした経緯もあって、ファンは十分に心の準備をした状態で退所日を迎えられたようだ。25日、Twitter上では「新たな未来へと旅立ったIMPACTorsをこれからもずっと応援していきます!」「寂しいけど新しい活動があるから楽しみでもある」「インパクちゃん、活動再開報告はいつかなー?」などといった声が上がり、トレンドワードに「IMPACTors」が入るなど反響を呼んだ。
また、先輩たちからも続々とエールが寄せられた。IMPACTorsの楽曲で振付を担当したこともあるKis-My-Ft2の千賀健永は、Instagramのライブ配信でメンバーたちから感極まるようなメールをもらったと明かした上で、「かわいがってる後輩が卒業するのは、僕の主観的な意見からすればただ寂しい。でもね、新たな道を歩んだとしても、生まれた絆は絶やさないから。なので、IMPACTorsが活動し続ける限り、僕はIMPACTorsのファンでいさせていただきたいなと思います」と語った。
KAT-TUNの上田竜也は、26日にInstagramのストーリーズで「可愛い弟卒業しちゃったね 最後に会って話した??」というファンからのメッセージに対し、「最後?なぜ??そこにジャニーズとか関係なくね?」と返答。“可愛い弟”とは、TBS系『炎の体育会TV』で「上田ジャニーズ陸上部」として共演するなどしていたIMPACTorsの松井奏のことだとみられ、今後も交流を続けていくと明言した。上田は3月にも、松井とのツーショットと共に「俺はずっと応援するぜ」とエールを送っている。
ほかにも、IMPACTorsの椿泰我が「家の合い鍵を持っているほど仲がいい」と明かしたことがあるSnow Manの向井康二がブログで言及するなど、これまでの慣例からは考えられないような扱いとなった。
「メンバーの佐藤新は、退所前のブログで『今のさらにさらに、上のステージに羽ばたけるように努力し続けたいと思います』とグループでの活動継続を明言しました。ジャニーズ事務所にすれば、グループごと独立されるのですから面白くないに決まっています。退所後、滝沢氏が立ち上げた新事務所に合流するのではとの憶測もあるのでなおさらでしょう。それなのに異例の卒業発表をした上に、井ノ原がエールまで送ったのですから、ジャニーズ事務所の“変化”がうかがえる。『文春』にスッパ抜かれた影響もあるでしょうが、それ以上にジャニー喜多川氏の性加害問題で逆風が吹いている中で所属タレントを冷遇したら状況を悪化させかねないという思惑があるのでは。また、IMPACTorsは下積みの長い実力派ぞろいなので、先輩たちから信頼され、非常にかわいがられていました。もし彼らに冷たい仕打ちをしたら所属タレントたちからも反発され、事務所が求心力を失いかねないという危惧もあったかもしれません」(ジャニーズに詳しい芸能記者)
いずれにしても、近年のジャニーズJr.の中では恵まれた卒業となったIMPACTors。これから7人でどんな道を歩んでいくのか、多くのファンが活動再開の報告を楽しみにしている。
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