「麺・イン・ブラック」カップ麺3選! たまり醤油、黒胡椒、イカ墨、黒マー油…
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黒マー油&イカ墨!レジェンド店監修の異色派 ローソン限定「麺屋武蔵監修 黒ら~麺」
最後にレビューするのは、ローソン限定発売の、エースコック「麺屋武蔵監修 黒ら~麺」258円(税込)。「青葉」や「くじら軒」とともに96年組と称される名店「麺屋武蔵」監修。現在のラーメン文化の礎を築いたレジェンドとして知られています。
「麺屋武蔵」といえば、豚骨と魚介のWスープでおなじみですが、今回の商品でも豚骨と鰹のWスープとなっています。今回はそれに加えて黒マー油やイカ墨まで入った黒いラーメンで、カップ麺オリジナルの創作メニューとなっています。
醤油や黒胡椒で黒いほかの2品とはまったく毛色が違いそうです。
真っ黒なスープに、太くて縮れのついた油揚げ麺と、チャーシューチップやネギ、キクラゲが合わせられています。「麺屋武蔵」のお店ではつけ麺を中心に太麺が用いられることが多く、今回の麺もそのイメージを踏襲しているのかもしれません。
豚骨をベースに鰹だしを加えたWスープに、粉末のイカ墨と調味油の黒マー油を加えて、独特な味に仕上げています。湯気などからはイカ墨の香りが漂い、食べると豚骨が太く感じられました。
黒マー油は本来なら焦がしニンニクの風味でかなり目立つはずですが、今回は味や香りではそれほど存在感はなく、どちらかというと黒く色づけるために入れているように見えました。
豚骨と鰹&イカ墨のWスープとなっており、イカ墨が存在感ありつつも目立ちすぎていないところに好感が持てました。黒マー油が強かったらWスープとイカ墨のバランスが崩れていたかもしれません。
具として入っているのは、チャーシューチップ、ネギ、キクラゲ。チャーシューは肉厚。ネギは量が多めに入っています。ネギやキクラゲは黒マー油が特徴の熊本ラーメンに合わせているのでしょうか。地味にブラック団の一員であるキクラゲは、黒いスープの中でステルス機能を発揮していました。
色で選ぶカップ麺
最近発売されたカップ麺のうち、「麺・イン・ブラック」の麺々をレビューしました。富山ブラックに大量の背脂を加えた「セアブラック」、たまり醤油の魅力全開の「湖国ブラック」、そしてレジェンドが創作した「イカ墨」入りラーメンと、3品それぞれに特徴があって面白かったです。
過去を遡ると、黒いカップ麺にはほかにも焦がし味噌やソース、黒ごまを使ったものも出ていたことがありました。また、黒の以外にも、白や赤、さらに金なんかもカップ麺の色としてフィーチャーされることがあります。カップ麺を色で選ぶのも面白いのではないでしょうか。
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