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平野紫耀「できないといわれた」…最後に見せた“悔しさ”をスルーするJ御用メディア

平野紫耀「できないといわれた」…最後に見せた“悔しさ”をスルーするJ御用メディアの画像
平野紫耀

 5月22日、King & Princeから平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3名が脱退し、平野と神宮寺がジャニーズ事務所を退所した。こうした中、「最後の日」に更新された平野のブログが波紋を呼んでいる。

 メンバー5人は5月22日、ファン向けの会員サイト「ジャニーズweb」のブログを次々に更新。23時前とギリギリのタイミングで更新したのは平野だったが、その内容が目を惹いた。平野は、「最後のブログになりますね」などと始め、2012年の入所からの11年間についてファンへの感謝を綴ったのだが……。

「その後に『明日からKing & Princeじゃなくなると思うとめちゃくちゃ寂しいよなー』と続け、恩師である故ジャニー喜多川氏に向けて『ジャニーさんごめんねー! 目標届かなかった!!! ただできないといわれたら仕方がない!! もし天国で会ったら怒られるんだろうなー笑』と書いたんです。当然、この“目標”とはジャニー氏と約束していたという世界進出のことでしょうが、それについて『できないといわれた』と書いているわけで、『週刊文春』(文藝春秋社)で報じられていた藤島ジュリー景子社長との確執を暗に認めるような内容だったことでファンは騒然。退所メンバーのブログは22日を最後に削除されるため、ブログが消されるギリギリのタイミングで平野が“ぶっこんだ”と話題になり、『#ただできないといわれたら仕方がない』というハッシュタグで拡散されることに」(アイドル誌記者)

 「文春」の報道によれば、平野はグループの活動方針について2022年の初め頃から何度もジュリー社長に面談を申し出たものの、何度もドタキャンされた挙げ句に「なんで1人で来るの? 仕事の話なら5人で来なさい」などと言われ、しかし5人で改めて面談を申し込んでもドタキャンが繰り返されたといい、9月になってようやく実現したものの、ジュリー社長はまともに話を聞こうとしなかったとされている。

 平野は昨年5月発売の「Myojo」(集英社)の1万字インタビューでは「決意表明みたいなことしていいですか?」として、「ようやく動き出せる準備ができた」「やっと僕たちの本番が始まる気がしている」などと予告していただけに、2022年に入って海外進出に向けて動き出そうとしたものの、事務所の反対に遭い、ジュリー社長に直談判しようとして“徹底無視”され、心が折れた……との見方も出ているが、今回の平野のブログの「できないといわれたら仕方がない」という文章に、平野の怒りや悔しさを感じ取ったファンは決して少なくないようだ。

 しかし事務所側はこの平野の発信を、ブログが削除されたことをいいことに“なかったこと”にしたいようだ。

 メンバーのブログ更新についてはさまざまなメディアが報じているが、「ORICON NEWS」は〈キンプリ、5人最後の日にブログで感謝と思いつづる 平野紫耀「またね!!! ティアラ!!!」〉とし、ファンへの感謝の部分のみにフォーカス。これにはファンから「大事なところが抜けてると思うのですが」「ピックアップするのここじゃない」「できないって言われたってところ書いてよ~!」などとツッコミが殺到することに……。

「似たような内容はテレビ局のニュースメディアやスポーツ紙なども報じていましたが、大半が『ただできないといわれたら仕方がない!!』の部分をスルーする忖度ぶり。取り上げたメディアもあるにはありましたが、事実として淡々と文章を掲載するのみで、その“ニュアンス”に触れることはありませんでした。

 『ORICON NEWS』のオリコン社は、昔ほどではないにせよジャニーズ事務所との距離が近く、ジャニーズにとってポジティブな記事をTwitterのプロモーション枠で宣伝することも多々ですが、これはジャニーズからの“出稿”が背景にあるものと見られます。要はジャニーズがお金を出して宣伝させているわけですね。そんな『ORICON NEWS』は当然、平野の“ジュリー批判”とも取れる部分はピックアップしないでしょう」(芸能記者)

 最後に「またどこかで会えたらいいね またね!!!」と綴っていた平野。次は「できる」環境に移ってふたたび雄姿を見せることに期待したいところだ。

宇原翼(ライター)

雑誌、ウェブメディアの編集を経て、現在はエンタメ系ライター。

うはらつばさ

最終更新:2023/05/23 19:00
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