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『旅サラダ』中丸雄一、後輩アイドルグループに容赦なく挑みかかるバチバチの素顔

『旅サラダ』中丸雄一、後輩アイドルグループに容赦なく挑みかかるバチバチの素顔の画像1
『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTube「【発掘!ニッポン なかまる印】のその合間に・・・#25」より

中丸が出題するクイズはいつもユルい

『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のコーナー「発掘!ニッポン なかまる印」でリポーターを務めるKAT-TUN中丸雄一。5月13日放送回で彼が訪れたのは、静岡県静岡市のツインメッセ静岡で開催された日本最大のホビーショー「静岡ホビーショー」であった。

 実は、静岡市はプラモデルの出荷額が全国一である。竹細工を面白がった徳川家康が静岡市の駿府城に籠り、職人にいろいろ作らせ、それが静岡のプラモ産業につながったというのが通説だ。実は、ガンプラはすべて静岡で作られているという話だし。

 っていうか、『旅サラダ』ってこんなホビーショーを取材するような番組だったっけ……? 違和感を覚えなくもない。番組自体が転換期に差し掛かっている証しだろう。

 さっそく、有名プラモブランドである青島文化教材社(AOSHIMA)のブースにお邪魔した中丸。彼は、この日のゲストである松村沙友里にクイズを出題した。

中丸 「こちらのAOSHIMAさんでは、長年の模型作りの経験と静岡の文化を混ぜた新しいプラモデルを開発してるんです。それは一体、なんでしょうか?」

松村 「静岡といえば眼鏡だから……虫眼鏡!」

 正解は、お雛様のプラモデルであった。大ハズレだ。というか、静岡といえば眼鏡なのか? それって、福井県鯖江市なのでは……。たしかに、メガネトップは静岡の企業だけれども。

「正解は、お雛様人形でした。残念、惜しかったですねぇ」(中丸)

 惜しくなくても「惜しい」と言う、通常運転の中丸。まあ、お雛様のプラモデルなんて当てたくても当てられなかったと思うけども。

可愛いガールズアイドルグループに挑みかかる中丸

 その後、中丸が話を伺ったのは静岡市役所・プラモデル振興係の石川直哉さんであった。静岡市役所には、「プラモデル振興係」なんて部署があるらしい。元から木工産業が盛んな地域なため、その文化を引き継ぎ、振興していく役目を担っているのだろう。

 さらに、石川さんの呼び掛けで突然、女性アイドルグループが出現!

中丸 「こちらの皆さんは?」

石川 「静岡市プラモデル計画オフィシャルサポーターの、LINKL PLANETの皆さんです」

中丸 「LINKL PLANETの皆さんでしたね!」

勝俣 「本当(に、LINKL PLANETを知ってたの)!?」

中丸 「ついに、ついに出てくれましたねぇ」

「あのおなじみの!」みたいなノリでLINKL PLANETを紹介するが、明らかに初見の中丸。プラモ好きのアイドルといえば、ガンプラ好きのグラビアアイドル・東雲うみを連想しがちだが、LINKL PLANETにもプラモ好きのメンバーがいたのかもしれない。

中丸 「LINKL PLANETの皆さんは、どういったことをされてるんですか?」

メンバー 「静岡市が大きなシェアを誇るプラモデル産業を世界に発信するプロジェクト、静岡市プラモデル化せっく……プラモデル化せいかく(計画?)のオフィシャルサポーターとして活動をしています」

中丸 「今、2回噛みましたね」

 アイドルの後輩に怖い先輩アイドル・中丸。妙に、ガールズグループに突っかかるのだ。

中丸 「プラモデルとアイドルを掛け合わせるっていうのは、なかなか大胆な戦略なのかもしれないですね」

石川 「そうですね。ありがたいお話でして、プラモデル化計画をPRしていただいております」

中丸 「そうなんですか。KAT-TUN的には競合になりますけど、どうですか? KAT-TUNもぜひ、よろしかったら」

 KAT-TUNとLINKL PLANETは、どう考えても競合にはならない。「2回噛みましたね」「KAT-TUNの競合になりますけども」と、可愛い女性アイドルにデレデレせず、逆に挑みかかる中丸のバチバチさが弱肉強食を感じさせた。競合アイドルに冷静なツッコミを入れ、さらにKAT-TUNを売り込もうとする容赦なさ。若手アイドルと対峙したシチュエーションのおかげで、意外な中丸の素顔を見た。

 ちなみに、「静岡ホビーショー」の開会宣言を担当したのは中丸であった。ツインメッセ静岡の入り口付近に立った中丸が、マイクを持つ。

「ビッグイベントのスタートの合図をやらせていただきます、KAT-TUNの中丸雄一です。それじゃあ皆さん、カウントダウンいきましょう。5秒前! 4、3、2、1、静岡ホビーショースタート!」(中丸)

 中丸の合図とともにツインメッセ静岡の扉が開き、来場者が続々と建物の中に入ってきた。入場してくる人たちの勢いがすごい! 目の前にいる中丸やLINKL PLANETには目もくれず、プラモデルだけに突入していくのだ。アイドルにはビタイチ興味を示さない。

「中丸なんてどうでもいい」と猪突猛進になり、一途さを隠さないオタクたちのアティチュードはさすがであった。まあ、そんなもんか……。

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