市川猿之助出演『劇場版 緊急取調室』お蔵入りも?撮り直し困難なワケ
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5月18日、歌舞伎俳優の市川猿之助が東京・目黒の自宅で倒れ、意識もうろうとなって救急搬送された騒動。同居していた両親はまもなく死亡が確認され、現在は警視庁が両親の死因を捜査しているが、事件の可能性もあるという。
現在、東京・明治座では猿之助が出演していた『市川猿之助奮闘歌舞伎公演』の真っ最中だが、明治座は猿之助の代役を中村隼人と香川照之の19歳の長男・市川團子が務めると発表。
猿之助は、6月と7月に東京・歌舞伎座での大歌舞伎、来年2月からのスーパー歌舞伎II『鬼滅の刃』への出演も控えているが、こちらも近く代役が発表される可能性がありそうだ。
また、舞台以外でも引っ張りだこだった猿之助は、来月16日から公開予定の天海祐希主演映画『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』にも、内閣総理大臣・長内洋次郎役で出演。
同作は、テレビ朝日系連続ドラマシリーズ『緊急取調室』の初の劇場版で、一部報道によると、猿之助は初日舞台あいさつの登壇者に名前があるものの、出ない可能性が高いという。加えて、猿之助の両親の司法解剖の結果、もし事件性があるなどした場合、公開延期や中止もあり得るそうだ。
なお、同映画のキャッチコピーは「最後の敵は、内閣総理大臣。」で、“総理大臣襲撃事件”が発生する場面から、大きな展開が始まる模様。さらに、天海演じる刑事が、猿之助演じる総理大臣に事情聴取をするシーンが山場の一つと見られる。
一般的に、脇役キャストが不祥事を起こした場合、出演シーンを編集で排除したり、代役を立てて撮り直すケースも多い。しかし、今回の映画の場合、猿之助演じる役どころの重要さや出番の多さから、再撮影は容易ではなさそうだ。
現状、お蔵入りの可能性も否定できない『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』。
「劇場公開にあたり、記念特番やTverでの一挙放送なども予定されていたが一旦ストップしています。またテレビ朝日では、猿之助がSixTONESのジェシーと異色タッグを組んだドラマ『最初はパー』のDVDボックスが7月21日に発売予定だが、こちらも今後の同行次第ではどうなるか……」(テレビ番組制作会社スタッフ)
など、局をあげて大々的なプロモーションも予定されていたようだが、果たしてどうなるか……。
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