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木村拓哉『レジェバタ』が爆速で“配信落ち”へ ジャニーズ広報担当はピリピリ?

木村拓哉『レジェバタ』が爆速で配信落ちへ ジャニーズ広報担当はピリピリ?の画像1
木村拓哉(Getty Images)

 NHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務める松本潤が、5月5日に開催された「浜松まつり」に出演した。祭りの中で行われた「家康公騎馬武者行列」に登場した松本を一目見ようと、約68万人のファンが詰めかけ大きな話題を集めた。

「松本の『浜松まつり』参加は、経済効果にして周辺の宿泊施設なども合わせると1日で100億円とも言われている。知名度の高い祭りではありましたが、松本が出演することで3日間合計で255万人が集まったと言われ、過去20年間で最多の記録になったようです。さすがは国民的アイドルといったところで、改めて嵐メンバーの人気が証明されました」(スポーツ紙記者)

 ただ、『どうする家康』については、5月7日の平均世帯視聴率が10.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と2桁ギリギリまで迫り危険水域に差し掛かっている。

 NHKは、今回の「浜松まつり」の大盛況ぶりについて、視聴率向上のためにも大きくアピールしたいところだった。しかし、当のジャニーズ事務所は渋い顔をしたとか……。

「ジャニーズでは昨年11月に、木村拓哉が『ぎふ信長まつり』に参加していた。これは、木村の主演映画『レジェンド&バタフライ』のPRで行ったイベントで、木村は『信長公騎馬武者行列』に参加し約46万人を集客した。場所柄やコロナの感染状況などもあり、単純には比較できませんが、松本が圧勝する数字になった。ジャニーズ事務所としては、松本が木村超えした数字はあまりメディアで大々的に報じてほしくないところ。週刊文春などは、松本の“キムタク超え”を強調しましたが、多くのメディアはジャニーズ事務所に忖度して、『ぎふ信長まつり』との比較を“自粛”しました」(同上)

 キムタク主演で共演が綾瀬はるかだった『レジェンド&バタフライ』は、東映創立70周年記念作品として、総製作費20億円の超大作と言われながらも、興業としてはイマイチの成績に。最終的な興行収入は発表されていないが、今年の邦画でベスト10に入るのも難しそうで、いわゆる“大コケ”することになった。

「『レジェンド&バタフライ』は1月27日に全国公開され、まだ地方部で上映しているところもあるのに、5月12日からすでにAmazon Primeビデオで独占配信されている。異例の速さで配信を開始したのも、配給元の東映が少しでも稼ぎを出そうとAmazonに高値で売りつけたという話です。このままでは、20億円以上かかったと言われる制作費を回収できず、赤字の可能性も出てきているという。ジャニーズ事務所も、この“大コケ”もあったので、あまり松本の『浜松まつり』に関するニュースで、木村の名前を引っ張り出されたくないところなんです」(週刊誌記者)

 一説には、ジャニーズ事務所の広報担当者が、「浜松まつり」に関する正式な数字を運営委員会に出さないでほしいとお願いしていたという噂も聞こえてくる。木村が松本よりも先輩なのはわかるが、なぜそんなに気を使わなければいけないのか?

 そこには、再々に渡って報じられてきた、木村の独立騒動が関係しているという。

「現在月9ドラマとして放送している、『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)の世帯平均視聴率が1桁台を推移する異常事態に。木村さんは、昨夏放送したドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)から連続して、思ったような数字をあげられていません。本人が一番、視聴率や興行収入を気にしているという話で、かなり落ち込んでいるようです。それ以上に、木村さんの妻・工藤静香さんが激怒しているという話。このまま関係性が悪化すれば、木村さんの独立はかなり現実味を帯びてきます」(民放関係者)

 イライラが募る工藤は、ここ最近の「SMAP再結成」に関する動きにも頭を悩ませているようだ。

「中居正広さんと香取慎吾さんが、『まつもtoなかい』(フジテレビ系)で久しぶりの共演を果たした。これにより、元SMAPの再結成に関する期待が、ファンの間で高まっています。ただ、その一方で一部ファンのSNSでは、再度SMAP解散の“元凶”が木村だったことが蒸し返されている。なかには、工藤が木村をマインドコントロールして、解散に導いたなどという真意不明の情報まで飛び交っている。木村だけが悪者になっているので、それならいっそSMAP再結成をしてしまえばいいと工藤は話しているとか。ただ、ジャニーズ事務所は認められないとしているようです」(同上)

 事務所と微妙な関係になりつつある、大御所ジャニーズアイドルの木村拓哉。今後、実際に独立する事はありえるのだろうか?

「今回の松本との比較でもそうですが、木村はジャニーズ事務所にいることの息苦しさを痛感している。工藤の考え次第で独立もありえますが、木村がジャニーズの先輩として唯一尊敬しているという男闘呼組の岡本健一を真似て、エージェント契約に切り替える可能性が非常に高い。現在の性加害騒動についても、木村は巻き込まれたくないというのが本音で、事態が収まった頃に契約の見直しを行うと言われています」(週刊誌記者)

 50歳を迎えて、いろいろと動きが出始めそうな木村。変に後輩と比べられ“落ち目”だなどと言われないためにも、ジャニーズ事務所と距離をおくのが得策なのかも。

小林真一(フリーライター)

テレビ局勤務を経て、フリーライターに。過去の仕事から、ジャニーズやアイドルの裏側に精通している。

こばやししんいち

最終更新:2023/05/15 11:00
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