『まつもtoなかい』が引き金に…『行列ができる相談所』が9月打ち切り濃厚⁉
#まつもtoなかい
あの番組に“引導”を渡すことになるのか。
ダウンタウン・松本人志と中居正広がバラエティー番組MCとして初のタッグを組み、鳴り物入りでスタートした『まつもtoなかい』(フジテレビ系)が話題だ。
4月30日に放送された初回は、ゲストに香取慎吾を迎えたことで放送前から話題になり、平均世帯視聴率は10・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録。フジテレビはこれまで同時間帯で苦戦を強いられていただけに、関係者は大喜びしたことだろう。
同時間帯では、福山雅治主演のTBS日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』も視聴率は初回から14・7%、13・1%、12・0%と2桁をキープして絶好調。
そんななか、『行列のできる相談所』(日本テレビ系)がいよいよ追い込まれているようだ。テレビ関係者が耳打ちする。
「今年9月いっぱいでの打ち切りが濃厚となっています。かつては日テレでも屈指の高視聴率番組でしたが、2021年10月に『行列のできる法律相談所』から『行列のできる相談所』にタイトルが変更。今では番組の顔だった弁護士軍団もいなくなり、MCの東野浩治と後藤輝基のトークがメインに。5月7日には『心に響くスピーチ王選手権』が放送され、オーソドックスなバラエティー番組に変貌しています。そのせいか、最近の視聴率は世帯で5~6%台と低迷。視聴率三冠王をテレビ朝日に奪われる“戦犯”となっている」
そして、トドメとなるのが『まつもtoなかい』の好発進だ。
「上沼恵美子と北川景子を招いた5月7日放送の2回目は、視聴率5・2%と初回から半減。大手メディアは“忖度”して数字を報じていませんでした。しかし、それでも『行列~』と同水準。香取のように強いゲストが登場した際には、数字が取れることがわかったことで、すでに稲垣吾郎と草彅剛への出演オファーもしているといいます。木村拓哉も現在放映中の主演ドラマ『風間公親-教場0-』が苦戦しているとあって、仮に番宣で出演することになれば、香取以上の話題を呼ぶことは必至。なにより『行列~』は完全に息の根を止められるでしょう」(前出・テレビ関係者)
また、『行列~』と共に終了の可能性が高まっているのが、前番組の『世界の果てまでイッテQ!』だ。
「長らく看板番組として君臨。視聴率も20%超えを果たしていましたが、こちらも視聴率はシングルに落ち込んでいます。2019年には番組の『祭り企画』でやらせが発覚した上に、裏で始まった『ポツンと一軒家』(テレビ朝日系)が大成功。加えて、新型コロナで海外ロケができなくなり、その間に視聴者が離れていってしまった」(前出・テレビ関係者)
この秋には、日本テレビの日曜が大きく変わるかもしれない。
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