錦戸亮が4年ぶりドラマ出演で大復活、ジャニーズから“許された”のか?
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元関ジャニ∞の人気メンバーとして活躍した錦戸亮が、俳優として大復活の兆しを見せている。
錦戸は、2019年9月30日をもってジャニーズ事務所を退所。その後は個人事務所を立ち上げ、音楽を中心に活動していた。熱心なファン以外は錦戸の活動をメディアで知る機会は少なく、干された“辞めジャニ”の1人と囁かれ続けていた。
「錦戸は退所する直前に、フジテレビのドラマ『トレース~科捜研の男~』で月9初主演を飾ったばかりで、ジャニーズが俳優として推していたタレントだった。マスコミの間でも退所の話が出たときは驚きの声があがったほどです。しかし裏では、ジャニーズ事務所が忌み嫌っている赤西仁に独立の相談をしていたことがバレた。それがマスコミやテレビ関係者の間で知れ渡り、ジャニーズ事務所への“忖度”が発動して、独立後の錦戸をどのメディアも起用しなかったんです」(民放関係者)
赤西とともに音楽活動をしていた錦戸は着実にファンを増やし、2022年にはホールツアーを成功させるまでに成長した。
そんな錦戸が、今年に入ってから立て続けにドラマ出演を果たしている。5月14日からスタートするNHKのプレミアムドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』、さらに、6月22日からはNetflixの配信ドラマ『離婚しようよ』で、それぞれ主要な役を獲得。およそ4年ぶりのドラマ出演となる。
「『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』は、BSプレミアム・BS4Kで放送するドラマで、作家の岸田奈美氏のエッセーが原作です。錦戸は、河合優実が演じる主人公・岸本七実の父・耕助役。渋い演技を見せ、NHKの関係者からも評判が上々のようです。民放局のドラマプロデューサーも、かなり注目をしている作品になっています」(スポーツ紙記者)
なぜ錦戸は、ここにきて急にドラマ作品に出演できるようになったのか?
「NHKは、過去にも新しい地図のメンバーに番組を担当させ、2022年には山下智久にドラマ『正直不動産』で主演を任せるなど、“辞めジャニ”を積極的に起用してきた。紅白などでジャニーズ事務所と“癒着”はあるものの、あくまで対等な立場を主張しているNHKならではのキャスティングです。今回、錦戸にドラマ出演を打診したプロデューサーも、ジャニーズには特に“相談”しなかったようで、あくまで俳優としての力量が高いからという採用理由だったと話しているとか」(民放関係者)
もうひとつの『離婚しようよ』は、Netflixでの配信だが、制作はTBSが請け負っている。錦戸とは、過去にドラマを一緒に作ったことがあるスタッフが大勢参加しているという。
「NHKのドラマよりも驚きなのが、『離婚しようよ』に錦戸が出演することです。脚本は、ジャニーズタレントの作品も多い宮藤官九郎氏ですし、そもそもTBSの制作。ジャニーズと関わりが深いスタッフばかりで、他局は驚きの色を隠せないでいます」(同上)
ドラマに出演するだけならまだしも、錦戸は『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』のプロモーションで、NHKの情報番組『ニュースLIVE!ゆう5時』にも出演。さらに、雑誌などで取材も受けるなど、メディア露出を派手に行っている。
「今年4月、錦戸を表紙にして、独占インタビューをした雑誌『SCREEN+プラス』(ジャパンプリント)は、ネット書店などで売り切れが出るほどバカ売れしている様子。人気の高さに雑誌業界も再注目しています。ネットメディアでのインタビューもNHKがブッキングし、これまでの“ブランク”が嘘だったかのようにメディアを賑わせています」(スポーツ紙記者)
どのメディアも、これまでの“ジャニーズ忖度”を見直す時期に差し掛かっていることで、今回の錦戸の再ブレイクが実現したとテレビプロデューサーは説明する。
「錦戸はもともと演技力があり、独立後も起用したいと話していたドラマや映画のプロデューサーは多かった。ただただ、ジャニーズへの“忖度”で起用しなかっただけです。そのジャニーズも、稼ぎ頭の嵐は活動休止のままだし、キンプリからも脱退・退所メンバーが続出し、トラブル続き。特にテレビは、これまでのような“お付き合い”をしても旨みが少なくなっているんです。
実際、TBSは今回の『離婚しようよ』をきっかけに、連続ドラマでの錦戸の起用も画策していると言われる。もはや、辞めたタレントをみんなで干すようなやり方は通らなくなっているんです」(民放関係者)
ジャニー喜多川氏の性加害騒動をニュースで大きく取り扱わないことで、視聴者からは厳しい目が向けられているテレビ局。今後の錦戸の復活は、見えない呪縛が解かれるバロメーターになるかもしれない。
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