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弘中綾香アナ、「夫の総資産50億円超」でフリーになる必要なし?

弘中綾香アナ、「夫の総資産50億円超」でフリーになる必要なし?の画像
テレビ朝日公式サイトより

 テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーにここのところ独立説が取りざたされているが、弘中アナの自身のキャリアに対する現実的な考え方に加え、昨年9月に結婚した夫・岡田祥吾氏の推定総資産が50億円以上にふくれ上がったとの話から、フリーになる可能性はきわめて低いとの見方が出ているようだ。

 岡田氏が経営する「プログリット」は、サブスク型の英語学習サービスなどを提供するベンチャー企業。弘中アナとの結婚とほぼ同タイミングで東証グロース市場に上場を果たしている。同社の「新規上場申請のための有価証券報告書」によると、岡田氏の所有株式数は約193.6万株で、結婚を発表した9月30日の終値が770円だったことから「総資産15億円」などと報じられた。

 このプログリットの株価が今年に入ってから大きく上昇。今年2月に弘中アナと岡田氏が「ドン・キホーテ買い物デート」を報じられた際には、週刊誌記事の見出しが「資産30億円夫」となっており、この時点で資産が倍増していた。株価はさらに高騰し、5月2日時点の終値は2822円となっていた。

 岡田氏の所有株式数が変わっていないと仮定すると、単純計算で総資産は約54.6億円にのぼる。つまり、弘中アナと結婚してから約7カ月ほどで、岡田氏の総資産は3.5倍以上に急増したことになるのだ。

 そんな中、弘中アナに「フリー転身説」が再び持ち上がっている。局アナとしては異例の冠番組となった『ノブナカなんなん?』が今年3月で終了し、ノブと弘中アナをメインにした構成はそのままに『隣のブラボー様』にタイトルが変更され、内容もリニューアルされた。これについて、一部で「(冠を外されて)弘中アナがショックを受けている」「キャリア的に中堅になり、いずれ主戦場のバラエティから外されるようになったら、社内での居場所がなくなる」などと指摘され、独立説が取りざたされたのだ。

 弘中アナは昨年12月に発表されたオリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」で4連覇を果たすなど、文句なしの知名度と人気を誇る。フリーになれば引く手あまたとみられ、特に彼女の場合は担当するのがバラエティ中心のため、独立したほうが仕事の幅が広がると以前からいわれていた。もしフリーになったら、『あざとくて何が悪いの?』で共演している田中みな実級の活躍が期待できそうだ。

 だが、弘中アナはビジネスメディア「DIAMOND SIGNAL」(ダイヤモンド社)の2022年12月のインタビュー記事で、独立について「私は人を信用するのにちょっと時間がかかるタイプ。今はテレビ朝日での10年間で培ってきた信頼できる仲間たちがいるので、じゃあフリーになってゼロからもう一度、その信用を作るかとなっちゃうと足踏みしちゃう」として否定している。

 その一方、アナウンサーの仕事を続けることに関しては「今はそうですけれど、5年後はシンガポールに住むとか言うかもしれないですし、それはわからない」とし、退社したとしてもフリーアナにはならず、まったく別の仕事に就く可能性を示唆した。弘中アナは以前から、そもそもアナウンサーを目指しておらず、総合職志望だったことを明かしているため、アナウンサーという職業へのこだわりも薄そうだ。

 「DIAMOND SIGNAL」のインタビューでは、将来の具体的なビジョンはないものの、40代、50代になっても「仕事もプライベートも両立してキラキラ輝いている女性」になりたいとも話しており、いわゆる「家庭に入る」といった未来は考えていないようだ。

 また、弘中アナは以前に『ノブナカなんなん?』で司会の千鳥・ノブから、結婚相手として「売れてないけど顔がイケメン俳優」と「売れてるけど顔がノブ」のどちらを選ぶかとの二択の質問を迫られた際、「売れてる人!」ときっぱり回答。「結婚は生活だから。生活はお金です」とまで言い切り、ここでもきわめて現実主義な一面を見せていた。

 こうした弘中アナの発言を踏まえた上で、前述したように夫の総資産が急増してお金の心配は一切ないという状況を考えると、無理にフリーになるよりも「信頼できる仲間たちとテレビ朝日で働き続ける」という選択肢のほうが現実的に思える。夫の会社の躍進が「弘中アナがフリーにならない理由」になるとしたら、一番喜んでいるのはアナウンス部の大エースを失わずに済みそうなテレビ朝日かもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/05/08 21:00
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