ポスト小室圭さんとしてネットで重宝される大谷翔平は“長持ち”する?
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現地時間5月3日に行われた米メジャーリーグのカージナルス戦に3番・投手で先発したエンゼルスの大谷翔平は、5回にメジャー通算500奪三振を記録。ベーブ・ルース以来となる「500奪三振&100本塁打」を達成した。大谷に勝ち負けはつかなかったが、試合は4対6でエンゼルスが勝利した。
WBCで、侍ジャパンとしてともに戦ったカージナルスのヌートバーとの初対決も話題になったこの試合。大谷が3三振を奪い、注目の対決は大谷に軍配が上がった。
毎日のように活躍を見せ、それがなんらかの形でニュースにされている大谷翔平は、スポーツ紙や週刊誌メディアにとって、最重要の存在となっている。
「これまで、打者と投手との二刀流で本格的に活躍した選手はほとんどいません。だからこそ、大谷がなすことすべてが “記録”となって報じられる。スポーツ紙はただただ大谷の一挙手一投足を報じてネットニュースにしていけば、簡単にページビューが稼げる状態なんです。
それこそヌートバーとの対決もそうですが、そのほかの侍ジャパンの選手と戦えばそれだけでニュースになりますし、打っても投げても、とにかくなんでも記録になる。これからもスポーツ紙のネットメディアにおける“大谷バブル”は続くこと確定です」(スポーツライター)
週刊誌メディアでは、毎試合の結果をニュースにすることはあまりないが、大谷の私生活や人となりに関する記事を量産し、ネットで配信している。
「大谷選手に関する話であれば正直、その信憑性に関わらず、多く読まれるというのが今の状況です。これだけネットニュースで毎日いろいろとネタにされるのは、ネタのされ方に大きな違いはあれど、少し前の小室圭さん以来ですね」(メディア関係者)
秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚した小室圭さんは、母親の金銭トラブルが浮上したことで、結婚前から連日報道が過熱。さらに、結婚後もニューヨークの司法試験受験の動向や現地での生活について、あらゆる側面からニュースの題材となっていた。
「小室さんは、ネット上でのアンチが多く、ニュースを出すとネガティブなコメントが大量についていました。コメントが増えれば増えるほど、ページビューも増えるので、まさにネットメディアは小室さんへのアンチコメントを“燃料”として数字を稼いでいたわけです。だからこそ、ネガティブな切り口の記事も増えていたのですが、それが誹謗中傷を加速させていたのも事実。実際、ポータルサイト側から抑制の動きもありました。そういったなかで、ネットニュースにおける“小室圭さんバブル”が徐々に沈静化し、そこでポスト小室圭さんとなったのが大谷選手です」(同)
ただ、ネガティブな内容がほとんどだった小室さんのニュースに対して、大谷に関するニュースはポジティブな内容のものばかりだ。
「小室さんの記事の場合、アンチを意識するあまり、こじつけに近いようなネガティブなものも少なくなかった。正直、報道姿勢としては問題があったと言わざるを得ないでしょう。しかし、大谷選手の場合、そもそも常に偉業を達成しているので、そのまま記事にするだけでもポジティブな内容になる。多少“妄想”めいた記事もありますが、もちろん無理やりに批判するようなこともなく、炎上案件になることはほとんどない。
メディア側が多少の無茶をしながらページビューを稼いでいた小室さんとは違い、大谷選手は素直に絶賛するだけでページビューを稼げるので、メディアとしてもとても扱いやすい。だからこそ、大谷選手は小室さんよりもドル箱として“長持ちしそう”だなんて言われていますよ」(同)
活躍が続く限りは、大谷翔平がネットメディアの“ページビュー至上主義”に利用され続けることとなりそうだ。
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