『なりゆき街道旅』MCハナコは力不足?弱点露呈でハライチ澤部との差が歴然
#ハライチ #澤部佑 #ハナコ
これを“成長するための痛み”と見るか、それとも限界と見るか……3月末からフジテレビ系の散歩番組『なりゆき街道旅』の新MCを務めているハナコの評判があまり良くないという。
「初代MCは2018年4月の番組スタート時から務めたハライチ・澤部佑でした。彼は台本に忠実ながら、状況に応じてゲストの旅人とうまく立ち回るなど、安定した仕切りを見せていました。ただ、今年から平日昼の帯バラエティ『ぽかぽか』のMCに起用されたこともあり、同じワタナベエンターテインメントの後輩であるハナコが後任を務めることになりました」(芸能ライター)
しかし、ハナコのMCについて、視聴者からは厳しい意見が多いという。
「ネットの声を拾うと『なりゆき街道旅、楽しみで毎週録画してたけどハナコになってからつまらない』『澤部さんの頃の良さがなくなってしまった感ある』など、手厳しいコメントが多いです。澤部には澤部の良さがあったので、ハナコならではの“トリオワーク”と言うべきか、どう回していけば盛り上がるかが見いだせれば違ったものになるはずですが……」(同)
ただし、現在のハナコは渡された台本をこなすだけで精一杯のようだ。
「番組では、ネタ作り担当の秋山寛貴がゲストに話を聞き出す役になり、そこから話を広げるケースが多いですが、とにかくカンペに書かれた文言をそのまま聞いているので、ゲストもうまくほぐれない。うまいMCは自分の言葉に置き換えたり、枕詞をつけて柔らかく切り込んだりするものですが、ハナコにはまだその余裕がないのでしょう。また、質問に対する答えを広げていくトークも、岡部大と菊田竜大が勝手にリアクションしているので、視聴者に妙なストレスがかかったり、話がしぼんだまま終わったりしてしまっています」(同)
うまいMCであれば、トークを展開しながら「ここが広げどころ」と思った部分を深掘りしていくものだが、今のハナコはそれを現場で嗅ぎ分けることができず、どんどん話が流れていってしまうというわけだ。その根底には「のんびり自分たちらしくやればいい」という考え方があるのかもしれないが……。
「3人が同じ方向を向いていないというのも要因かもしれません。秋山と岡部に比べて菊田はモチベーションが低いと見られることが多く、2人から邪険にされることも多い。決して仲が悪いわけではないのですが、特に良いわけでもないので、3人だけのトークのときはもちろん、そこに別の誰かが入ったときも、見事なパス回しは見られない。そのため、澤部のときと比べて、ゲストの満足度も低いのではないでしょうか」(テレビ業界関係者)
これまでハナコがMCを務めた番組といえば……。
「『有吉の壁』(日本テレビ系)や『新しいカギ』(フジテレビ系)といった番組に出ていますが、『なりゆき街道旅』以外でMCを務めているのはテレビ朝日系の『バラバラ大作戦』の枠で4月から始まった『140×875』のみ。ここでも、主に秋山が回す役割を担っていますが、彼は毒気を抜いたバカリズムのようで淡々としており、たまに菊田が一言刺す程度。岡部も存在感に乏しいのが現実です」(同)
『キングオブコント2018』(TBS系)の優勝でブレイクし、順調に露出を増やしてきたハナコだが、MCとしてトーク回す立場になり、思わぬ弱点が露呈してしまった。一方で、ハライチがMCを務める『ぽかぽか』は不振で早くもリニューアルが囁かれている状況だ。『なりゆき街道旅』ファンとしては、澤部の復帰を心待ちにするしかないのかもしれない。
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