橋本環奈のトーク&立ち居振る舞いが完璧…芸歴24年の芸人が仰天した自然体の魅力
#芸人 #橋本環奈 #馬鹿よ貴方は 新道竜巳
4月28日放送のTBS「A-Studio+」に出演した橋本環奈を見て仰天した。立ち振る舞いが完璧なのだ。なぜあんなにも上手に話せているのか。今回はそこを徹底的に考えたい。ドラマ、映画、舞台等で活躍を見る事はあるが、バラエティ番組でのトーク力はどうなのかと考えたことがあまりなかった。
橋本環奈は1999年2月3日生まれの24歳。彼女が売れたきっかけはローカルアイドルグループRev. from DVL(2009年 – 2017年)。中学3年生(2013年)だったときの写真が話題を呼んだ。奇跡の1枚だと。1000人に1人の逸材だと。外見で注目された橋本環奈は仕事が増えていき、現在は内面にも注目が集まる。
飾らない魅力、自然体の魅力が、多くのファンを惹きつけて放さない理由でもあるだろう。しゃべる時に自分に都合のいいキャラクターを乗っけない。なのに、なぜか彼女のしゃべりはとても軽快で一言一言を聞きたくなる魅力がある。24歳女性のたわいもない会話が聞きたくなるこのトーク力の秘密はどこにあるのだろうか。
自然体で魅力を出すのは非常に難しいと芸歴24年の自分は思う。自然体は違和感や興味をそそる事が非常に少なく、利益が生じない事をよく知っている。24歳にしては相手の発言をよく聞いて自分の意見を返すという会話の基本部分がしっかりしているところにも良い意味での違和感があり、魅力的に映っている部分はあると思う。
どれだけの芸人が自分を魅力的に見せるためにキャラクターを作り、失敗しては別のキャラクターを作っていったか。そして注目されてやっとテレビに出演する事が出来る。人によっては手品で魅力を見せてはお金を稼ぎ、人によってはモノマネをして似ている技術でお金を稼いでいる。そういった違和感が人にはないと他人がお金を払ってくれるどころか、自分に興味を持ってもらえない。
芸人は魅力的に見せる事が出来たネタで注目を浴び、次のステップで平場というフリートークの部分で頭を抱える。普通にしゃべると盛り上がらないし、どうやってしゃべっていいかわからない。失敗に失敗を重ねた芸人は最終的には笑いを取ろうと焦るあまり、MCからのパスを受けての会話が成立しなくなる。そんな芸人を山ほど見てきた。
しかし、橋本環奈は自然体でも見れている。芸人で自然体に話していて面白い芸人と言えば、「にけつッ!!」に出演している千原ジュニア、ケンドーコバヤシや「いろはに千鳥」に出演している千鳥のお二人などが代表的だ。自然に笑いを取り、無理のないリアクションやパフォーマンスをし、人気を博している。「にけつッ!!」が始まったのは2008年。当時、千原ジュニアが芸歴19年、ケンドーコバヤシが芸歴16年だった。
「いろはに千鳥」が始まったのは2014年。千鳥の結成は2000年で自然体の仕事になるまで芸歴14年かかっている。橋本環奈が「A-Studio+」にて自然体でしゃべるのを自分が拝見するまで、どのくらいかかったのか。橋本環奈は2007年デビューなので、16年かかっている。こうしてみると、橋本環奈より千鳥の2人が自然体で見せられている番組を持ったのが早く、最も凄いことになる。やはり自然体で人前でしゃべるにはそれなりの期間がかかり、いかに早くとりかかっていたかが肝となる部分はあるのではないだろうか。千鳥は凄い!
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