おすぎとピーコが認知症、老老介護…美川憲一も「他人事ではない」ほかスクープ19本
#元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
名門スポーツ部にまた不祥事
お次はラグビーの名門・京都成章を揺るがす重大事件が起きていると文春が報じている。
前々回の第百回大会では初の決勝に進出し、桐蔭学園に敗れたものの準優勝に輝いている。
そのラグビー部を今年1月まで率いてきたのが、名将・湯浅泰正である。
「湯浅氏は創部二年前から監督を三十五年間務めていた。今回、長らくコーチを務めていた関崎大輔氏に監督を譲り、自身は総監督となりました。今後は地域との連携を図り、京都ラグビー界の発展を目指していくと宣言しています。これまでの活動が評価され、四月には京都成章の校長にも就任しました」(スポーツ紙記者)
ところが、その勇退・校長就任から時をおかず大事件が起きたというのだ。
4月に大学進学を控えていた3年生の部員複数名が、3月下旬に大麻取締法違反で逮捕されたというのだ。
「少なくとも三人のラグビー部員が逮捕されたと聞いています。しかもその中には、今年一月の花園でもプレーしたX選手が含まれていました」(ラグビー部保護者のA)
文春は湯浅校長を直撃するが、「何も答えられない」というだけ。これを読む限りは、そうした事実があったと思うのだが。
それにしても、このごろは、名門といわれるスポーツ部に不祥事がやたら多いような気がする。
北海道知床半島沖で起きた観光船「KAZU1」の沈没事故は、今も6人が行方不明であるという。
発生から1年が過ぎ、船が出港したウトロの町では追悼式が行われたが、運行会社の桂田精一社長(59)は顔を見せなかったそうだ。
「地元テレビ局によると、追悼式には“呼ばれていないから行けない”と答えたとか。重大な事故の責任者という意識や反省は、まったく伝わってきません」(社会部記者)
そんな折、ウトロやその周辺では渦中の桂田社長にまつわる仰天話が取り沙汰されていたという。
「桂田さんがダイビング関連の会社を計画しているというものです。そこを拠点に、商売をしながら定期的に行方不明者の捜索に取り組むとか。周辺海域の調査も行って、地域の安全性を高めると言っているとも聞きました」(地元住民)
当然だが、そうした動きに反発する声が多いようだ。
「観光という知床最大の産業に深刻なダメージを与えながら、同じ場所で新規事業を画策する。彼にとっては所詮、地域や被害者、そのご家族への謝罪や補償は二の次なんでしょう」(札幌在住のジャーナリスト・曽我部司)
腹立たしい以上の不快感がわいてくる。
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