元櫻坂46・原田葵、女子アナとして「有望株」と高評価のワケ
#フジテレビ #女子アナ #原田葵
元櫻坂46の原田葵がフジテレビにアナウンサーとして入社したことが話題になっている。一部では「アイドル出身」ということに批判的な見方もあるが、業界内では有望株との認識もあるようだ。
原田は2015年に櫻坂46の前身「欅坂46」の1期生オーディションに合格し、童顔の「妹キャラ」としてファンに親しまれた。かわいらしいイメージの一方、グループ内の学力テスト企画で優勝するなど「インテリ女王」として知られた。高校3年生だった2018年に「学業に専念するため」として活動を一時休止し、法政大学の社会学部に進学。2022年1月に櫻坂46からの卒業を発表し、今年3月の大学卒業時にはSNSで「大学卒業と同時に新たな出発点。ここから自分らしくどう頑張るかで見える景色が変わるのかな、と思うとワクワクします」と決意をつづっていたが、この「新たな出発点」とはフジテレビアナウンサーへの道だった。
2021年の「週刊新潮」(新潮社)の報道によると、グループ在籍中だった大学3年の時点でフジテレビから内定が出ていたといい、テレビ朝日からも声がかかったが、フジを選んだという。テレビ朝日には元乃木坂46の斎藤ちはるアナがおり、場合によってはテレ朝アナウンス部に「坂道コンビ」が誕生していた可能性もあったようだ。
フジの2023年度のアナウンサー職での採用は男性1人、女性1人で、ひとつしかない女子アナ枠に原田を採用したことになる。フジ側が「原田アナ」に大きな期待を寄せていることは想像に難くない。
原田は欅坂46のエースだった平手友梨奈らと比べるとそれほど派手な印象はなく、アイドル時代の知名度が採用の決定打になったとは考えにくいといわれている。それなのにキー局2社が“争奪戦”を繰り広げたとなれば、学力やアナウンサーとしての資質が評価されているのではと考えられ、業界内では有望株とみなされているのだ。また、グループが欅坂46から櫻坂46に改名する激動の時期を生き抜いた「サバイブ力」と、年上からも年下からも愛された人柄も高評価につながったのではとの指摘もある。
ほかに坂道グループ出身の局アナとしては、元乃木坂46で日本テレビの市來玲奈アナ(2018年入社)とテレビ朝日の斎藤アナ(2019年入社)がいる。市來アナは入社1年目で『行列のできる法律相談所』(現『行列のできる相談所』)の3代目アシスタントに抜擢されたほか、『news every.』のサブキャスターなどで報道にも進出。一方の斎藤アナは『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントを経て、昨春から『グッド!モーニング』の総合司会を務めている。
双方とも当初は「元アイドル」という色眼鏡で見られていたが、現在はそれを感じさせないほどの活躍で出世コースに乗っている。この流れからすると、原田の未来も明るそうだ。
かつて「女子アナ王国」と称されたフジテレビだが、最近は久慈暁子アナや三田友梨佳アナらエース級の人材が続々と退社し、永島優美アナが今春に『めざまし8』を卒業して仕事量を大幅セーブするなど人材不足が加速している。原田は「王国復権」のカギとなる逸材といえそうで、一部では高島彩アナや加藤綾子アナら歴代エースを輩出した「パン」シリーズを復活させ、フジが原田を「アオパン」として大々的に売り出すという憶測も広がっている。
フジテレビは今夏に大型特番『FNS27時間テレビ』を4年ぶりに復活させると発表しており、同番組の名物として知られる新人アナによる提供スポンサー読み上げが原田の“初鳴き”となる可能性が高いと推測され、その後に秋ごろから本格デビューするとみられる。原田をどのように売り出していくのか、その方針はフジテレビの今後にも影響が出るかもしれない。
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