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ジャニーズ×Twitterトレンド速報

キンプリ冠番組終了はジャニーズの意向? 広がるCMスポンサーやテレビ局との温度差

キンプリ冠番組終了はジャニーズの意向? 広がるCMスポンサーやテレビ局との温度差の画像1
King & Prince

 King & PrinceがCMに出演している本田技研工業のプロジェクト「Hondaハート」の公式SNSが26日、平野紫耀の新グラフィックを公開した。新CMも放映されるなどスポンサーは5人体制の最後まで盛り上げようとしているが、一方のジャニーズ事務所はすでに“店じまい”モードで熱量の差がくっきりと表れている。

 昨年11月、King & Princeは今年5月22日をもって平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が脱退し、以降は高橋海人と永瀬廉の2人体制でグループを継続すると発表。スポンサー側にすれば早々に契約を打ち切ってもおかしくない状況だが、「Hondaハート」は昨年12月にCM第4弾を公開し、3人の脱退まで約1カ月に迫った今月18日からまさかの第5弾の放映を開始した。

 さらに、WEBで公開されたスペシャルインタビュー動画は「夢はつづく」と題され、King & Princeへの感謝と愛に満ちていると話題に。平野がバイクに乗っている今回の新グラフィックにもファンは大歓喜し、Twitter上で「Honda様ありがとうございます、最高にカッコイイです!」「新グラフィックうれしい……いつも私をうれしくしてくれるHondaハート様が大好きです!」「平野紫耀くんとHondaのRebel500、どちらも素敵で格好いいです」などと歓喜の声が集まり、トレンドワードに「#Hondaハート」が入るなど反響が広がった。

 King & Princeといえば、当初は2人体制への移行後も継続すると報じられていた冠番組『King & Princeる。(キンプる。)』(日本テレビ系)が5月20日のゴールデン2時間スペシャルを最後に終了すると急転直下で決定。日本テレビの福田博之常務は今月24日の定例会見で、「放送でも配信でも、すごく評価していただいている」「続けたい番組であることは間違いない」と苦渋の決断だったことを明かした。

「3月の段階では、日テレの編成部長が『現状において番組を終了する予定はない』と改編説明会で断言していましたから、かなり急な方針転換だったことがうかがえます。福田常務が『続けたい番組』という言葉をあえて使ったのは、番組終了がジャニーズ事務所の意向だったことを暗にほのめかしたといえるかもしれません」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 実際、25日付の「デイリー新潮」(新潮社)は同番組について「日テレは最後まで番組の継続を望んでいた。その布石として、高橋が主演する4月期のドラマ『だが、情熱はある』が企画された」といった内幕を報道。番組制作スタッフとジャニーズ側で意見や方向性が合わないことがたびたびあったとし、それも要因になってジャニーズ側が継続を受け入れなかったと伝えられている。最終回についてもスタッフ側とジャニーズ側の温度差が激しく、企画内容の決定に難航しているという。

 番組だけでなく、King & Prince出演のCMも5月22日までに終了するとの見方が強く、UHA味覚糖「ぷっちょ」にいたっては3月から過去作品を振り返る“総集編”が放映されている。また、平野は単独でもP&G「ファブリーズ」、キッコーマン「わが家は焼肉屋さん」、コーセーコスメポート「ジュレームiP」、池田模範堂「ムヒシリーズ」、ボシュロム・ジャパン「「ボシュロム アクアロックス ワンデー UV シン」と、若手ジャニーズタレントの中でもトップクラスの5社とCM契約しているが、これらもグループ脱退と同時に全終了、あるいは別のジャニーズタレントに引き継がれるとみられる。

「King & Princeのグループ名こそ残すものの、残留する永瀬と高橋は実質的にソロタレントとさほど変わらないマネジメントになりそうです。ジャニーズは2人体制でのグループ売りにあまり関心がなさそうで、当初は『2人体制での新曲リリースやコンサートが計画されている』と伝えられていましたが、どれほど力を入れるのかは不透明。もしグループ活動がほとんどない状態になってしまったら、ファンクラブを継続させるためにグループ名を残しただけなのでは……とみられかねないでしょう。キンプリのファンクラブは会員数が推定100万人超といわれ、会費4000円で単純計算すると年に40億円規模の収入になりますからね」(前出)

 5月23日以降、グループとしての露出はガクンと減ってしまいそうな気配もあるキンプリ。スポンサーやテレビ局からの愛が強いからこそ、余計にジャニーズ事務所のキンプリの扱いに疑問を感じてしまう人が多そうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/04/27 12:00
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