岸田首相襲撃、木村容疑者「実父」インタビューと本心 ほかスクープ11本
#元木昌彦 #週刊誌スクープ大賞
ジャニーズ性加害問題と“報道の”TBS
さて、千葉県松戸市内のマンションの最上階から、制服姿の女子高生2人が、「怖い、怖いよ……」といいながら、後ろ向きに飛び降りたと文春が報じている。
その模様を生配信していたというのだから驚く。2人は以前、メンタルの不調などを投稿する「病み垢」というネットで知り合ったという。
A子は、YouTubeなどで動画投稿や生配信を行っていた「ピャスカル」なる男と知り合ったという。
一緒に飛び降りたB子にA子は、「推しと“オフパコ”した」と打ち明けていたそうだ。オフパコとは実際に会って性行為をすることだそうだ。
A子はアルバイトをしながら夜行バスで新潟から上京し、ピャスカルと逢瀬を重ねたそうだ。
だが、この男との関係に悩み相談した相手が同じ男と交際していた事実を知ることになった。
弄ばれていたことを知った彼女は、暴露系のユーチューバーに経緯を告白。するとピャスカルが訴える、別れると、彼女を追い詰めたそうだ。
全部終わったあと、A子はB子のいる松戸に向かった。家庭や学校のことで悩んでいたB子も飛び降り自殺を考えたことがあり、2人は意気投合したのだろうか。
残された部屋にはアルコール度の高い酎ハイと、市販の鎮咳剤と抗うつ剤のパッケージが残されていたようだ。
ピャスカルはA子の死を知って、一生を賭けて自分自身の罪を償いたいと思うという画像を投稿したようだが、口先だけなのだろう。
まだまだこれからいくらでも恋愛できるのに彼女はなぜ死を選んでしまったのか? 励ましてくれる人間は周りにはいなかったのだろうか。
今週も文春はジャニー喜多川の性加害問題を追及している。
ここまでくると、無名で終わったジャニーズジュニアだけではなく、よく知られたアイドルたちの名前も登場してくる。
現在50代の高野(苗字のみ実名)は、ジャニー喜多川に逢うといきなり「ユー、足が長いね」といわれたという。その頃レッスンは主にテレ朝で行われていたというが、それが終わるとジャニー喜多川は必ず、お気に入りの子たちに声をかけて食事に出かけたという。
そこには後に光GENJIのメンバーになる大沢樹生や内海光司もいたという。
高野がジャニー喜多川に襲われた次の日、彼に1万円くれたという。
のちに人気アイドルになる友人に、「昨日、ジャニーさんにちんちん入れられちゃったよ」と急にいわれたという。その表情は、「ちょっと笑っていて、全然深刻じゃなかった」という。
こうしたことを今のジュリー社長などは知っていたはずである。なぜなら、ジャニーズ事務所の元スタッフが、
「タブーではありましたが、多くの人間が知っていました。ジュニアの子を、ジャニーさんが待つ全日空ホテルに届けるスタッフもいました」
と証言しているからだ。
ジャニー喜多川の姉であるメリー喜多川も、弟の所業に対して、「病気だからね」といったという話もある。
あまりの批判に、これはまずいと思ったのだろう、ジャニーズ事務所がようやく動いたことを、朝日新聞がスクープした。
「大手芸能プロダクション『ジャニーズ事務所』の創業者、ジャニー喜多川氏(2019年に死去)から所属していたタレントが性被害を受けた疑いが浮上している問題で、事務所が、社員や所属タレントを対象に聞き取り調査を行ったことを、文書で取引先企業に報告した。社内ヒアリングのため十分ではないとしつつ、現時点で問題点は確認されていないとしている。一方、すでに退所した元タレント向けの相談窓口を設ける考えも文書で示した。(中略)
文書には、今回の性被害の疑惑について、喜多川氏が故人であることから事実確認は困難だとしつつ『問題がなかったなどと考えているわけではございません』『メディアでの報道、告発等については真摯(しんし)に受け止めております』と事務所の考えがつづられていた」(4/21(金) 21:00配信)
だが、民放はジャニー喜多川の問題については沈黙を守り続けている。よほどジャニーズ事務所にばらされては困ることがあるのだろう。
とくに報道のTBSがひどいと文春が報じている。
BBCとカウアン・オカモトが外国特派員協会でやった会見にもカメラを出さず、小川彩佳の『news23』でも報じていないという。
筑紫哲也が生きていたら「TBSは死んだ」というだろうな。
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