なにわ男子24時間テレビ抜擢、キンプリ冠番組終了から見るジュリー社長と日テレの深すぎる関係
#ジャニーズ #King & Prince #なにわ男子
ジャニーズ事務所の7人組グループ・なにわ男子が、今年8月26・27日放送される日本テレビ系『24時間テレビ46』のメインパーソナリティーを務めることとなった。同番組では毎年ジャニーズ事務所のタレントやグループがメインパーソナリティーを担当しているが、デビュー組の中でも最もキャリアの浅いなにわ男子が抜擢されたことは異例とも言える。
「順番から言えば、まだグループとしてメインパーソナリティーを務めていないジャニーズWEST、Snow Man、SixTONESのほうが、先に起用されてもおかしくなかったはず。グループとしての人気や勢いを考えたら、Snow Manこそが適任だという声も多い。ただ、ジャニーズ事務所内の“政治”を考えると、なにわ男子の抜擢は納得できます」(芸能事務所関係者)
現在、ジャニーズ事務所のトップに君臨する藤島ジュリー景子社長のお気に入りが、なにわ男子なのだ。
「Snow Manはもともと、ジャニーズ事務所を退社した滝沢秀明氏が手掛けたグループであり、ジュリー社長体制においては必ずしも最優先グループではない。一方、なにわ男子はジュリー社長の肝いりですし、ジュリー社長の娘も入れ込んでいるとのことで、まさに現状ではジャニーズ事務所の“ど真ん中”であり、“ポスト嵐”的ポジションなんです。世間的な評価や人気を飛び越えて、なにわ男子が抜擢されるというのは、それだけジュリー社長の日テレ対する影響力が大きいということでしょう」(同)
日本テレビとジャニーズ事務所に関しては、King & Princeにまつわる不穏な動きもあった。
5月で平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の3人が脱退するキンプリ。日本テレビ系で放送されている冠番組『King & Princeる。』は当初、4月改編以降も終了する予定はないと発表されていたが、5月13日をもってレギュラー放送が終了することに。
「5月20日にゴールデンタイムのスペシャル版が放送されるのですが、ひとまずそこで終わりという形。一応4月の改編から1カ月は続きましたが、実質的には4月改編で終了と考えていいでしょう。“終了する予定はない”という日本テレビの発表は、虚偽とまではいかないにしても、さすがに不誠実だったと言わざるを得ないと思います」(テレビ局関係者)
キンプリが妙な形でレギュラー放送が終了となった背景に、ジュリー社長の影響があったとの見方も強い。
「3人脱退後もキンプリは高橋海人、永瀬廉の2人で続けていくとしているため、ジャニーズ事務所としては体裁だけでも“冠番組継続”としたかったのかもしれない。そもそもキンプリの分裂はメンバーたちとジュリー社長との衝突が大きな原因だったわけで、即番組終了となったら、ジュリー社長が残った2人を含めてキンプリ5人を切り捨てたかのように受け止められる。SMAP解散の際、ジャニーズ事務所はかなり叩かれたので、その二の舞にならないようにするための措置だった可能性もあります。
ただ、結局すぐに終わったのを見て、日テレとジャニーズ事務所の“深すぎる関係性”を指摘する業界関係者は多いんですよ。傍目では、日テレは完全にジュリー社長の言いなりになって、その指示通りに通りに動いているようにしか見えませんからね。キンプリの冠番組の終了となにわ男子の抜擢は、まさにジュリー社長が自分の力を見せつけているかのような動きだと思います」(同)
ジャニーズ事務所の創設者である故ジャニー喜多川氏の性加害問題にスポットがあたり、イメージダウンを余儀なくされているなかで、豪腕を見せつけるジュリー社長。ジャニー氏の問題が大手メディアで封殺されたことについて“メディアのあり方”が疑問視されているが、それでも日テレとジャニーズ事務所の密着は揺るぎないものだと言えそうだ。ジャニーズ事務所とメディアをめぐる問題の闇の深さを思い知るばかりである。
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