ジャニー氏問題、「行為受けずにデビューできるJr.」の特徴が判明か?
#ジャニーズ #ジャニー喜多川 #YouTube
4月12日に日本外国特派員協会で記者会見を開き、ジャニーズ事務所前社長・ジャニー喜多川氏(2019年死去)から「12~16年に15~20回ほど性的被害を受けた」と主張した元ジャニーズJr.で歌手のカウアン・オカモト。14日には、青汁王子こと三崎優太氏のYouTube生配信に登場したが、その中で、ジャニー氏が「罪」と認識していたことをうかがわせるようなエピソードがあった。
三崎氏から「被害にあったJr.の数」を問われたカウアンは、「僕が思うに、マンションに来てたら、ほぼ全員」と回答。ジャニー氏が生前住んでいたマンションは「一晩に20人くらい泊まれる」のだといい、「ほぼ毎日(ジャニー氏の家に)Jr.がいる状態なので、年間でいったら何百どころじゃない」と生々しく語っている。
また、デビューしているジャニーズタレントは「ほぼ100パー」被害に遭っていると明かしつつ、「稀」に被害に遭わずともデビューできるJr.がいると発言。それは親が有名人であるパターンだといい、逆に親が一般人である場合は「(ジャニー氏からの行為を)受け入れるか、(デビュー前に事務所を)辞めるか」という二択が迫られるような状況だったという。
さらに、カウアンは、ある振付師から「首を絞められた」経験があると告白。その振付師は「一番ジャニーさんから信頼を得て」いたものの、Jr.に対して「グー」パンチや「平手打ち」といった暴力行為を振るっていたといい、その事実を「みんな知って」いたそうだ。
これらが事実であるかは不明だが、もし“二世は被害に遭わない”ということが本当であれば、ジャニー氏が自身の行為を「罪」であると認識した上で、事実が公にならぬよう、ターゲットを選んでいた可能性もありそうだ。
なお、三崎氏のチャンネルでは、18日にもカウアンとの対談動画を公開。ここでは、カウアンが「世界中」から取材依頼が届いていることを明かしているほか、「受けるものは受けたい」と海外メディアへの対応に前向きな姿勢を示している。
そんな中、同じくYouTubeでは、芸能界に詳しいホリエモンこと堀江貴文氏が、「ジャニー喜多川氏の性加害が告発された件について解説します」と題した動画を14日に公開。
日本の民法テレビ各局がジャニー氏の問題をスルーするのは「当たり前」とした上で、「ここまで(被害者が)告発をしても変わらない日本のテレビ局、マスコミの体制というのは、沈みゆく船ではあるんだけれども、(ジャニーズ事務所にとって)強力ですよね」とコメント。
一方で、欧米諸国をはじめ海外では、未成年への性加害に対する風当たりが日本以上に強いことから、「ジャニーズ事務所の人たち、欧米では活動できないんじゃないかなと思いますね、下手すると」と私見を語っている。
今後の海外活動での影響が予想されるジャニーズ事務所。カウアンはジャニーズ事務所に罪を「認めてほしい」と訴えているが、果たして……。
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