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カトパンは半年休業でも余裕? 背景に“ヤリ手2代目社長”夫の会社の急成長か

カトパンは半年休業でも余裕? 背景に“ヤリ手2代目社長”夫の会社の急成長かの画像
加藤綾子アナ

 元フジテレビの加藤綾子アナウンサーが休業してはや半年以上が経過したが、Instagramでは“余裕”の生活ぶりを見せており、その背景には夫の会社の好調があると指摘されている。

 加藤アナは11日、Instagramで最新の近影を公開。京都・仁和寺の桜を見物している姿を披露し、変わらぬ美貌に称賛の声が集まった。このInstagramでは休業後、昨年11月には新婚旅行で米カリフォルニア州ナパバレーを訪れたことを報告したほか、挙式の様子や同期との集まりを公開したりと、のんびり優雅な生活を送っていることがうかがえる。京都には昨年秋にも紅葉狩りを、同じく元フジテレビの松尾翠アナと楽しんでいる様子もあった。

 加藤アナは2021年、スーパーマーケットチェーン「ロピア」の2代目社長・高木勇輔氏と結婚。昨年9月いっぱいでメインキャスターを務めていたフジテレビ系報道番組『Live News イット!』を卒業し、「家族との時間を大切にしたい」との意向でそのまま休業に入った。加藤アナは2014年に『めざましテレビ』の生放送中に激務による体調不良で倒れて途中退席したことがあり、それをきっかけに「身体を優先しよう」という意識が強まったことも休業に影響したといわれている。

 家庭や体調管理を優先しての休業とはいえ、フリーアナの競争が激化している状況で半年以上も休むのは勇気のいることだ。同じ元フジテレビアナウンサーで現在はタレント・モデルとして活動する久慈暁子は、昨年5月にバスケットボールのNBA選手である渡邊雄太と結婚して夫のチーム本拠地・ニューヨークに移住したが、先日は夫をアメリカに置いて一時帰国し、トーク番組『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)に出演。「夫が遠征でいない期間が長いので、家にいても暇だから」と帰国理由を説明していたが、長く日本のテレビから離れていると“席”がなくなるのではという焦りが影響した部分もありそうだ。

 しかし、加藤アナからはまったく焦りのようなものは感じられず、今回のように時おりSNSを更新するのみ。そうした「余裕」の背景には、夫の会社の躍進があるのではと指摘されている。

 夫の高木氏が経営する「ロピア」は、加藤アナと結婚した時点で「年商2000億円」と報じられていた。高木氏が2013年に2代目社長に就任した当時の売上高は501億円だったが、2022年2月期の売上高は2469億円となっており、9年で約5倍に急成長したことになる。「2代目社長」というと実力を疑問視されがちだが、高木氏は明らかに“ヤリ手”だ。

 さらに、同社は「2031年に売上高2兆円」という目標を掲げて事業を拡大させている。当初は神奈川や東京など関東を中心にチェーン展開していたが、ここ数年で大阪、京都、兵庫などの関西圏に本格進出。東海エリアでも勢力を徐々に広げて全国規模になりつつあり、今年1月には海外第1号店として台湾に出店し、世界進出を果たした。3月時点で店舗数は国内外合わせて計74店舗にのぼり、あまりに急拡大しすぎて「慢性的な人手不足になっている」と報じられるほどの成長ぶりとなっている。

 食品の輸入貿易なども手掛けていることから、精肉を中心とした生鮮食類が「安くて質がいい」として消費者から評価が高く、この時代に「基本的に電子マネーは使えず、現金払いのみ」という決済方法だが、それでも行列ができるほど客が集まる。

 スーパー経営にとどまらず、2019年には関連会社「eatopia(イートピア)」を立ち上げて外食事業を開拓。完全個室で専属の焼き師が肉を提供する焼肉店の「銀座山科」などの高級店をオープンさせたほか、ミシュラン一つ星の熟成肉料理店「小石川中勢以」をM&A。さらに、ファミリー層などをターゲットにした中価格帯の「焼肉 ギュウトピア」を横浜のショッピングモールに開店させた。

 先述したように事業の拡大スピードに人員が追いついていないとの指摘はあるものの、目標として掲げている「2031年に売上高2兆円」が決して夢ではないことを感じさせるほどの快進撃といえるだろう。

 こうした状況を見れば、加藤アナがまったく焦らずに悠々と心身を休めていられるのも納得だ。「玉の輿婚」ともいえる状況だが、家族との時間を大事にしながらじっくり休養した後、またテレビの世界に戻ってきてくれることを期待したい。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/04/13 21:00
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