高橋海人の号泣で深まるキンプリ分裂の謎…5月19日に「最後のMステ出演」
#ジャニーズ #King & Prince #高橋海人
King & Princeの高橋海人が9日、日本テレビ系トーク番組『おしゃれクリップ』に出演。グループの今後の目標を問われ、約30秒にわたって涙で言葉が出なくなる場面があった。
9日スタートの同局系ドラマ『だが、情熱はある』(高橋とSixTONES・森本慎太郎のW主演)の宣伝で、同番組に出演した高橋。終盤、司会の山崎育三郎から「King & Princeとしての今後の目標ってありますか?」と質問されると、高橋は「そうですね……ちょっと待ってください」と急に言葉に詰まり、目頭を押さえて黙り込んだ。
高橋はすすり泣きしながら手で涙をぬぐうなど「ガチ泣き」状態になり、30秒以上経ってからようやく「泣くと話せなくなるんですよね、俺」と切り出し、目を赤く腫らしながら「1人でも多くの応援してくれるファンに会うために、もっと大きいステージだったり、もっと回数多くみなさんと会えればいいなって思いますね」と語った。さらに「メンバーが何よりも僕は好きなので、みんなが幸せに暮らせたらいいなって。ずっと友達でいられたらいいなって思います」と、メンバーたちへの思いを告白した。
King & Princeは、5月22日をもって平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が脱退し、それぞれジャニーズ事務所も順次退所。以降は高橋と永瀬廉の2人体制でグループを継続すると発表されている。当然、高橋の脳裏には脱退する仲間たちのことがあったはずで、こみ上げてくる感情と涙をこらえきれなかったのだろう。
この番組の直後に『だが、情熱はある』の初回が放送されたのだが、Twitter上のファンからは「つらくて観てられない」といった声も。「海ちゃんの涙が脱退騒動のすべての答えだと思った」「離れ離れになるのが一番つらいのは本人たちなんだよね」「悲しすぎて一緒に泣いてしまった」といったコメントも飛び交い、トレンドワードに「海人の涙」が入るなど大きな反響を呼んだ。
「キンプリメンバーの涙といえば、脱退が内定していたとみられる昨年10月にコンサートのアンコールで平野が突然泣き出して会場が騒然となったことがありました。昨年11月の3人の脱退発表直後には、永瀬が自身のラジオ番組で涙ながらに経緯を説明したうえで、『(3人が)辞めたいと思ってることに気づけなかった自分は何してたんやろって』と自分を責めていました。岸や神宮寺もグループへの強い愛情をたびたび明かしており、誰もが『ずっと5人のキンプリとして活動したかった』と思っているのに離れ離れになってしまうという現実が、メンバーたちの涙に表れているのかもしれません。もし3人がワガママや自分勝手で辞めるなら、高橋が号泣したり、永瀬が自分を責めたりはしていないでしょうから、複雑な事情があることがうかがえます」(ジャニーズに詳しい芸能記者)
7日に出演した『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)2時間スペシャルでは、そうしたメンバーたちの心中が表出したとみられる場面があった。King & Princeの過去の出演シーンをまとめたVTRが流れた際、それを見つめるメンバーたちが悲しげで切なそうな表情をしていると話題になったのだ。
高橋や神宮寺は明らかに表情を曇らせ、涙ぐんでいるようにも見えたほか、岸や平野が唇を噛みしめているように見えるシーンもあった。通常、過去の映像を振り返る時は照れたり、笑い合ったりといった反応が一般的だが、メンバーたちに笑顔はほとんどなかった。
また、3人の脱退直前となる5月19日にKing & Princeが同番組に出演すると発表されており、5人体制での「最後のMステ出演」になるとみられる。これを受けて、早くもファンの間では「番組見ながら号泣する自信ある」「感情揺さぶられまくりそうで怖い」「キンプリちゃんたちが泣いちゃいそうで心配」などと話題になっている。
高橋の涙などによって改めてメンバーたちの「キンプリ愛」が垣間見えたといえるが、だからこそ3人の脱退の理由や経緯は今までにも増して謎めいてくる。ファンは釈然としない思いを抱えたまま運命の5月22日を迎えることになりそうだが、メンバーたち自身が誰よりも複雑な心境なのかもしれない。
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