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相葉雅紀、俳優として正念場?主演ドラマ『ひとりぼっち』に囁かれる不安

相葉雅紀、俳優として正念場?主演ドラマ『ひとりぼっち』に囁かれる不安の画像1
『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』に主演する相葉雅紀(TBS公式サイトより)

 嵐の相葉雅紀が主演するTBS系スペシャルドラマ『ひとりぼっち ー人と人をつなぐ愛の物語ー』が9日に放送される。相葉がその宣伝で同局系番組に相次いで出演する「電波ジャック」を敢行し、ファンの期待が高まっている。その一方で「俳優としての正念場になりそう」との指摘もあり、今作の成否に注目が集まっているようだ。

 相葉は6日の『櫻井・有吉THE夜会』へのゲスト出演を皮切りに、7日は『ラヴィット!』『ひるおび』『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』『Nスタ』と番組宣伝でTBSに出ずっぱり。ドラマ放送前日の8日も『王様のブランチ』と『オールスター感謝祭’23春』に生出演する予定だ。

 この出演ラッシュを受けて、Twitter上のファンからは「相葉くんがたくさん見られて幸せー」「相葉ちゃんの電波ジャックうれしい」「ラヴィットの相葉ちゃんと佐野晶哉くん(※Aぇ! group)の絡みめっちゃ面白かったw」などと歓喜の声が殺到。トレンドワードに「相葉ちゃん」が入るなど反響を呼んだ。

 ファンが沸き返っている状況だが、肝心の主演ドラマ『ひとりぼっち』については不安がささやかれているという。

 同ドラマは、両親と姉を亡くして「自分はひとりぼっち」と心を閉ざしていた青年・杉信也(相葉)が、姉とうり二つの女性と出会うことから始まる愛と奇跡の物語。信也の心を救うヒロイン・内田千秋役の上戸彩、信也の亡き姉にそっくりなおにぎり専門店の店主・立花香役の坂本冬美、その従業員・藤森聡美役の一路真輝ら多彩なキャストが脇を固める。

 今作は『渡る世間は鬼ばかり』の石井ふく子氏がプロデューサーを務め、一昨年に他界した脚本家の橋田壽賀子さんに捧げる物語となっており、えなりかずき、角野卓造、中田喜子、野村真美、藤田朋子、石坂浩二ら「渡鬼」ファミリーが出演するのも大きな見どころだ。「渡鬼」ファミリー勢ぞろいなのに泉ピン子の出演はなく、そういう意味でも注目度が高い。

 かなり豪華で話題性も抜群の作品となりそうだが、どこが不安視されているのだろうか。

 「バラエティ人気は抜群の相葉さんですが、俳優としてはあまり結果を出せておらず、厳しい視聴率となった2017年の『貴族探偵』(フジテレビ系)を最後にゴールデン・プライム帯の連ドラから遠ざかっています。その後は2018年の『僕とシッポと神楽坂』(テレビ朝日系)、2021年の『和田家の男たち』(同)で“格落ち”ともいえるナイトドラマ枠の連ドラに挑戦しましたが、いずれも評価は芳しくありませんでした。また、昨年は8年ぶりの映画主演でホラー初挑戦となった『“それ”がいる森』が公開されましたが、脚本や演出のチープさのせいもあって酷評の嵐となり、興行収入も振るいませんでした。どの作品も相葉さんに責任があるとは言い切れない部分もあるのですが、長らくヒットが出ていないため、今作も当たらないのでは……と不安視されているんです」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 今作は単発ドラマながら、毎回のように高視聴率を叩き出しているTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」と同じ時間帯に放送されるため、もし視聴率が悪いと余計に目立ってしまい、相葉の俳優としての評価に大きな傷がつく恐れがある。だが、逆に言えば今作が好評となれば「俳優・相葉雅紀」に改めて光が当たり、良質なドラマや映画のオファーにつながっていく可能性がある。

 いずれにしても、今作は相葉の俳優としての大きな分岐点になりそうだ。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/04/08 07:00
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