滝沢秀明、テレビを捨ててABEMAでオーディション番組の可能性も?
#滝沢秀明 #ABEMA #ジャニーズ事務所
昨年10月にジャニーズ事務所を退社し、SNSで情報発信を行っていた滝沢秀明氏。その去就についてはさまざまな憶測報道が出ていた滝沢氏だが、3月21日に自身の会社「TOBE」を立ち上げた。
公式HPでは新人オーディションの募集を開始し、すでに多くの参加者が応募しているようだ。
「これまで、タッキーはSnowManやSixTONES、Travis Japanなどをプロデュースして成功に導いてきた。プロデューサーとしての手腕は高く、現役のジャニーズJr.も事務所を辞めてこっちのオーディションを受けたいと話しているほど(笑)。それは“引き抜き”になるので、タッキーもジャニーズに関係した人物は当面取らないつもりらしいですが、それくらい注目度の高いオーディションになっている。現時点では、冷やかしなどもあるようですが、1万を超える応募があると言われています」(スポーツ紙記者)
最高の船出となった「TOBE」だが、今後は女性タレントのプロデュースも行っていくと言われている。
「タッキーは、しきりに『次のエンターテイメントを目指す』とアピールしている。これは、ジャニーズ事務所と競合になる男性アイドルだけでなく、歌手やモデル、アーティストなどさまざまなジャンルのタレントを育てるという意志の表れだとか。また、女性アーティストのプロデュースにも興味を示しているようです。男女問わず、次世代のタレントやアーティストを生み出していくつもりです」(同上)
自分自身の“新しい地図”を描きはじめている滝沢氏だが、今回募集している第1弾アーティストに関しては、オーディション番組を制作する可能性もあると囁かれている。
「Nizi Projectをはじめ、JO1やBE:FIRSTなどオーディション番組出身のグループが大ブレイクしているのは周知の事実。今回、タッキーの周辺から、TOBEのプロジェクトをオーディション番組にしたいという声が出ているようです。民放各社としても、確実に視聴率の取れるプロジェクトですし、タッキーと組みたいところ。ただ、ジャニーズ事務所とのお付き合いもあるので、なかなか手を挙げる局が出てこないようです」(週刊誌記者)
とはいえ、テレビに絶大な影響力を持つジャニーズ事務所との関係を絶ったわけで、滝沢氏もこのくらいの“障壁”は計算済み。及び腰のテレビ局を飛び越えて、意外な相手とオーディション番組でタッグを組むプランが進行中だとか。
「タッキーがABEMAと手を組むのではないかと言われている。実は今回、TOBEのコンセプトムービーを作った新宮良平監督が、ABEMAに近い会社『BABEL LABEL』の所属なんです。この会社は、ABEMAを運営するサイバーエージェントの子会社。新宮氏はタッキーと古い友人で、サイバー社の藤田晋社長を紹介したとも言われている。ABEMAで大々的にTOBEのオーディション番組を制作し、CDデビューもサポートするらしいと噂されています」(民放関係者)
ABEMAといえば、ジャニーズ事務所と揉めていた「新しい地図」の番組をいち早く制作したことでも知られている。元SMAPの3人が顔を揃えるバラエティ番組『7.2 新しい別の窓』は、現在も人気番組として配信されている。
「ABEMAはテレビ朝日と資本提携していますが、ジャニーズ事務所への“忖度”はまったくない。藤田社長が陣頭指揮を取り、周囲の反対を押し切って、ジャニーズに喧嘩を売ってでも新しい地図の番組を制作して成功に導いた。その実績もあるので、タッキーと組むのもまったく問題ないでしょう。ABEMAは、昨年末のW杯中継で話題を集めながらも、次の一手が打てずに苦しんでいる。タッキーとオーディション番組で組めればインパクトもありますし、有料会員の獲得にもつなげられます」(同上)
さらに滝沢氏は、ABEMA以外にもネット配信サービスに大きな関心を示しているという。
「新宮監督が所属するBABEL LABELは、ABEMAだけでなくNetflixの仕事も請け負っている。しかも、Netflixと今後5年間にわたって映画やドラマの製作を協業で行い、世界190カ国への配信を目的として戦略的パートナーシップを結んだばかりです。今後、TOBEのタレントを使って世界進出するドラマを作り出すこともできます。タッキーとしたら、ABEMAに恩を売ればNetflixへの展開を進められるので、オーディション番組で協力をしたいところでしょう」(スポーツ紙記者)
かたやジャニーズ事務所は、所属タレントがやっとインスタグラムやTwitterアカウントを開設し始めているレベル。ネット展開はどの事務所よりも断然遅れているだけに、滝沢氏にその隙を突かれた格好となる。
もはや、“忖度”ばかりのテレビを使わなくても芸能事務所が成功できることを、滝沢氏は証明してくれるのかもしれない。
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