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宮舘涼太&佐久間大介『ラヴィット!』レギュラー、Snow Man国民的グループへの鍵?

宮舘涼太&佐久間大介『ラヴィット!』レギュラー、Snow Man国民的グループへの鍵?の画像1
「Johnny’s net」よりSnow Man

 Snow Manの宮舘涼太と佐久間大介の「だてさく」コンビが、隔週でゲスト出演していたTBS系情報バラエティ番組『ラヴィット!』の正式なレギュラーに“昇格”したことが3日までにわかった。

 宮館と佐久間は、2021年10月から毎週火曜日に交互に同番組へ出演。冠コーナーまで持つなど実質的な隔週レギュラーだったのだが、あくまで「ゲスト」という扱いが続いていた。春の改編期を終えた現在、番組の公式ホームページの「火曜レギュラー」に宮館と佐久間が掲載されており、これまでと同じく隔週での出演ながら正式なレギュラーになったことが判明した。

 これに対して、Twitter上のファンからは「だてさく火曜レギュラー入りおめでとう!」「4月からついに正式レギュラー、目頭が熱くなる」「今までゲストなのかレギュラーなのかあいまいだったから本当にうれしい」といった祝福の声が殺到。「え、だてさくってレギュラーじゃなかったの?」といった驚きのコメントもあり、トレンドワードに「#レギュラー」が入るなど反響が広がった。

 これまでも佐久間は得意のアニメ・漫画などのオタクネタ、宮館は“舘様クッキング”のコーナーなどで大きなインパクトを残しており、誰もが納得の正式レギュラー入りといえる。また、宮館は番組で不穏なキーワード発表や不適切なボケによって“悪童”ぶりを発揮している相席スタート・山添寛との不毛な掛け合いが好評で、2人はファンから「ぞえだて」の愛称で親しまれている。宮館が正式レギュラーに昇格したことで、なかなかレギュラーになれずにいる山添とのバトルが激化するのではと期待しているファンも多いようだ。

 宮館と佐久間は“大喜利番組”ともいわれる『ラヴィット!』に出演したことで大きくバラエティ力を上げ、ジャニーズファン以外からの認知度や支持も高まったといわれている。しかし、まだまだ課題もあるようだ。

 今年2月、マーケティングリサーチなどを手がけるアーキテクトがSnow Manメンバーの「タレントパワーランキング」を発表した。「タレントパワーランキング」とは、タレントの認知度と誘引率(見たい・聴きたい・知りたい欲求を駆り立てる力)を掛け合わせ「パワースコア」を算出したもの。グループ内におけるランキングは1位が目黒蓮(22.8ポイント)、2位がラウール(20.5ポイント)、3位が阿部亮平(18.3ポイント)といった順位になっており、佐久間は15.7ポイントで6位、宮館は14.7ポイントで7位となっていた。

 「宮館と佐久間は『ラヴィット!』を起点として各バラエティ番組で活躍している印象があったのですが、認知度や誘引率の部分では思ったほど評価されていないようです。俳優として大ブレイクした目黒や、モデルとしてパリコレに参加したことも話題になったラウールは人気が突出しているので別にしても、上智大学院卒のインテリ系ジャニーズとしてクイズ番組などでキャラが立ちやすい阿部の方が宮館たちよりも評価されやすいのでしょうね。また、4位には向井康二が入っていますが、彼はバラエティで芸人顔負けの身体の張り方をしており、今月1日に放送されたフジテレビ系『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP 風磨vs向井!即バンジー最終決着SP』では、Sexy Zone・菊池風磨との“負けたら即バンジー”対決が番組のメイン企画となりました。そうしたランキング上位と比べると、他のメンバーはまだ課題が多いということなのかもしれません。ただ、それは言い換えれば、他のメンバーたちは『まだまだ大きな伸びしろがある』と考えることもできるでしょう」(ジャニーズに詳しい芸能記者)

 4月の改編で日曜お昼に放送されていたグループの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)が金曜夜8時のゴールデン帯に昇格することが決定しており、TBSの佐々木卓社長が定例会見で「とうとうゴールデンタイムでの放送。感慨ひとしお」と語って注目の番組にあげるなど、局も大きな期待を寄せている。

 グループ全員が勢ぞろいする唯一のレギュラー番組であり、ゴールデン帯ということで認知度向上の効果は今までの比ではないとみられる。ここで宮館や佐久間が『ラヴィット!』で培ったバラエティ力を発揮し、世間にキャラクターを浸透させることができれば、本人たちだけでなくグループ全体の人気や認知度を大きく押し上げることができそうだ。

 Snow Manというと目黒やラウールのイメージが強いが、彼らがSMAPや嵐のような「国民的アイドルグループ」になれるかどうかは、宮館や佐久間をはじめとした他のメンバーたちの奮闘にかかっているといえるかもしれない。

SNSや動画サイト、芸能、時事問題、事件など幅広いジャンルを手がけるフリーライター。雑誌へのレギュラー執筆から始まり、活動歴は15年以上にわたる。

さとうゆうま

最終更新:2023/04/04 06:00
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