目黒蓮『舞いあがれ！』最終話に登場でファン歓喜も今田美桜との連続共演に賛否

2023/04/01 21:00

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目黒蓮『舞いあがれ！』最終話に登場でファン歓喜も今田美桜との連続共演に賛否の画像1 — Twitter「Snow Man / MENT RECORDING（@SN__20200122）」より

　福原遥がヒロイン・舞役を務めたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』の最終話が3月31日放送され、Snow Manの目黒蓮が演じる舞の元恋人・柏木が再登場を果たし、視聴者を大いに沸かせた。

　一時は舞の結婚相手の本命とみられていた柏木。だが、交際後に家業を継いだ舞とすれ違いが続いたことで破局となり、以降は物語から退場。舞は幼なじみの貴司（赤楚衛二）と結婚し、いわゆる“当て馬”になってしまった柏木はもう登場しないのではともみられていたが、最終週予告に柏木の出演シーンがあったことでファンが騒然となっていた。

　最終話では、舞が操縦する「かささぎ」と名付けられた空飛ぶクルマが無事に五島の空を飛んで大団円に。東大阪にあるカフェ「ノーサイド」に柏木を含めた航空学校の同期たちが集結し、舞のフライトを見守った。番組の公式SNSで公開されたオフショットでは、同期5人のうち柏木だけが左手の薬指に指輪をしておらず、舞と別れてからずっと独身もしくはバツイチであることが示唆されるという遊び心を見せている。

　これに対し、Twitter上では「柏木学生の再登場エモい！」「柏木学生が元気そうでよかったー」「ひとりだけ独身なのか……スピンオフで柏木くんの物語やってほしい」といった声が集まり、出演シーンは短かったにもかかわらず、トレンドワードに「柏木学生」「柏木くん」が入るなど反響が広がった。

　先述したように柏木は途中で物語からほぼ退場していたが、今作の登場人物の中でも別格の人気だった。ロケ地のひとつとなった北海道・十勝の「とかち帯広空港」で番組のパネル展が開かれたが、登場人物のパネルのうち柏木だけ「盗難対策で夜はしまわれ、昼間もNHK職員が定期的に巡回している」との情報がSNSで話題になった。

　目黒といえば、初の単独主演映画『わたしの幸せな結婚』（公開中）が“想定外”の大ヒットを記録。今月17日からのオープニング3日間で動員数47万9736人、興行収入約6億5000万円となり、全国映画動員ランキング（興行通信社調べ）で1位を獲得した。同時期に公開された庵野秀明監督・脚本の『シン・仮面ライダー』がランキング1位の大本命といわれていたが、これを上回る番狂わせを演じたのだ。

　さらに、ジャニーズの先輩である木村拓哉が主演した『レジェンド＆バタフライ』（1月公開）のオープニング3日間の動員数約37万人、興収約4億9000万円をも上回っており、各メディアで“キムタク超え”と騒がれ、最終的に興行収入30億円も狙えるほどの快進撃を続けている。

　さらに、7月期に人気コミック『トリリオンゲーム』を原作にした連続ドラマに主演すると報じられ、『わたしの幸せな結婚』でヒロインを務めた今田美桜と再共演すると発売中の「週刊文春」（文藝春秋）で伝えられている。

『舞いあがれ！』では、昨年大ブームとなったフジテレビ系ドラマ『silent』で目黒と共演した川口春奈がサプライズ出演し、着用しているジャケットに「silent snow」というロゴが入っているなど、『silent』を意識した演出があった。『トリリオンゲーム』のドラマ版で目黒の相手役を再び今田が務めるとなれば、大ヒット中の『わたしの幸せな結婚』の勢いをそのまま引き継ぐことができそうだ。

　ただ、その一方で「連続共演だと新鮮味がなくなる」「美桜ちゃんは好きだけど、目黒くんと続けて共演だと嫉妬してしまう」「ほかの女優さんとの絡みも見てみたい」といった否定的な声もある。しかし、映画『かぐや様は告らせたい』シリーズでの共演でファンから“ベストカップル”と好評だったKing ＆ Princeの平野紫耀と橋本環奈のようになれれば、ゴールデンコンビとなる可能性もありそうだ。

　社会現象になった『silent』、予想を超えた大ヒットとなっている『わたしの幸せな結婚』に続いて、『トリリオンゲーム』でも評価を勝ち取ることができれば、いよいよ目黒はジャニーズアイドルの枠を超えた「若手トップ俳優」の座にかけ上ることになるに違いない。