『DayDay.』山里亮太が不安視される理由&元NHK武田アナが起用された裏事情
#山里亮太 #武田真一 #DayDay
17年続いた『スッキリ』(日本テレビ系)が3月末で終了し、4月3日から始まる新しいワイドショー『DayDay.』の先行きが不安だ。MCは南海キャンディーズ・山里亮太、NHKを退社してフリーになった武田真一アナ、そして日テレ・黒田みゆアナの3人だ。
ここで気になるのが、武田アナだ。これまでNHKに33年在籍し、その落ち着いたしゃべりで同局の報道の顔として活躍。オリコンが毎年発表している「好きな男性アナウンサーランキング」では常に上位にランクインするほど好感度も抜群だが、武田アナが起用された経緯について、テレビ業界関係者はこう語る。
「日テレとNHKはこれまでも積極的に番組コラボをするなど、協力関係が築かれている。また『news zero』に有働由美子、かつては『誰だって波瀾爆笑』に堀尾正明を起用するなど、NHKの人材確保に積極的なスタッフが日テレ局内にいるのです。早期定年退職制度を利用してNHKを飛び出した武田ですが、今回の話もNHKの事情に明るい日テレ社員からの声がけがあったと言われています」(テレビ業界関係者)
だが、山里とアナウンサーという組み合わせは決して相性が良いわけではないという。
「山里は2020年4月から土曜朝の生放送バラエティ『土曜はナニする!?』(フジテレビ系)で元テレビ朝日・宇賀なつみとタッグを組んでいますが、取り立ててコンビネーションが良いわけでもなく、宇賀をおいしくイジるわけでもありません。
また、2016年4月には元読売テレビアナの辛坊治郎と月曜夜8時の枠で討論番組『直撃!コロシアム!!ズバッと!TV』(TBS系)をスタートさせましたが、低視聴率の影響もあり、わずか3カ月で打ち切りになっています。理由は、そもそも番組の枠が“死に枠”だったこともありましたが、どちらもしゃべりたがりのタイプだったため、最後まで噛み合うことがなかった。今回の武田はどちらかというと“受け”のタイプですから、うまく噛み合えばいいのですが……」(同)
ちなみに『スッキリ』の構図に当てはめてみると、加藤浩次のポジションが山里に、森圭介アナの役割が武田に、岩田絵里奈アナのところに黒田アナがくるようなイメージだ。
「ただし、日テレとしては、お茶の間の人気が高い武田をせっかく“スカウト”した以上、コメンテーター的な役割も与えることでしょう。山里がどこまで政治経済や時事に明るいかは未知数なことから、その部分は武田がフォローする立場に回るはず」(同)
一方で、今一度考えなければならないのが、番組の根幹となる制作体制だという。
「メインの放送作家は『スッキリ』時代と同じ、お笑いコンビ・どきどきキャンプとしても活動する佐藤満春。オードリーなどからは“サトミツ”と呼ばれて信頼されている一流作家です。クリエイターとしても番組のイメージ作りや方向性を示す“羅針盤”としては適役でしょうし、この時間帯の視聴者心理も熟知している。ただ、彼はオードリーと同じケイダッシュ所属ということで、そのため春日俊彰がたびたび『スッキリ』のロケ要員として稼働していたともいわれています」(同)
その春日をめぐるアクシデントが起きたのが、3月24日放送の『スッキリ』だ。栃木県の「那須どうぶつ王国」で池を泳ぐペンギンにエサやりしていた春日が、加藤浩次の「落ちるなよ!」「気をつけろよ!」という“フリ”に従い、池に落ちたことで、動物園側が「今後は取材ロケの受け入れについては報道側に動物の尊厳を傷つける様な行為が無いように厳しく対応してまいります」などと猛抗議する騒動があった。
「『スッキリ』終了間際に起きたこの騒動によって、佐藤のポジションが微妙に危うくなったという見方もできるでしょう。ただ、一番の不安要素はメインMCを張る山里。『スッキリ』では天の声を務めてきましたが、時折早口が空回りして聞き取れないこともありました。時事トークに不慣れなことも相まって、この滑舌問題は視聴者が不満を溜めてしまうきっかけにもなりかねません」(同)
果たして『DayDay.』の船出はどうなるのだろうか?
三浦瑠麗よりヤバい?『めざまし8』最大の弱点は谷原章介だという説
国際政治学者の三浦瑠麗氏が窮地に追い込まれている。夫で投資会社「トライベイ・キャピタル」代表の三浦清志容疑者が3月7日、4億2000万円を横領した業務上横領の疑いで東...サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事