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「カップヌードル塩分控えめPRO」ってうまいの? いつものカップヌードルと比較してみたら…

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「塩分控えめPRO」の2品…って、実際どうなの?

 今回レビューするのは、日清食品「カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD」の醤油味と、カレー味の2品。通常のカップヌードルより減塩の上に、カルシウムやビタミンDを多く配合しつつ、そのままのおいしさを訴求した商品です。

これまでも健康志向の商品を発売してきた「カップヌードル」

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「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」の3品

 カップヌードルにはほかのカップ麺に先駆けて健康志向の商品を出してきた実績があります。カロリーを抑えた「カップヌードルライト」に始まり、低糖質や低脂質を追求した上に食物繊維を多く盛り込んだ「カップヌードルナイス」、そして最近では「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」が登場。高たんぱく質と低カロリーを謳い、単に健康志向ではなく筋トレマンにも向けた画期的なカップ麺でした。

 また、健康を謳いながらも味の追求は怠っておらず、特に「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」は、食べ比べてみない限り通常のカップ麺と味の区別がつかないほど。「PRO」という、通常より上位機種的な商品名になったのも頷ける商品でした。

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塩分30%カット&一日分のカルシウムとビタミンD

 そして今回、同じく「PRO」を冠する「カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD」。ノーマルの醤油味とカレーの2品が発売されました。低カロリーを謳ってはおらず、塩分を30%カットし、一日分のカルシウムとビタミンDを摂取できるとのこと。

 減塩商品は味への影響が大きいため、今回は通常のカップヌードルと比較しながら食べていきたいと思います。

「カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD」

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(左)「カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD」(2023年3月20日発売)、(右)通常のカップヌードル。

 まずは、「カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD」230円(税別)。麺量は「塩分控えめPRO」が5グラム少なく、カロリーも多少低め。塩分を30%カットしている上に、カルシウムが6倍強、さらにビタミンDと食物繊維が大量に入っているのが特徴です。価格は「塩分控えめPRO」のほうが16円高くなっています。

 カロリーはそれほど抑えられておらず、これまでの「カップヌードルPRO」のように高たんぱく質でも低糖質でもないため、用途に合わせて食べ分けが必要になります。

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(左)「塩分控えめPRO」のかやくはやや少なそう

 内容物を比較すると、麺やスープ粉末のほかに、謎肉、エビ、たまご、ネギなどが入っており、構成は両者同じ。具の量は「塩分控えめPRO」がやや少なめで、スープ粉末や麺の色も両者で異なっていました。麺量が多い分、通常カップヌードルの内容物がカップの上までせり上がっています。

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(左)「塩分控えめPRO」と、(右)通常カップヌードル

 湯戻し調理して完成品を比べると、具のボリュームに違いはあるものの、それほど大きな差には見えません。並べて比較しなければ、どちらも普通のカップヌードルに見えてしまうかもしれません。

 スープは胡椒を効かせたいつもの醤油味で、「塩分控えめPRO」のほうが少しだけ薄味に感じます。でも本当、わずかな違いしかなく、麺と一緒に食べるとその差はほとんど感じなくなってしまいます。並べて食べ比べても違いがわからないくらいなので、「塩分控えめPRO」だけ食べてもいつもと違うスープとはなかなか思わなそう。

 普段から毎日のようにカップヌードルを食べている人ならちょっとした違いにも気づけるかもしれませんが、ほかのカップ麺商品を食べるのに忙しくてカップヌードルは月イチ度程度しか食べない筆者には、違いが見出だせないレベルでした。

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(左)「塩分控えめPRO」と、(右)通常カップヌードルの麺

 麺は中細で縮れのついた油揚げ麺で、太さは同じくらい。カルシウムやビタミンD、食物繊維は麺に練り込まれているとのこと。どちらの麺も、スープをよく吸って麺とスープがどんどん一体化していきますが、「塩分控えめPRO」のほうがスープの減りが早く、吸い込みが強いように見えました。

 スープを多く吸うためか、「塩分控えめPRO」のほうが麺の味が濃く感じられ、油揚げ麺ならではの雑味が穏やか。麺とスープがより一体化して雑味が少ないことも、減塩スープながら遜色ない味をキープしている要因だと思われます。

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「塩分控えめPRO」の具

 具を比較すると、「塩分控えめPRO」は謎肉とエビが少なめです。たまごは同等程度入っていました。比較すると少ないですが。一般的なタテ型カップ麺としては十分な量です。

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通常カップヌードルの具

 通常カップヌードルの具はさすがのボリュームで、16円安い価格差と具のボリュームが強みと言えるでしょう。

逆に、「塩分控えめPRO」は多少高額なことと具のボリューム減と引き換えに、塩分30%カットと一日分のカルシウムとビタミンDを得ることができます。比較する上で味の違いを考慮に入れる必要がなく、価格やボリューム、機能性で選べるのはとてもわかりやすいです。

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