Eテレ、最終回&卒業続出で激変!『ムジカ』『すイエんサー』も終了
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NHK Eテレの子ども向け音楽教育番組『ムジカ・ピッコリーノ』が、3月22日の放送で10年間の歴史に幕を下ろした。
今年度でシーズン10を迎える同番組は、スチームパンク調の架空世界を舞台に、子どもたちの音楽的感性を刺激する内容。ナレーションをリリー・フランキーが務めたほか、近年はOKAMOTO’S・オカモトショウ、藤原さくら、東京事変・長岡亮介、ROLLYら有名アーティストが多数出演していた。
30分のロングバージョンで放送された最終回では、過去の名場面を詰め込んだ総集編を放送。ライブシーンの質の高さから大人の視聴者も多かったようで、ネット上では「世代を超えて楽しめる貴重な音楽番組。圧巻のパフォーマンスが見れなくなると思うと悲しい」「世界観が凝ってたし、いい番組なのに残念だなあ」と落胆する視聴者が相次いだ。
さらに、同じ日には幼児向け食育番組『ゴー!ゴー!キッチン戦隊クックルン』 (5代目)も最終回を放送。21年度以降に出演していたタイゾウ(中村蒔伝)、マイカ(マイカ・ピュ)、クラム(高木波瑠)らはこの回で最後となり、4月からは6代目クックルンが出演するという。
5代目による最終回では、タイゾウが視聴者に向かって「テレビの前のみんな、2年間、俺たちを応援してくれてありがとう!」と別れのあいさつをするシーンもあり、SNS上では「朝から泣いた」との報告も見られた。
なお、今月で終了する同局の子ども番組は多く、14年間続く教養バラエティ番組『すイエんサー』も、今月27日の放送で終了。最終回には、18年からMCを務めているいとうあさこ、横山だいすけのほか、すイエんサーガールズが登場し、対決企画「知力の格闘技」の完結編が放送されるという。
加えて、厚切りジェイソン扮するジェイソン博士が人気だった子ども向け英語教育番組『えいごであそぼ with Orton』も、今月3日の放送で終了。4月からは新米魔法使いに扮した歌手・きゃりーぱみゅぱみゅが出演する『えいごであそぼ Meets the World』にリニューアルするそうだ。
また、今年度は大人気キャストの卒業も続いており、『おかあさんといっしょ』からは第12代目たいそうのお兄さん・まことお兄さん(福尾誠)が、『いないいないばあっ!』からは、7代目女の子・はるちゃん(倉持春希)と、妖精・うーたん(声:間宮くるみ)が先日卒業を発表。
そして、『みいつけた』で4代目スイちゃんを演じる増田梨沙も、現在上演中のミュージカル『SPY×FAMILY』にアーニャ役で出演していることなどから、今年度で卒業するとの見方が強まっているようだ。
こうした番組終了&卒業ラッシュを受け、視聴者から「改編時期だからって、激変しすぎ」「Eテレの熱い番組がどんどん終わってしまうの、辛い」といった声が相次いでいるEテレ。同局子ども向け番組は、キャストに思い入れの強い視聴者も多いだけに、しばらくはしんみりとしたムードが続きそうだ。
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