滝沢秀明「新会社設立」某局のオーデでコラボも? ジャニーズは沈黙
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ジャニーズ事務所の副社長を昨年10月31日に退任し、同時に退社もした滝沢秀明氏。その後はSNSを中心に情報を配信していたが、3月21日に自身の会社「TOBE」を設立したと突如として発表した。
マスコミやジャニーズ事務所にも報告していなかったようで、まさにサプライズでの会社設立。一報を受け、業界も騒然としている。
「現在、タッキーが手塩にかけて育てたSnow Manがブレイク中で、主演を務める舞台『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』が4月8日から開幕する。この舞台が終わってからタッキーが動き出すと言われていただけに、マスコミ各社も油断していました。今回、タッキーは自身のTwitterの生配信機能を使って事務所設立を説明。セオリー通りにスポーツ新聞などにリリースを打つこともせず、本当にサプライズでの発表でした。各スポーツ新聞も、Twitterの画面キャプチャーなどで速報を打ったほど」(民放関係者)
これまで、新事務所設立についてさまざまな憶測が飛び交っていた滝沢氏。しかし、ファンが思い描くような“辞めジャニ”との合流は、いまのところはナシの方向で話は進んでいるようだ。
「テレビ各局やスポーツ新聞は、今回の滝沢氏の取り扱いについてジャニーズ事務所にも確認をしました。ジャニーズもこの日の情報公開は知らなかった様子ですが、今のところ赤西仁や錦戸亮、山下智久などが所属することはないと話しているとか。ただ、『TOBE』では新人募集やアーティストプロデュースをすると宣言しているので、楽曲などで辞めジャニとコラボする可能性は十分にあります」(週刊誌記者)
生配信では、どこか緊張した声を披露した滝沢氏。まだ詳細はわからないが、「TOBE」はどんな事務所になっていくのだろうか?
「今回のタッキーの行動について、ジャニーズ事務所は不気味なくらいに沈黙を貫いています。ただ、同業になるのは間違いないので面白くないところ。舞台が好きなタッキーだけに『TOBE』で扱うアーティストは舞台俳優になると言われていますが、本当のところはまだわからない。ただ、タッキーの力があるとはいえ、完全に舞台専門で事務所を運営するのは難しい。そう考えれば、テレビや雑誌にも進出してくるのは間違いないと思います。Snow Manの舞台にぶつける形で会社設立を発表したのも、タッキーからの“宣戦布告”だと考える芸能関係者も多くいます」(民放関係者)
今回、民放テレビ各局は、おいしいネタであるはずの滝沢氏の動向と「TOBE」に関して、取り扱いが難しい状況だという。
「ジャニーズ事務所の意向がわからないだけに、各局もタッキーに連絡が取りづらい。ただ、公式HPの新人募集要項に『審査過程においてテレビ・WEB・その他媒体にて出演可能な方』と明記されている。かねてより、ある民放局が芸能事務所的な部署を立ち上げるという噂もあり、もしかしたら、どこかの局がオーディション番組で滝沢氏とタッグを組むのではないかという話もある。突然のタッキーの発表に、テレビ業界は右往左往している状況です」(同上)
しかし、実際は今回の新会社設立について、ジャニーズ事務所は滝沢氏に構っていられない事情があるとか。
「英BBCで放送された故・ジャニー喜多川氏についての性加害報道が大きくなり、正直言えばタッキーを相手にしていられないというのが本音。それに、ジャニーズ事務所はJr.を中心とした人員整理も行いたいところで、『TOBE』が受け皿になるなら渡りに船だと考えている。ジャニーズの領域にタッキーがどこまで踏み込んでくるかを見極めているところのようです。テレビや雑誌に対しては、滝沢氏サイドと“良識”ある付き合いを求めていくように要請する準備をしているみたいです」(スポーツ紙記者)
そんな滝沢氏の新たな挑戦に興味を示しているのが、NHKだという。
「NHKは、ジャニー氏の性加害疑惑を報じないことで、一部の視聴者から意見やクレームが来ているという。このままでは、民放と同じくジャニーズ事務所に“忖度”していると受け取られかねない。そこで、ジャニーズへの“忖度”がないことをアピールするため、タッキーにイチ早く接触を試みるようです。その上で、事務所設立についてを取り上げた番組を作りたいと考えているとか。NHKは過去に、ジャニーズ事務所が公正取引委員会から、元SMAPの3人に対して“圧力”をかけた疑いがあるとスクープした。ジャニーズとはある程度の癒着はあるものの、民放局とは違い、一線は引いている。テレビではNHKが一番はじめに“タッキー解禁”をしそうです」(民放関係者)
古巣がピンチを迎えている時に、新たな冒険を発表した滝沢氏。今後の動向に、ファンだけでなく芸能界全体が注目している。
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