レインボー池田直人のメイク技術は“プロレベル”…お笑い界で女装芸人が急増の理由
#芸人 #馬鹿よ貴方は 新道竜巳 #レインボー
最近、お笑いライブシーンで増えてきている芸風があります。それは、コントで片方がしっかりと女装をしてネタをやる事です。男女コンビも増えているので、男女コンビでの恋愛コントよりも、男性2人での女装恋愛コントという新たなジャンルが広まってきています。
昭和のバラエティだと女装をする男性芸人は出オチが多く、「汚い」という見せ方が主流だったのに比べ、ここ最近の令和では「綺麗」といかに美しさを見せて、出オチではなく女性としての扱いの中で、コントのストーリーとしての内容で笑いをとる形が主流となっている。
そして、女性がよりそのネタに感情移入するのです。これは女装の完成度も求められている現状があります。綺麗なほど良いとされており、これが男性2人のどちらかもしくは両方で女装をするというのが女性ファンからの支持に繋がっている芸人が多く、これが男女コンビの女性が美人だったらより良いというわけでもないのです。
また、イケメンが女装し完成度が高ければ高いほど、そこに対する女性客の支持が集まっているようにも感じます。ネタが面白く、イケメンが在籍して、女装のコントをし、女装の完成度も高い。4点を求められている現在のお笑い芸人ライブシーンの実態があるのかもしれません。
元々は近年のコント師のディティールを細かくすることで笑いをとる流儀が増えてきており、笑いなしでも見れるストーリーの美しさも、現代に求められている演出の1つなのかもしれません。そのストーリーを壊す女装役は必要とされておらず、女性になりきるクオリティーなのです。
ライブシーンではもちろん、テレビでネタをやっているのを拝見しても美しい男性が多いと感じます。3月9日放送のテレビ朝日系列「アメトーーク!」での女性役やってる芸人という回も、現代のお笑いの流行りを表しているかと思います。ゲストは、池田直人(レインボー)、賀屋壮也(かが屋)、ひろゆき(GAG)、かみちぃ(ジェラードン)、徳井義実(チュートリアル)、水川かたまり(空気階段)、平井まさあき(男性ブランコ)、きょん(コットン)、マンボウやしろ。司会席に蛍原徹、川田裕美、浦井のりひろ(男性ブランコ)、鈴木もぐら(空気階段)が並んでいました。
テレビで男装をしているところより女装の方が多い芸人、池田直人(レインボー)の女装のこだわりと、持ち歩いている化粧品の多さと使い方の技術はプロレベルで、メイクアップアドバイザーの資格を取っていて、周りの芸人の女装メイクも求められているそうです。
番組を観ていると、女装は見た目のクオリティーだけでなく、別人格の女子としてのディティールも求められ始めています。
徳井義実「フリーアナウンサーの鳥飼いずみと申します。元々は九州の方のテレビ局でアナウンサーやってたんですけども、某球団のコーチの方と色々ありまして……」
これも凄いのですが、スイーツコーナーで悩む女性のあるあるを全員でやったりした時、怖くなったのが恋愛の考え方や、好きなタイプ等も取り入れていかないといけないぐらいの時代がもうそこまで来ているかもしれません。まだ女装をどこか笑いに出来ていますが、近い将来女装している芸人が全く笑いのない話をテレビで見かける日も近いかもしれません。それを世間が求めればの話ですが。
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