WBC取材で異例の対応…大谷翔平=聖人君子イメージの裏にある「したたかな素顔」
#WBC #大谷翔平
2017年以来6年ぶりに開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の“主演男優賞”は、どう考えても米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平だろう。12日で終えた一次リーグで打率5割、1本塁打と打者として十分な役割を果たし、投げてもプレッシャーのかかる1戦目の中国戦を無失点投球するなど、まさに令和の“リアル二刀流”を地でいっている。
すでにメジャーリーガーになって6年目。侍ジャパンに入っても独自の調整法が身についている。
「テレビでは豪快な打撃練習シーンが何度も流れていますが、日本のプロ野球と違ってメジャーでは長い時間練習をしない。打撃練習はヌートバーと最終組に入ることが大半で、時間にして10分間。およそ15スイングしたら終了というのがお約束です。実際の練習は室内で1人籠って調整するので、報道陣の目に触れることはありません」(テレビ局スポーツ担当スタッフ9
実際、マスコミや関係者しかいなかった14日の練習日はグラウンドにこそ出てきたが、豪快なバッティングを披露せず周囲をガッカリさせていた。
9日の中国戦、豪快な一発をみせつけた12日のオーストラリア戦は試合後、お立ち台に上がってファンの声援に応えていた。爽やかな笑顔を振りまいて、いかにも聖人君子のイメージが先行しているが、「実態はかなりシビアな性格」と前出の関係者は声を潜めて語る。
「名古屋の強化試合に合流した時からそうでしたが、まずまともにマスコミの取材を受けません。当初はエンゼルスや帯同している代理人の意向かと思われていましたが、徐々に本人が『今日はいいっしょ』と言えば、周りが忖度して『取材対応なし』と判断、報道陣の前を素通りしても誰も呼び止められないカオスな現場になっています」
確かにメジャーリーグでも、他の選手はクラブハウス内のロッカーで取材を受けるのに対して、大谷はロッカーへの入室を頑なに拒んだ上、取材も登板日の試合後だけに囲み取材の形で受けることがお決まりとなっている。
「今回もドキュメンタリー取材を申し込むテレビ局が数多くありましたが、全て断っていました。秘密が多い大谷ですが、今やそれを自分のブランド価値を高める手段として捉えている側面さえある。可愛い顔をして、実にしたたかな男でもあるのです」
今大会中には、国内外の報道陣が平等に取材できる通称「ミックスゾーン」での取材について、大谷については控える通達が出されている。身内の忖度や自身のブランディングに振り回されているのもまた、大谷頼みで動いているマスコミのアキレス腱なのかもしれない。
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