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『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #46

中丸雄一ついに『旅サラダ』恒例のれんこん掘りへ!ラッシャー板前の後任としてどう出る?

中丸雄一ついに『旅サラダ』恒例のれんこん掘りへ!ラッシャー板前の後任としてどう出る?の画像1
『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)公式YouTube「【発掘!ニッポン なかまる印】のその後に・・・#21」より

『朝だ!生です旅サラダ』(テレビ朝日系)のコーナー「発掘!ニッポン なかまる印」リポーターを務めるKAT-TUNの中丸雄一。3月11日放送回で彼が訪れたのは、石川県金沢市だった。

 いや、何回目なのか、金沢? 「なかまる印」は、金沢に何度も行く。なぜか、めっちゃ多い金沢。調べると、昨年10月8日放送回では中丸が、昨年6月25日放送回では新型コロナ感染で欠席した中丸の代役・NEWSの増田貴久が、それぞれ金沢に訪れていた。つまり、およそ9カ月のうちに「なかまる印」は3度も金沢に来ているのだ。もはや、「なかまる印」の聖地・金沢。

れんこん掘りなのに泥まみれにならない中丸

 今回の「なかまる印」が深掘りするのは、金沢の伝統野菜、加賀れんこんである。中丸のうしろにはれんこん畑があり、中丸はサロペット型の作業服を着ている。つまり、中丸がれんこんを掘り出すというわけだ。

 ついに、中丸がれんこん掘りにきた。『旅サラダ』の中継といえば、れんこん掘りは欠かせない。れんこんロケといえば、前任リポーター・ラッシャー板前の十八番だった。ロケに付いてきた地方局の女性アナウンサーを巻き込み、盛大に畑に落ちるラッシャーの姿は、今も『旅サラダ』ファンの脳裏に残像として残っている。

 一方の中丸も、実は腕に覚えがある。2021年12月9日放送『KAT-TUNの食宝ゲッットゥーン』(TBS系)で、中丸は茨城県にある柳蓮田蓮根のれんこん掘りを経験しているのだ。生涯でこんな何度もれんこん掘りを経験するアイドルはめずらしい。

 というわけで、中丸がれんこん畑を突き進んだ。足を取られまいと猛スピードで泥の中を突き進み、この時点でもう危ない。泥の中というヤバいシチュエーションなのに、めちゃくちゃ雄な歩き方をしているのだ。こけるなよ、こけるなよ……。

「マイク、外してやってね」(神田)

 MCの神田正輝から、「マイクを外せ」という指示が出た。明らかに、スタジオからハプニングを期待されている中丸。なにかのフリでしかない神田からの呼びかけと、ビンビンに立ちきったフラグ。中丸×水場という掛け合わせを前に、視聴者のほうもハプニングを期待している。「くれぐれも転ばないでね」と呼びかけたいが、転んでくれたら面白い。言わなくてもわかっているよな、中丸?

 まずは、JA金沢市加賀れんこん部会部長の北博之さんが、れんこんを掘る模様。泥の中に手を突っ込んだ北さんは、ホースによるジェットの水圧で、苦もなくれんこんを掘り出した。

 このお手本を踏まえ、中丸もれんこん掘りにチャレンジする。まず、ホースで泥の中に水を放出する中丸。もう、この時点でおぼつかない。水流でれんこんを掘るどころか、ジェット水圧で中丸が飛び上がっていきそうなのだ。れんこんと格闘中の中丸。つなぎを濡らしてまで悪戦苦闘し、ようやくれんこんを掘り当てた! 

「なにこれぇ~」(中丸)

 確かに「なにこれ?」と嘆きたくなる、小さなれんこんが中丸の手中にあった。

中丸 「これ、なんですか?」

北 「これ、しっぽのところ」

中丸 「れんこんのしっぽ、採れました!」

 しっぽを掲げる中丸。さらに、めげずにれんこん掘りを続行する中丸。新たに掘り当てたそれも、手のひらサイズである……。

「れんこんの子ども、採れましたー!」(中丸)

 微妙なのばっかり掘り当てる、中丸のれんこん芸。スタジオにいる神田と三船美佳からは「カメラに(泥を)かけないでよ~」「(中継の尺に収まりそうもなく)ダメだよ」などと言われまくり、掘り出したら掘り出したで「みじかっ!」(三船)とダメ出しを食らった、報われない中丸。逆に言えば、れんこん掘り経験者・中丸でさえ掘り出せない、加賀れんこんの収穫の難しさは伝わってきた。生中継だけに、時間というプレッシャーもあったし。泥と尺とれんこんとの戦いだったわけだ。

 再度、北さんがれんこんを掘り始めると、またしても立派なれんこんを掘り当てている。

中丸 「マジかよ! なんで!? 意味がわかんない」(中丸)

北 「それが、経験なんです」

中丸 「圧倒的な差を見せつけられたと言いますか」

「圧倒的な差」というワードを使い、ベテランを引き立てる中丸。というか、泥の中で育ったこんな野菜を、昔の人はよく食べようと思ったものである。どうやって収穫していたかも謎。きっと、泥だらけになっていたのだろう。

 一方、中丸を見ると、泥まみれになっていない。きれいな状態のまま、収穫を終えてしまった。ラッシャー時代のれんこん掘りといえば、泥まみれがお約束だったけど……。さすがに、ラッシャー板前の偉大さを改めて感じてしまった。

中丸の「3時のおやつ」レコメンドにアイドル感

 1時間後、「なかまる印」が再開された。見ると、中丸が着る赤いつなぎに泥がついていない。おそらく、着替えたのだろう。彼が着るつなぎは、一体何着あるのか? あと、彼はお風呂に入ったのだろうか。

 さて、中継の後半戦は、採れたてのれんこんを使ったれんこんレシピを体験する模様。作ってくれたのは、JA金沢市の三原千明さんである。

 まずは、中丸がいただくのは「加賀れんこんフライ」だ。揚げたてのフライに塩をつけ、中丸が食した。

「うんんまっ! なに、この加賀れんこん!? ……加賀れんこんか」(中丸)

 おいしさのあまり、よくわからなくなっている中丸。1人ツッコミを披露したが、本人の言うとおり加賀れんこんだ。

 続いての料理は、れんこんをすりおろしただけの「すり流し汁」である。これもまた、見るからに熱そう……。

「熱いよ、熱いよ、熱いよ?」(三船)

 スタジオから三船や向井亜紀が「熱いよ?」と言ってくれるのも、あと数回しかないと思うと寂しい。で、結局、熱くなかったようだ。今回の中丸は猫舌発動なしである。

中丸 「あきらかに体にいい、これ!」

三原 「ネバネバ成分があるので、女性は母乳が出やすくなるとも言われています」

中丸 「栄養を欲する時期のお母さんにもいいよ、ってことですね」

「母乳が出やすくなる」という情報を受け止め、「栄養を欲する時期のお母さんにもいい」と言い換えた中丸の言葉選びは良かったと思う。よく、そんな言い回しを思いついたものだ。

 さて、最後の料理は「加賀れんこんチップス」だ。出荷基準に達しなかった加賀れんこんをチップスに仕上げた、フードロスにも対応する一品である。

「あ、可愛い」(中丸)

 れんこんチップスを見て「可愛い」とは、どういう目線なのか?

中丸 「……ああ、いい。おやつ!」

三原 「はい。ハイボールにも合います!」

三船 「ハイボール、いいねえ」

中丸 「ちょっと塩味も加わって、もちろん、れんこんのおいしさもあるし、3時のおやつにいいかもしれないですね」

 周囲は一様に酒の肴にしたがってるのに、1人だけ「3時のおやつ」と可愛いらしいワードでレコメンドする中丸。アイドルだ。

 れんこんフライも、れんこんのすり流し汁も、れんこんチップスも、どれもおいしそうに食べていた中丸。泥の中で頑張った甲斐があった。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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てらにしじゃじゅーか

最終更新:2023/03/18 06:00
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