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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム  > 愛子天皇お相手候補、2人のご令息

愛子天皇のお相手候補は27歳と25歳のご令息…ほかスクープ15本

まったなし、愛子天皇待望論者

 猫の死体が発見された時点で、1997に起きた神戸連続児童殺傷事件、いわゆる酒鬼薔薇聖斗事件を思い出し、嫌な気がしたものだ。

 事実、3月1日、猫殺しをした17歳の少年が、埼玉県さいたま市立美笹中学校に侵入して、60歳の男性教員と揉みあいになり、取り押さえられたが、教員は全治数カ月の重傷を負った。

 少年は、「誰でもいいから殺したかった」といっていると伝えられている。

 新潮によれば、少年の一家が暮らしているのは、さいたま市浦和区。両親は共に東京都庁に勤務している地方公務員だという。

 動機ではないかと思われるのが、親から期待され、優秀な姉をもつため、名門中学を受験したが失敗してしまったことだった。その後、彼は不登校になってしまったという。

 酒鬼薔薇聖斗にも関心を持っていたようだが、昨年8月に渋谷区の路上で母と娘に切りつけた戸田市に住んでいた中学3年生の女子に憧れていたと、新潮が報じている。

 なぜなら、少年が刃物を持って侵入した中学校は、渋谷の事件を起こした女子中学生が通っていた学校だというのだ。

 もし、60歳の男性教員が体を張って少年を取り押さえていなければ、多くの中学生たちが犠牲になっていたかもしれないのだ。

 中学生が、「人を殺してみたかった」などという動機で、ナイフを持ち中学校に侵入して無差別殺人をしようと、なぜ考えるのだろう。

 この国の闇はこうした若い魂までも腐食させてしまったのだろうか。ホームレス狩り、高齢者狩りから、子ども狩り……。水と安全はタダだったこの国の美点は、このまま失われるのだろうか。

 

 今週の第2位は、天皇の長女・愛子さんの結婚相手は誰かという新潮の記事。

 要は、旧宮家の中でいえば、ここではないかという新潮流の記事作りではあるが、納得できるものはある。

 賀陽(かや)家の現当主・賀陽正憲(63)は、学習院初等科以来の天皇陛下のご学友で、ここには現在の皇室に近い20代の男系男子が2人いるという。

「正憲氏には、現在27歳と25歳になるご子息がいます。ともに学習院高校を経て、お兄さんは早大政経学部、弟さんは同理工学部を卒業しました。これまで新年祝賀の折など、ご学友として陛下にお目にかかる際に、お子さん方も連れて行ったことがあったのです」(皇室ジャーナリスト)

 そういうときに、雅子さんや愛子さんも同席することがあったという。

「そうした機会がきっかけで、賀陽家の兄弟は愛子さまとの交流が始まったと聞いています。とりわけ弟さんは愛子さまと4歳しか違わず、年代が近いこともあってことのほかお話が盛り上がり、最近も御所で面会していたというのです」(同)

 だが、もし結婚という運びになっても、事はそう簡単ではないと麗澤大学の八木秀次教授がいう。

「もし旧宮家の方々が養子に入るとすれば、今上陛下との血筋の近しさから常陸宮家がふさわしいのではないかと思います。愛子内親王殿下と賀陽家のご令息とのご縁がよい方向に進んだ暁には、まずお子様のいらっしゃらない常陸宮家にご令息が養子入りし、その後にご成婚という流れが望ましい。となれば、愛子内親王殿下は妃殿下として皇室にお残りになることができ、男児が生まれれば天皇家直系の男系男子となる。『皇位継承』『皇族数確保』という二つの観点からも、この上なく理想的なのです」

 現行の皇室典範は、皇室が養子を迎えることを禁じている。が、八木教授は「皇室を安定的に維持するためには、特例法で一時的に養子を取れるようにすべき」と語っている。

 そう先の話ではない。女性天皇を誕生させるのか、させないのか。そうしたことにも関わってくる“重大事”だから、今すぐに始めなくては遅きに失する。

 何度もいうが、私は愛子天皇待望論者である。

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