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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 中丸雄一、高校生に無視される
『旅サラダ』KAT-TUN中丸雄一リポーターを見守る会 #45

『旅サラダ』中丸雄一、地元高校生に「なかまる印ー!」を無視される異常事態

「はっくつーにっぽーん、なかまるーじるしー!」を無視される

 先ほど、中丸と一緒に踊っていた犬(役の高校生)が急に駆け寄ってきた。

中丸 「おっと、どうしました!?」

犬 「中丸さん、こちらへどうぞ」

 踊りきった中丸へのご褒美として、鹿児島グルメのお花見弁当が用意されている。そこまで、犬が案内してくれるようだ。というわけで、数メートル先にあるレジャーシートのスペースに向かう中丸たち。

 このときの移動が見ものだった。犬役の高校生が頑なに犬の設定を守り、四つん這いのまま中丸たちを先導するのだ。

「これは結構、体幹鍛えられるね(苦笑)」(神田)

 いや、普通に歩いていいから……。見るからにつらそうな犬。ツンになりきる高校生がプロすぎる。

 そんなこんなで、お花見弁当にやっとありつけた中丸。鹿児島グルメが詰まった二段弁当は彩りも華やかで、可愛らしい。フルーツや桜餅も入っているし、食から春を感じさせてくれるのだ。桜島大根を使った煮物もおいしそう。

「あ、桜島大根って、そんな大根あるんですね? へぇー」(中丸)

 いや、桜島大根くらい知っててよ……。正直、げんなりするやり取りだったが、構わずに中丸はお花見弁当を食べ始めた。このときの中丸を見ると、猫背なのだ。2月26日放送『シューイチ』(日本テレビ系)の企画で、TGC出演に備えて猫背を矯正したはずなのに、鹿児島グルメを前にどうしても背中が丸くなる中丸。食の前にいろいろと緩くなってしまうのは、仕方ないか?

 お弁当に入っていた鹿児島黒牛のステーキを食べたとき、彼はこんな反応だった。

「んなぁ~、やわらかぁ~い♡」(中丸)

 一体、どこから声が出ているのか? 肉のやわらかさを体験し、おしゃべりまでやわらかくなってしまった中丸。中丸の「やわらかぁ~い♡」を聞いて、後ろにいる高校生たちが笑っちゃってるし。

 あと、中丸の横で扮装したまま黙々と食べる犬役の高校生がチラチラ見切れるのもシュールだった。もっと、中丸も犬に話を振ればいいのに……。

 さあ、そろそろ締めのお時間。最後は、恒例のアレである。

「というわけで、決めゼリフお願いしまーす。せーのっ、はっくつーにっぽーん、なかまるーじるしー!」(中丸)

 中丸が呼びかけたのに、周りにいる高校生が1人も「なかまるーじるしー!」をやってくれなかったのは異常事態だった。一瞬、犬が腕を上げかけただけで、ほかの高校生たちがまったく反応しなかったのだ。ロケの待ち時間で、テンションがゼロになってしまったのか? 

 好意的に解釈すれば、西郷どんに代表される薩摩男子には寡黙なイメージがある。つまり、最後まで役に徹し、「なかまるーじるしー!」を無視したということか? なんにせよ、あまりにも高校生たちが中丸に非協力的な予想外すぎる場面に出くわして、筆者はテレビを見ながら笑ってしまった。

 

 さて、大変なのはこの後だ。中丸は鹿児島から東京にとんぼ返りし、TGCに出演しなければならない。

 そして、どうやら彼は無事にショーに間に合ったようだ。TGCのランウェイを歩き終えた中丸は、自らのパフォーマンスについて「115点くらい」と自己採点をした。

 西郷どんとのコラボダンスは実質120点で、TGCの自己評価は115点だった中丸。仕事内容に異常な振り幅がある1日だったが、100点超えを連発した満足の1日だったわけで、なによりだ。

寺西ジャジューカ(芸能・テレビウォッチャー)

1978年生まれ。得意分野は、芸能、音楽、格闘技、(昔の)プロレス系。『証言UWF』(宝島社)に執筆。

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最終更新:2023/03/11 15:05
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