工藤静香への“木村拓哉関連質問”をNGにしていた元マネージャー
#城下尊之
ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!
――3月2日放送のNHKの歌番組『SONGS』に工藤静香がゲスト出演。「中島みゆき特集」で曲の解釈を語って炎上しました。2月に発表された「第65回ブルーリボン賞」では、工藤の次女のKoki,が新人賞を受賞し、「親の七光り」と批判されました。なにかと批判が多い親子ですね。
城下 工藤さんは2000年に木村拓哉さんと結婚。昔からの根強いキムタクファンがいまだに工藤さんのことを認めていないのです。それがベースにあるのでしょう。
――いまだに?
城下 そうですよ。木村さんといえば大スターですから。結婚当初はもっとピリピリしていました。工藤さんがマスコミに囲まれると「ご主人は⋯⋯?」などと夫婦の話題が質問される。しかし、当時のSMAPのマネージャーは、木村さんに妻がいること自体一切触れてほしくない。そこで、そのSMAPのマネージャーが、工藤さんのマネージャーに対して「マスコミ各社にそういう質問をさせないようにするのが、あなたの仕事でしょ」と言っていたとか⋯⋯。工藤さんは事務所が違うのに、なぜそんなことまで言われなきゃいけないのかという話ですが。
――今は娘のInstagramに木村が登場することもあり、否が応でも木村を含めたファミリーを意識せざるを得ないですね。
城下 今は、SMAPのマネージャーは独立したので、工藤さんの件に関しては問題ない。元SMAPの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人はそのマネージャーに付いていきましたが、中居正広さんと木村さんは行かず、中居さんは自分で独立。中居さんは今後、元SMAPの3人と一緒になるのではないかという人もいますが、SMAPとしての経歴は大事にしていますが、それと今は別のものだという感覚を持っています。木村さんは今もジャニーズ事務所に所属しています。SMAP再結成はないでしょう。
――ジャニーズ事務所といえば、三宅健が2023年5月2日をもってジャニーズ事務所を退所すると発表しました。
城下 ジャニーズ事務所は少なくとも年に1回、舞台の仕事を入れています。それは外部制作の舞台のこともあるし、ジャニーズ事務所制作の舞台のこともある。ただ、ジャニーズとしては、ちゃんとした作品や役柄で出演させたい。三宅さんは外部の舞台をさまざま経験し、役者仲間や演出家の知り合いが増え、「幅広い役柄を演じてみたい」という気持ちになってきたのでしょう。ジャニーズ事務所としては、独立したければ止めません。
――そんなにおおらかなんですか。
城下 V6は2021年に解散し、すでに三宅さんはグループに所属しているわけではありませんから、コンサートツアーを開催する機会がありません。グループで大々的にツアーをすれば事務所に数十億円単位で収入をもたらしますが、俳優の場合はそこまで事務所の利益にならない。もちろんこれまで育ててきたという思いがありますから、タレント側が「面倒を見てほしい」と言えば当然、面倒を見ます。
実際、TOKIOはすでにグループとしての活動はしていませんが、メンバーはCMなどが定期的に入っています。でも、タレント本人が「もっと自由に活動したい」というなら、事務所としても「邪魔はしないから、どうぞ自由に羽ばたきなさい」という気持ちでしょう。
――なるほど、そういうことなんですね! 俳優・三宅健としてどんな活動をしていくのか楽しみですね。
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