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Eテレ・まことお兄さんに続き…『みいつけた!』スイちゃんも卒業?

Eテレ・まことお兄さんに続き…『みいつけた!』スイちゃんも卒業?の画像1
NHK『おかあさんといっしょ』公式サイトより

 NHK Eテレの幼児向け番組『おかあさんといっしょ』に第12代目たいそうのお兄さんとして出演中の“まことお兄さん”こと福尾誠について、NHKは4月1日放送回をもって卒業すると発表。この直後、Twitterで「まことお兄さん」がトレンド1位になるなど、大きな反響を呼んでいる。

 2月20日に行われた卒業報告会見で、福尾は「(出演していた)4年間の中で、たくさんの子どもたちとスタジオで収録ができたことは、最初の1年間だけでした」とコロナ禍の影響を嘆きつつ、「そんな活動の中でも、体を動かして表現する体操やアクロバット、パフォーマンスを見てくださり、『かっこいい』と言っていただいた皆さんの声が大変励みになり、うれしかったです」とコメント。

 さらに、「僕自身、年齢と経験を重ねて、これまでつなげていただいたたいそうのお兄さんという素敵なバトンを次の世代につなげたいという思いが強くなり、卒業を決意しました」と理由を説明した。

 4月3日以降の放送は、後任の佐久本和夢が出演する。ネット上では「まことお兄さんロス決定だよ……」「毎朝、あの笑顔と上腕二頭筋に癒されてたのに」とファンから惜しむ声が相次いでいるようだ。

 福尾といえば、2021年7月16日付のニュースサイト「文春オンライン」が「実は2児のパパ」であると報道。

 記事では、妻子の存在を公表していない福尾が、妻らしき女性と双子らしき生後数カ月の子どもたちを連れて知人宅を訪れ、子どもを預けたのちにこの女性と蟹料理店に入っていく姿を報じた。

 アイドル的な人気を誇る福尾だけに、当時は「がっかりするお母さんたちも多そう」とファン離れを心配する声も見られたが、それ以上に「文春」記者への“神対応”が話題に。

 福尾は記者の直撃に対して「私のほうから何か発言するのはルール(NHKとの契約)上できない」「本当にすいません」と立場を堅持しながらも、「ありがとうございます」「すごいな、芸能人みたいだ」「せっかく来ていただいたので、対応できるところは対応します」と記者を好意的に受け入れ、1時間にも及ぶインタビューに応じているのだ。

 もっともインタビュー内容の多くが『おかあさんといっしょ』や福尾のPR的な話であったため、ネット上ではNHKと文春の間で何かしらの“手打ち”があったのではないかと邪推する声もあった。それでも「“文春砲”を利用して好感度を上げまくるまことお兄さん、強すぎ!」「本当に子どもたちのことを考えてくれてて、ますます好きになった」と好意的な声が相次いでいた。

 そんな、いかなる状況でも完ぺきなまでに“まことお兄さん”を貫いた福尾。彼の卒業が迫る中、ネット上では『みいつけた!』で、19年4月から4代目“スイちゃん”を演じる増田梨沙も同じタイミングで「卒業するのではないか」とささやかれている。

 根拠としては、歴代のスイちゃんが3~4年で演者を交代していることに加え、増田が今月8日から始まるミュージカル『SPY×FAMILY』(帝国劇場)でアーニャ役を務めることが挙げられている。

 同キャストは、昨年12月の音楽特番『2022FNS歌謡祭』(フジテレビ系)内で発表されたが、放送後、「スイちゃんに卒業フラグ」「いよいよ独り立ちか……」と増田の卒業を予想する視聴者が続出していた。

 なお、事前に卒業報告会見を開く『おかあさんといっしょ』とは違い、『みいつけた!』は過去の例から、番組内で突然“交代”を告げるスタイルと思われる。うわさの真偽は不明だが、増田ファンは、“その時”に備えて今から心の準備をする必要がありそうだ。

『SPY×FAMILY』のアーニャお披露目会見では、「将来の夢」について「歌って踊れる歌のお姉さんか、歌って踊れるアイドルのどちらかです!」と元気に答えていた増田。現在、NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』でヒロインを演じる福原遥も、子ども時代にEテレの『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』に「まいんちゃん」として出演していたが、増田にも人気タレントとして活躍する未来が待っているかもしれない。

 

 

仲宗根由紀子(エンタメ系ライター)

芸能誌の編集を経て、現在は国内・国外ドラマレビューを中心に執筆するライター。人気俳優のインタビュー経験多数。

なかそねゆきこ

最終更新:2023/03/03 13:00
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