秋元真夏”抜けてるけど締める所は締めるけどやっぱ抜けてる”キャプテンを全う
#ショウムライター
“女の子たちは真夏に恋して卒業して行く”瞬間を迎え(てしまっ)た
「インフルエンサー」「シンクロニシティ」とグループ史の中で重要な2曲をセンターポジションで務め、親友でありジャイアンでもある生田絵梨花の卒業曲「最後のTight Hug」を秋元が歌うというこれまた熱い展開や「忘却と美学」では梅澤美波との先代当代キャプテンデュオ、そして「大嫌いだったはずだった」では鈴木絢音との1期生最後と2期生最後のデュオと言う演目で会場をエモみの彼方へと連れて行き、”自分が乃木坂46で1番好きな曲”と語った「ひと夏の長さより・・・」にて本編は終了。
いよいよアンコール、ではなく正しくは「秋元真夏 卒業セレモニー」の開幕だ。
高山一実、松村沙友理、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、桜井玲香という同期メンバーが次々と祝辞を贈る中、絢爛豪華なドレス(でありながら走れると言うパフォーマンス性をも両立させたデザインで衣装さんマジパネェっす)を身に纏い、御本人が登場。穏やかな表情でのスピーチの後に自身の卒業曲「僕たちのサヨナラ」を、そして真夏さんリスペクト軍団ユニット曲「2度目のキスから」をパフォーマンス(清宮レイはしっかりと”ツッタカタッタッター”をやりすぎていた)。そして11thバスラ5日間と秋元真夏のアイドル人生は「乃木坂の詩」にて堂々たるフィナーレを迎えたのであった。訳ではなく、ダブルアンコールにて「ハウス!」後も鳴り止まぬ声、そして場内の生声リクエストに応える形でトリプルアンコールの「ガールズルール」再演をもって、本当の堂々たるフィナーレ、いや、”女の子たちは真夏に恋して卒業して行く”瞬間を迎え(てしまっ)たのであった。
”よく転ぶアイドル”の物理的な再演こそなかったものの、自身の卒業曲で歌詞を間違え(MCにて自供)、そして最後の最後、ステージを降りるタイミングでも出口を間違えるなど、最早それすらも意図的なパフォーマンスだったのではないかと思う程に最後の最後の最後まで”らしい”姿で魅了してくれた2代目キャプテンに改めて心からの拍手と賛辞を贈りつつ、いつかずっきゅん割烹秋元或いはズッキュンレストラン真夏のオープンを心から願うばかりのおっさんなのであった。
※ショウムライターによる乃木坂46 “11th YEAR BIRTHDAY LIVEレビューはこちら↓
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