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千鳥も怯える「THE SECOND」とは?1回戦から決勝並みの芸人が参戦する豪華大会に

千鳥も怯える「THE SECOND」とは?1回戦から決勝並みの芸人が参戦する豪華大会にの画像1
番組公式サイト」より

 2月17日放送のフジテレビ系列『人志松本の酒のつまみになる話』のオープニングで、松本人志とゲストの千鳥の以下のようなやり取りがあった。

松本「千鳥のお二人、THE SECOND出場決定」

ノブ「ちょっちょっと……」

大悟「絶対にいらないこと言わないように」

松本「結成16年以上が出れる漫才コンテストが始まるんですよ」

ノブ「セカンドチャンスをつかみにいくという」

松本「まあ、そういうことかな」

ノブ「松本さん、千鳥めちゃくちゃ売れてるんです。セカンドチャンスどころじゃないんですよ」

大悟「恥かく可能性もあるし……」

松本「ああ、そうなんですね、すいません」

ノブ「千鳥とかオードリーが出るとプラス・マイナスとかにどつかれると思うんですよ(笑)」

松本「彼らのための大会でもあるからね、なるほど、なるほど……」

 「THE SECOND」予選は2/15~17の3日間、東京証券会館で行われた。「M-1グランプリ」(結成15年以内)でチャンスをつかみ切れなかった出演者がセカンドチャンスとして参加できる大会なのだが、1回戦から準決勝なのかと思わせるようなメンバーで驚かされる。

 今年からの開催なので、もちろんシード権は存在しない。どんなに有名な芸人だろうが1回戦からの参加になる。160組以上の参加と聞いて少ないと思うかもしれない。昨年の「M-1グランプリ2022」は7261組だった。しかし、1回戦はアマチュアだったり無名だったりと、1日100組出演する中で知っている芸人は数組いるかいないかなんてこともあると思う。

 THE SECONDは1回戦からジャルジャル、スピードワゴン、かもめんたる、スーパーマラドーナ、ランジャタイ、金属バット、Dr.ハインリッヒ、鬼ヶ島、三四郎、東京ダイナマイト、トータルテンボス、プラス・マイナス、2丁拳銃……もはや決勝のメンバーかと勘違いしてしまいそうだ。実際「M-1グランプリ」「キングオブコント」のファイナリストやチャンピオンも参加されている。

 そして「M-1グランプリ」の予選MCではお馴染み「はりけ~んず」の参加も目立つ。賞レースの参加は「THE MANZAI」2011の認定漫才師(準決勝)以来ではないだろうか。いつもオープニングを盛り上げているこの2人が、予選でどんなネタをするか非常に楽しみだ。

 「オンエアバトル」常連組も目立つ。ダイノジ、キャン×キャン、流れ星、磁石、タイムマシーン3号、三拍子、ななめ45°、超新塾、チーモンチョーチュウ、他。知らない芸人を探す方が大変だ。

 そして、本来賞レースなどではあまりお目にかかれないベテラン芸人の参加も目立っている。テンダラー(結成29年目)、シャンプーハット(結成29年目)、シンクタンク(結成30年目)、X-GUN(結成33年目)、しましまんず(結成34年目)、シンデレラエキスプレス(結成35年目)、パピヨンズ(結成46年目)、どんなネタで参加するか予想もつかない。

 さらに言うと、関東で知る人ぞ知るアンダーグラウンド芸人の参加も珍しい。ガッポリ建設、西麻布ヒルズ、東京ペールワンなど、芸人からリスペクトされる芸人の参戦もある。そして、ライブシーンで活躍し「M-1グランプリ」に出られなくなった虹の黄昏、モダンタイムス、ハンジロウ、ロングロング、三日月マンハッタンなども決勝を目指す。

 また、1組のネタ披露の時間は6分という長さも新しい。時間になると数回照明がチカチカなるが、すぐに元に戻り7分までやる事ができるという。今までにないネタ時間で2回戦がもう32組まで絞られる。まったく目が離せない大会だ。

サンミュージック所属のお笑いコンビ「馬鹿よ貴方は」 のツッコミ。コンビのネタ作りを担当するほか、お笑いに対するプロ目線の考察に定評があり、「M-1」などの大会はみずから大会を観覧して分析。自身のYouTubeやライブなどで披露する。中でも「女性芸人」研究家として、東京スポーツで連載を持っている。 YouTubeチャンネル【馬鹿よ貴方は、新道竜巳のごみラジオ】

Twitter:@kPXfF3Xm1jvbLMS

【サンミュージック公式】馬鹿よ貴方はプロフィール

ばかよあなたはしんどうたつみ

最終更新:2023/03/31 21:06
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