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秋篠宮ご夫妻、佳子さまの自宅を「出禁」に…ほかスクープ15本

秋篠宮ご夫妻、娘・佳子さまの自宅を出禁に…ほかスクープ15本の画像1
(Getty Images)

今週の注目記事・第1位「おひとりさまの教祖 上野千鶴子(74)が入籍していた」(『週刊文春』3/2日号)

同・第2位「ポイントで駆け込む前に考えたい『河野太郎』に騙されるな『マイナカード』の設計不良」(『週刊新潮』3/2日号)

同・第3位「軋む皇室『天皇誕生日』に水を差す『佳子さま』秋篠宮家からの“独立”劇」(『週刊新潮』3/2日号)

同・第4位「三宅健 V6仲間井ノ原社長でも退所のワケ」(『週刊文春』3/2日号)

同・第5位「国立病院看護師101人が告発 ブラック労働『本当の元凶』」(『週刊文春』3/2日号)

同・第6位「安倍元首相暗殺『三つの死角』」(『週刊文春』3/2日号)

同・第7位「待ち受ける極刑 ルフィ『2つの誤算』」(『週刊文春』3/2日号)

同・第8位「一周忌『西郷輝彦』後援会長が明かす“借金苦”の晩年」(『週刊新潮』3/2日号)

同・第9位「日経新聞『失敗の本質』」(『週刊文春』3/2日号)

同・第10位「NHK女子アナ4月『春のおっぱい大改編』に熱視線」(『アサヒ芸能』3/2日号)

同・第11位「冬のボーナス後に幹部大量退社 日本電産・永守会長(78)の正念場」(『週刊ポスト』3/10・17日号)

同・第12位「認知症『ブルース・ウィリス』現妻と元妻が介護で“共闘”の理由」(『週刊新潮』3/2日号)

同・第13位「秋本政務官 虚偽答弁を暴く『指示メール』入手」(『週刊文春』3/2日号)

同・第14位「最新調査データで判明 性の県民性が丸わかり びっくり『SEX地政学』」(『週刊現代』3/4日号)

同・第15位「赤楚衛(貴司くん)が小誌に語る『大学学長の父』『ニーチェ』『福原遥』」(『週刊文春』3/2日号)

同・第16位「視聴率低迷の試練『広瀬すず』はなぜ“悲劇のヒロイン”に?」(『週刊新潮』3/2日号)

【巻末付録】現代とポスト、SEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 最初は広瀬すず(24)の話題からいこう。

 TBS系で火曜22時から放映されている、広瀬が主演の連ドラ『夕暮に、手をつなぐ』が低視聴率にあえいでいると新潮が報じている。

 第1話は8%だったが、その後6%台で推移しているという。

「彼女の役どころは九州の片田舎出身で、あえてキツイ方言を話しており、“すずちゃんのイメージにそぐわない”という指摘もあります」(芸能デスク)

 今時、キツイ方言を話す女性なんかいるのかと思うが、広瀬の演技力でそれらしく見せているのだろうか。

 最近の広瀬の主演ドラマは、悲惨な過去を持つ暗い少女を演じた『anone』や、特殊能力を操る探偵助手に扮した『ネメシス』も視聴率はよくなかったそうである。

「なまじ演技力があるだけに、作り手が彼女の新境地を開こうと、無茶な設定を頼みやすいことも背景にあります」(同)

 やはり広瀬は『海街diary』のような役がいいのではないか。せっかく一番いい時期を迎えているのに、いい脚本に巡り合えないのは、広瀬の不幸であり、われわれ見る側の不幸でもある。

 

 次は、NHKの朝ドラ『舞いあがれ!』で、ヒロインの舞(福原遥)の幼馴染、梅津貴司を演じる赤楚衛二(28)の人気が急上昇していると新潮が報じている。

 赤楚の父親は名古屋学院大学学長だそうで、彼も同大学に入り、英米語を専攻したという。

 モデルをしていて、今の事務所の社長に声をかけられ、大学を中退して東京に出てきたが、食えずにアルバイトで食いつないでいたそうだ。

 そんな時読み漁ったのがニーチェだったというから、ただの俳優ではない。そんな赤楚が注目されたのがテレ朝系の『仮面ライダービルド』だった。

 ブレイクのきっかけになったのは、テレ東系で初めて主役を演じた『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』だった。同名のBL漫画が原作だった。

 そのドラマで、共演している俳優とディスカッションして、じっくり役を掘り下げることができていったという。

 取材にも丁寧な言葉遣いで、やはりただものではない感があるようだ。これからが楽しみな俳優なのかもしれない。

 

 私も現役時代よくやったSEXによる県民性調査だが、たしかに、地域によっていくらかの違いはあるようだ。

 今回、現代が用いるのは家族計画研究センターの調査・集計による「ジャパン・セックスサーベィ2020」だそうだ。

『統計から読み解く 47都道府県ランキング』の著者で統計ジャーナリストの久保哲朗は、

「(SEXをしない県の)貧困率は低く、一世帯あたりの貯蓄率や外国車の保有率が高く、旅行に行く人や、工業生産額が多いという傾向がありました」

 と語っている。

 ちなみに「1年以上SEXしていない」ランキングの上位県は、長野・愛知・群馬・静岡・富山・栃木だそうだ。

 逆にSEXをするという県は、沖縄・鹿児島・和歌山だそうである。南国で開放的な風土が、性もおおらかにさせるのだろうか。

 SEXの目的が「性的な快楽のため」というあけすけなランキングで1位になったのは徳島県だという。同県は昨年公表された帝国データバンクの調査で、女性の社長の比率でも第1位になっているという。

 徳島文理大学の八幡和郎教授はこういう。

「徳島には才色兼備な『阿波女』が多いのです。作家の故・瀬戸内寂聴さんに代表されるように、もともと元気がよくて何事にも積極的。そうした徳島の気風が、男性だけではなく女性も素直に快楽を求めるSEXにつながっているのかもしれません」

 変わったところでは、「自慰の回数が週に1回以上」となった岩手県。

 県民性研究会の木原誠太郎代表(こんなことをやっている研究会があるんだ)は、

「『セックスは好き』と答えた男性が最も多かったのは岩手でした。

 ただし、岩手の方は一本気で自己表現が不得手な傾向があります。物事がうまく運ばず芽生えた内向きな感情が、自慰の回数に影響しているのかもしれません」

 といっている。

 その土地で食べられている農産物が、SEXにかかわりがあるという指摘も興味深い。こうした情報は、女性のいる遊び場では格好の話の糸口になる。

 私も昔、ずいぶんやったが、現代を買ってSEXの県民性を学べば、今夜はモテること間違いないと、思うのだが。

 

 お次は文春が追及している秋本真利・外務大臣政務官(41)のお話。

 先週も触れたように、秋本は、政策秘書として雇った小林亞紀は弁護士活動が忙しくて、彼女に誘われたCを私設秘書として使っていた。

 国会内通行証を支給され、「秋本議員秘書」という名刺を持たされていた。直接秋本から「指示メール」が送られてきていることも、文春は確認している。

 2021年の選挙の時には、選挙区回りもしたという。

 だがCの給与は秋本からではなく、政策秘書の小林の給与の一部から支払われていたのである。

 これは「秘書給与法二十一条の三違反の疑いも強まる」(永田町法律税務事務所の長谷川裕雅弁護士)

 だが秋本は衆院予算委員会で野党から追及されると、「C氏はB氏(小林)の指示で仕事をしていた」と答弁しているのだ。

 これは明らかに「虚偽答弁だ」と文春は指摘する。

 この秋本は、河野太郎デジタル相の最側近だそうだが、ほかにも再生エネルギー大手の「レノバ」関係者からの献金を巡る虚偽答弁もあると、文春は追及している。

 スッポンの文春に食いつかれたら逃げることなどできはしない。さっさと事実を認め、議員辞職したらいいのではないか。

 

 ところで、西山太吉が亡くなった。享年91。

 朝日新聞DIGITAL(2023年2月26日 5時00分)はこう伝えている。

「1931年、山口県生まれ。慶応義塾大大学院を修了後、毎日新聞社に入社。71年、翌年の沖縄返還をめぐり米国側が負担すべき米軍用地の原状回復補償費400万ドルを、日本側が肩代わりするとの密約を示唆する機密文書を入手した。

 文書の入手を外務省の女性事務官に頼んだことが、秘密漏洩(ろうえい)のそそのかしにあたるとして、国家公務員法違反容疑で事務官とともに逮捕され、774年に毎日新聞社を退社。78年に最高裁で有罪が確定した。世論の関心は密約よりもスキャンダルに移り、報道のあり方が問われた。

 政府は密約の存在を否定したが、2000年以降、米側の公文書や元外務省幹部の証言で、相次いで確認された。

 西山さんは密約文書の開示を求めて09年に訴訟を起こしたが、最高裁で非開示が確定した。

 一連の事件をテーマにした作家の故・山崎豊子さんの小説『運命の人』のモデルにもなった」

 1971年、私は講談社入社2年目だった。沖縄返還に密約があったとした西山記者のスクープは、佐藤栄作政権を根底から揺さぶるかに思えた。

 だが、週刊新潮が、これは西山が女性事務官と「秘かに情を通じて」手に入れたものだと報じて流れは変わった。

 この文言は、東京地検特捜部検事佐藤道夫が、政権へのダメージを減じるために考え出したといわれている。沖縄密約は一転、女性スキャンダルにすり替えられてしまったのだ。

 新聞はそれまで、「知る権利に答えろ」と大声で勇ましい声をあげていたのに、新潮の報道が出ると、急にすごすごと戦線を縮小し、その声さえも消えていってしまったのである。

 どんな方法で手に入れようと、沖縄返還に密約があることを国民に知らせた西山記者を庇い、知る権利に答えず、女性スキャンダルにすり替えた佐藤政権を批判するべきなのに、なぜマスコミは撤退してしまったのか。

 大新聞が後生大事に持っている「知る権利」なんて、それほどのものでしかないんだと思った。

 この西山事件は「新聞が死んだ日」といわれる。以来、その後遺症は今日まで続いている。

 密約文書の開示を求めて起こした訴訟人の端っこに私も名を連ねていた。だが、最高裁は認めなかった。

 西山事件の頃は、新聞を含めたマスコミに、国民は少なからず期待を持っていた。だが、あのころと比べると、マスゴミとまでいわれるように、国民の期待はほとんどないに等しい。

 それに、今は特定秘密保護法までできたため、政府に都合の悪い機密の暴露はよほどの覚悟がなければやる人間など出てこないのではないか。

 この国にあるのは「建前の民主主義」だけである。タモリがいったとかいう「新しい戦前」という言葉が独り歩きしている。なんら中身のないものだが、メディアはまるで「今の現実を映し出す名言」のようにもてはやし、それについて識者たちがあれこれ論じている。

 そんな虚しい言葉より、戦争のできる国、戦争で国民を死なせてもいいと動き出した岸田政権の危険極まりない暴挙を、今すぐに止めることの方が重大事であること、いうまでもない。

 あの時の西山のやったことのすべてが正しいなどとは思っていない。

 だが、当時の佐藤政権がやっていた「亡国の密約」を暴き、国民に知らせようというジャーナリスト魂は、誰かが受け継がなくてはいけなかったはずである。

「西山敗れて山河あり」。この国の民が、「もう二度と戦争はしません」と「正気」になるためには、もう一度戦争をしなくてはならないのかもしれない。今の日本を見ていると、そんな気になる。今度の戦争は第二次世界大戦の時よりも悲惨になる。なぜなら、あの時は自国の利益のために無謀な戦争を始めたが、次の戦争は、アメリカに引きずられて仕方なくやる戦争になるはずである。他国の戦争に巻き込まれて多くの日本人が「無駄死に」をするのだ。 

 そのうち政府は、無駄飯を食っている年寄りは弾除けに狩り出せとでもいい出すかもしれない。この国は狂い始めている。否、すでに狂っているのかもしれない。

 

 話は変わるが、あのブルース・ウィリスが言葉を上手くしゃべれないために俳優を引退すると発表したときはショックだった。

 男の中の男を演じ、中年男のやさしさも垣間見せるウィリスは、何をやってもカッコよかった。

 ショーン・コネリーのように、年をとってから渋い演技を見せてくれると楽しみにしていた。

 映画では「運の悪い男」ばかりを演じたが、私生活では女優デミー・ムーアと結婚・離婚し、若いモデルのエマ・ヘミングと結婚して2人の娘を授かっている。

 だが2月17日、「意思疎通も難しいほどの重度の認知症に罹患した」と、現妻と元妻、それに5人の娘たち7人の連名で公表された。

 元妻デミーとは、別れてからも兄と妹のように付き合い、現在の妻もそれを受け入れていたという。

 この認知症は言語中枢には支障はできても、日常生活は普通に送れるケースが多いという。ブルースは、これからも心穏やかに過ごせるのだろう。

 私も認知症である。物覚えが極端に悪くなってきた。以前から、カミさんの物忘れを指摘し、「気を付けたほうがいいぞ」などと偉そうにいっていた。

 1カ月ほど前から、少しでもカミさんの認知症を遅らすためにと、トランプの神経衰弱を毎晩、食事の後でやることにした。

 ところが、これが、全く勝てないのだ。負けたほうが500円を払うのだが、これまで30回近くやって、私が勝ったのが最初の1回だけ。引き分けが1回。それ以外は、カミさんの連勝また連勝。それも、倍近い差がつくのである。

 私は、カミさんが直前に開けた2枚の札しか覚えられない。明らかに、認知症なのは私の方である。毎日負け続ければ、月に1万5000円、年にするといくらかな? 相当な負けになる。

 カミさんのためにと始めたものが、己の認知症を確認する場になるとは、嗚呼!

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