ウエストランドとフットボールアワー、M-1優勝後の仕事量が対照的なワケ
#フットボールアワー #M-1グランプリ #ウエストランド #馬鹿よ貴方は 新道竜巳
2月10日フジテレビ系列放送の『人志松本の酒のツマミになる話』で非常に興味深い話がありました。この時はゲストにウエストランド井口浩之、フットボールアワーが出演。「M-1グランプリ」後の多忙さを比較し合う話が、お笑いマニアからすると非常に興味深かったです。
井口「M-1優勝してからお仕事がバーッと続いていて、そのほかのコンビもいろいろなジャンルで活躍していると思うんですけど、影響力もM-1終わった時からずーっと仕事で朝から出させてもらってとか、リモートとかもあるから移動中も関西の番組にリモートで出演、タクシーで移動しながら電話でラジオ出演」
岩尾「その間も休まられへん」
松本「うれしいような」
井口「そうなんです。それに付随して番組打ち合わせもあって、ありがたいことに取材もずーっと。そうなると本当に時間なくて家に帰って2時間3時間寝なきゃって感じで、ご飯食べるのもカップ麺とか食べて、なんで余計に質素になってんだろと。フットボールアワーさんの時のM-1とか……」
岩尾「全然、今とまったく違うから。それこそ優勝して深夜の生配信の番組が続いて、目覚まし番組とか情報番組ハシゴして、その都度ネタやってとか一切なかったもんな」
後藤「一切なかったけど打ち上げみたいのあったよな」
岩尾「普通の打ち上げ。次の日もチェックアウトまでホテルで寝てたもん、稼働がないから」
後藤「マネージャーの電話が鳴りやまないとか、そんなのないもん」
井口「今だってもうめくれる奴が優勝する前から2票入った段階から鳴りやまない、もう2票入ったってことはみなつながらないのわかってるから早めにもう」
松本「本当にそうらしいよ」
後藤「すごいなー」
井口「リアルに1日に100件ぐらい問い合わせは来るみたいな」
後藤「100件……」
井口「3日間で1、2時間しか寝れないみたいな」
後藤「それはないな」
松本「フットボールアワーとしての忙しかった時期はいつなの」
後藤「でもM-1とってからか」
岩尾「大阪にいたんで、大阪東京往復、それが忙しく感じただけで」
後藤「1日で2往復とか、新幹線でパッて目を覚まして、どっち向いて走ってるかわからん」
松本「俺らの頃は『夢で会えたら』の頃かな、それこそ大阪東京を行ったり来たりで、ほとんど一睡もせずに東京に来てショートコントを15本撮ったり、そのあと若い人は知らんやろうけどバッハスタジオとか行ってベース引かされてたり、ダンスの稽古させられたりとか、だから『夢で会えたら』はマジで記憶なくて、『夢で会えたら』好きでしたって言われたらちょっと複雑な感じで、自分の中では全然やってる感がないっていうか、幸か不幸か新幹線の中3時間半ぐらいあって寝られるっちゃあ寝られんねんけど、長いからそれも大変やし」
後藤「それこそリニアモーターカー開通したら芸人死ぬで……」
今後の時代の進化と労働が激化する未来に震える芸人が、そこにありました。便利は不便でもある部分もあるなと思わされた瞬間でもありました。
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