ジャニーズは手紙以外禁止、AKBは1万円超NG… アイドルの貢ぎ物事情
#ジャニーズ #AKB48 #ももいろクローバーZ
名古屋を拠点とするご当地アイドルグループ・BOYS AND MEN(以下、ボイメン)の元メンバーで、現在はタレント兼料理人として活動している小林豊。2月21日発売の「女性自身」(光文社)では、ファンのAさんが、小林の“転売事情”について告発している。
小林といえば、昨年4月にニュースサイト「文春オンライン」が、2021年10月に福岡の薬局で万引き事件を起こし、警察に連行されていたと報道。これによりボイメンを脱退し、所属事務所を契約解除となっていた。
今月14日には、福岡でチョコレートを販売するイベントを開催するなど、現在もファンと交流している小林だが、なぜかAさんはこのタイミングでボイメン時代の小林の行動を告発。
それによると、19年にフリマアプリ「メルカリ」にAさんがプレゼントした洋服が出品されており、本人を問いただすと、「誰にも言わないで」と懇願されたという。
しかし、小林はその後も化粧品などを出品。中には、ももいろクローバーZの年越しイベント『ももいろ歌合戦』で出場者がもらったと思しきグッズも含まれていたそうで、同誌は「仕事で得たものを転売したら問題」と糾弾している。
真偽のほどは不明だが、ネット上で「クズすぎる」「万引きしたものも売ってたとしたら、ヤバすぎ」と批判が相次ぐ一方、贈答品の転売に関しては「芸能人としてはアレだけど、法的にはなんら問題ないのでは?」「もらったら自分のものだし、何がまずいの?」と小林を擁護する声も見られる。
プレゼントの転売騒動といえば、17年に広島を拠点に活動するアイドルグループ・MAPLEZ(18年に解散)のあるメンバーが、プレゼントを「メルカリ」に出品しているとのうわさが立ち、批判が続出。
当時、所属事務所は「本人はプレゼント・私物を出品等しておりません」と否定し、プレゼントの一部をメンバーの親族が不用品として出品していたと説明。加えて、「プレゼント等の取り扱いにおける事務所管理の問題を痛感」したとして、所属タレントへの「プレゼント全面禁止」が発表された。
さらに、この騒動の影響で、今度はアイドルグループ・ICE CREAM SUICIDE(17年頃まで活動)のあるメンバーに同様の疑惑が浮上。このメンバーは出品したことを素直に認め、「ファンの方を悲しませてしまったこと、失望させてしまったこと、応援してくださる皆様を裏切ってしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪していた。
そもそも、ほかのアイドルはプレゼントを受け取っているのだろうか。大手事務所を調べてみると、ジャニーズ事務所は古くから手紙以外の贈り物は禁止。
ももいろクローバーZらが所属するスターダストプロモーションや、Hello! Projectも同様で、共にコロナ禍以前はプレゼントを受け付けていたが、最近は感染防止の観点から「手紙のみ」としている。
乃木坂46などの坂道グループも同様に「手紙のみ」だが、その一方でAKB48グループは、直営劇場を経由する形でプレゼントを受けとっている模様。ただし、公式サイトには「税別の定価が1万円以上の品物」「下着類」「自己制作CD・DVD」などの“受け取れない物”がずらっと記載されており、細かくルールが定められているようだ。
ちなみに、アイドルビジネスが盛んな韓国芸能界でも、アイドルによるプレゼントの出品が発覚し、アイドルグループのメンバーが謝罪に追い込まれるケースがたびたび起きている。日本に限らず、この問題はアイドルビジネスには付き物なのだろう。
小林の報道をきっかけに、現在ネット上では“推し”へのプレゼントをめぐり、さまざまな意見が飛び交っている。アイドルになった以上、ファンの夢を壊さないでほしいものが……。
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